本文へスキップ

退職後も輝いて!岡山県高校・障害児学校退職教職員の会

岡山高退教定期総会の記録

 
 第40回定期総会(2019年)

午後の学習会(講師:吉岡弁護士)
第39回定期総会(2018年) 
第38回定期総会(2017年)
 第37回定期総会(2016年
第36回定期総会(2015年)

6/30(日) 京山公民館にて
高退教第40回定期総会開かれる

岡山支部 山本和弘

第40回定期総会が、6月30日(日)、京山公民館で開催されました。例年利用している岡山生涯学習センターが、予約の関係で借りられなかったため、初めて利用した会場でした。駐車場が少ないこと、作品展会場から距離があること、などの不便はありましたが、ゆったりと落ち着いた雰囲気のもと、議事を進めることができました。
総会の議事は、島田宏恵(岡山)杭田利晃(美作)の両氏を議長に進められました。

冒頭挨拶にたった萱栄次会長は、「残念ですが、去年と同じ挨拶になります。安倍さんが、改憲企図を去年以上に強めています。改憲は、平和の問題でもありますが、教育問題でもあります。私たちは、かつて、教職に就くとき、憲法と教育基本法の遵守を誓約しました。47年教育基本法は、第一次安倍内閣で改悪されましたが、この上憲法が改悪されて、九条二項が空文化され、集団的自衛権を行使する自衛隊が憲法に明記されることになれば、教師はその改悪憲法を遵守して教え子を戦場に送るために働かなければなりません。その意味で、憲法改悪は教育問題です。『教え子を戦場に送るな』という幅広い合意のもとに、昨年には幼小中高の退職教職員アピールが可能となりました。さらに運動を広げて、改憲をストップさせなければなりません」と強調されました。
議事では、美甘晃事務局次長が「2018年度の活動経過・経過のまとめ」、河原和子事務局次長が「決算報告」を提案し、監査の田中博さんから「会計監査」の報告がありました。
これに対し、「『故郷の美しい自然・水資源をまもるため美作市のメガソーラー建設に反対する運動に高退教会員も加わって活動しています』とあるが、難しい問題だが、詳しいことが分かれば説明を。」などの質疑が寄せられ、事務局から、『会報第155号」の編集・取材を踏まえて、「自然に優しいクリーンエネルギーの開発・普及は大切だが、自然に優しいと言いながら元の山の形が残らないほど山肌を削り、環境への負荷が懸念されるソーラーパネルを大規模に据え付ける工事が、地元住民の不安をよそに、十分な合意のないまま推し進められている状況があり、ひきつづき注目していきたい」旨の発言がありました。
続いて、「2019年度活動計画」を藤原斌事務局長が、「予算案」を、河原和子事務局次長がそれぞれ提案。これを受けて、質疑・討議がおこなわれました。
「改憲・反動化に反対する視点と共に、対米従属性を暴く視点、日米地位協定の問題点に迫る運動が重要ではないか」、「岡山に公的な夜間中学を作る運動を具体的にどう支援していくか」、「岡山高教組修学援助会、ゆきとどいた教育をもとめる全国署名の運動に、高退教の力をもっと発揮すべき」など、活発な発言がありました。
また、来年の結成40周年記念行事について、現時点での素案が紹介され、会員の皆さんから「40周年に寄せて」「高退教と私」などの文章を積極的に寄稿していただきたいこと、また高退教の歩みを偲ばせる写真などの提供して頂きたいこと、など事務局からの要望がありました。
最後に、新年度役員を提案の通り承認して、総会の議事は終了しました。役員については、事務局次長だった居郷毅さんが急逝されたこと、旭東支部幹事として、昨年度も総会終了後から実質協力をいただいていた岸本幹雄さんが、今年度は、正式に承認されこと、会計監査のうち1人、田中博さんから津島宣夫さんに交代。などの変化がありました。

ページの先頭へ


総会午後の学習会
吉岡康祐弁護士を講師に 憲法26条(教育権)改訂のねらいを探る
  岡山支部 小林 軍治

 
岡山高退教は、午前中の総会に続き、午後から学習会を開催した。講師は、吉岡康祐弁護士で、「憲法26条(教育権)改訂のねらい」と題して、約1時間話していただいた。
もっとも印象に残ったことを紹介する。
自民党は、改憲四項目のひとつに、「教育の無償化」をあげているが、この本当のねらいはなにか、一般的には「維新」を取り込むためであると言われているが、なぜ、多くの人権項目の中で、26条を取り上げたのか考えなければならないと語った。
ほんとうのねらいを知る上で重要なものとして、次の二つを上げた。
一つは、自民党の「日本国憲法改正草案」(2012年4月27日)で、26条に3項(資料1)を新たに付け加えたことである。これは、「教育にたいして、国家の関与を強力にもとめる」ことを意味し、戦前に戻ることである。
二つ目は、2006年の第一次安部内閣で「教育基本法を改悪したことである。この内閣は、「戦後レジュームからの脱却」と「美しい国」(資料二)をめざして、「国が教育を管理指導し、国家の基本方針に従順に従う国民を作るために、一番重要な分野である」と考え、おこなった。
弁護士は、安部さんの改憲への思いは、根深く、執念をもってやっていることを、わたしたちは決して忘れてはならないと強調した。
戦後、日本の教育は、戦前の反省にたって国の関与を排除し、教師の教育的自由を認めた「教育基本法」(1947年3月)が出来たと。その前文を紹介した。
私は、司会をしながら「われらは、さきに、日本国憲法を確定し―――。この理想の実現は、根本において 教育の力にまつべきものである。」と心の中で誦じ、「生徒とともに」をモットーに理想に燃えていた、20代の若い頃を思い出し、こみ上げるものがあった。
そのほかで、気に入った弁護士の言葉を紹介する。
(一)学生時代に印象に残った長谷川正安先生(名古屋大学)の「日本は二つの法体系がある。」(資料三)
(二)弁護士法第一条の「社会正義の実現」は、「憲法理念の実現」と読むべきだ。
(三)私は、自分自身を「憲法を愛する自由主義者であり続けたい」という信念のもとに、活動を続けている。
最後に、2015年に岡山弁護士会会長に就任したときは、「憲法が安部首相によってずたずたにされている「憲法」(憲法くん)から憲法を守ってくれと命じられたような気持ちになった」と語り、その後、「おかやまいっぽん」の共同代表になり、市民と野党の共闘で参議院選勝利のために全力でがんばりたいとの決意を述べた。
(資料一)3.国は、教育が国の未来を切り拓くで欠くことができないものであることに鑑み、教育環境の整備に努めなければならない。
(資料二)「美しい国」とは、個人主義よりも「全体主義」を美徳とし、「愛国心」が旺盛な国民が居住する国家で、かつ、「天皇を戴く中央集権的な国家」であると考えていると思います。これは、自民党の憲法改正草案前文を読めば明確です。
(資料三)日本には、二つの法体系がある。すなわち憲法を頂点とすry国内法体系と、日米安保条約を頂点とする憲法9条とは矛盾する国内法体系(たとえば日米地位協定に基づく刑法の特別法である刑事特別法等)です。その二つの法体系は相矛盾しながら存在し、政治の枠組みができあがっていると主張するのです。
追記
参議院選挙の結果、改憲勢力(自民、公明、維新など)は、改憲発議に必要な三分の二を割った。にもかかわらず、安倍首相は、記者会見などで、8回券論議については)少なくとも議論すべきだという国民の審判は下った」と述べ、今年度中の改憲発議に意欲をしめした。
わたしたちは、「全国九条の会」「岡山県九条の会」などと連携し、ひきつづき「安倍九条改憲NO!3000万人署名」を、地域、街頭でさらにすすめ、かならず安倍9条改憲を阻止しよう。このことが、4月23日に亡くなった、「まじめで責任感の強い演劇青年、居郷毅」さんの志を引き継ぐことにもなるだろう。

ページの先頭へ


万難排して
高退教39回(2018年度)総会開く
  備西支部 清水親義

       

7月8日、平成最悪の豪雨災害に見舞われ、開催さえ危ぶまれる中での「岡山高退教第39回定期 総会・学習交流会(於岡山県立岡山工業高校)亅開催となりました。在来線が全面的に止まり、道路も各地で寸断という状況でしたが、ひとり増え、もうひとり増えと、最終的には参加予定者(47名)の8割を越える会となりました。

開会に先立って、濱越唯利さんのアコーディオン演奏のもと、懐かしさに浸りながら「鐘の鳴る丘亅を全員で歌いました。合唱後の、この歌の背景についての解説中、「菊田一夫も孤児だった」というくだりでは、いくつもの驚きの声が上がりました。

 
「緑の丘の赤い屋根
とんがり帽子の時計台」
と始まるこの曲。
結びはこうです。
「昨日にまさる 今日よりも
明日はもっと幸せに
みんななかよく おやすみなさい。」

戦争が終わった時に、戦争孤児は12万人。
1917年にカトリックのフラナガン神父によってアメリカで創設された「少年の町」の、「この世に悪い子はいない。愛を持って接すれば、非行少年も必ず立ち直る」という精神を、菊田一夫が日本人向けにアレンジしたものが「鐘の鳴る丘」だそうです。
菊田一夫は、さらに「戦災孤児は誰が作ったのか、彼らがカッパライをするのは生きるためではないか」というメッセージも込めています。
戦争が終わり、国中が貧しい中でもどこかに希望が存在していた時代。その希望の根拠が憲法に集約されていたはずの時代。そういう明るさを湛えた歌が、眩しいほどに愛おしく思われました。

このドラマに誘発されて、戦争孤児たちと共に靴磨きや道路工事の手伝いをしながら、昭和28年に「おいらの家亅を完成させた品川博青年の行動は、濱越さんの言葉通り、まさに「加計学園と逆亅の方向にあるもので、品川青年の志と比較すると、加計学園のおぞましさが際立ちます。

この後、議長選出で備西地区の西功さんが議長となり、そこから小林軍治副会長、萱栄次会長の挨拶と続きました。副会長挨拶の中で印象的だったのは「戦争、暴力の反対語は平和ではなく対話です亅というフレーズの紹介でした。対話が成立しない現在の政治状況や世界情勢を考えると、この挨拶に続く会長挨拶の中の「9条改悪は、軍事力問題というだけでなく、教育の問題という捉え方が必要亅で、「我々は『教え子を戦場に送らない教育』から『教え子を戦場へ送る教育』への転換を容認できるのか」という問いかけと共に、今何が必要なのかを厳しく考えさせられるものでした。

総会に移り、藤原斌事務局長による経過報告が行われました。活動はまさに小さなことの積み重ね。岡山高退教の活動も多岐にわたり、一言では言い表せない幅の広さです。

私清水が特に感じたことは二点。まず一点目は「事務局のおかげだなあ!亅ということ。様々な活動の裏には当然必ず準備があり、その中心は事務局ですから、11回という事務局会議の回数には頭が下がります。この上にさらに4回の幹事会もあるのですから。

二点目は、「これも対話かな?亅ということ。2017年に初めて、岡山県退職教職員会、岡山県退職女性教職員の会、岡山高退教という三者で、統一した取り組みが可能となったのです。本来敵対する関係にない組織同士でも中々共闘できないという現実があるのは悲しいことですが、これを乗り越えたわけです。この問題では岩佐仁志さんに特別の発言が求められ、実現に至るまでの経過が報告されました。

中西孝さんの報告は、一筋の希望の光を見せてくれるものでした。

  中西さんたちが、安倍改憲反対の活動をしているその前を、高校生たちが通学のために日々通り過ぎていく。それは何でもない日常的な風景で、それは何度も繰り返されるだけのように見えたのだが、そんなある日、「おじさんたちはもう戦争に行くことはないのに、戦争に行かされるのは私たちなのに、こうやって私たちのために運動を続けて下さっているんですね。亅という声が突然掛けられた、というのです。

対話の誕生です。胸にグッと来ました。

決算や予算関係については、河原和子さんのご尽力のお陰という一言に尽きます。それも、極めて長期間です。

会員の皆様、どうか会費の納入を忘れず、無駄な手数料の掛かる窓口扱いを止めて、ATMかネットによる送金を心掛けて下さい。

総会の締め括りは、衣笠祥子さん朗読による「特別決議」でした。埼玉県から参加の武田昭一さんから、「衣笠さん採用の時、面接をしたのは僕です。亅というような昔話も飛び出し、会場が湧きました。(注面接云々は、実は夜の懇親会の話で、清水の記憶違いでした。)

役員改選では、副会長として長年高退教を支えてこられた難波娃子さんが今回副会長を離れられ、今後は顧問として見守っていただくこととなりました。長年のご労苦とご活躍に感謝と敬意を表して、この報告を終わります。 



 

 


 

高退教定期総会  午後の学習と交流

岡山支部 居郷 毅

                

岡山高教組書記長の松本太さんを講師に迎え、今の高校現場の抱えているさまざまな課題について、報告していただいた。教職員の働き方、人事評価制度、子どもの貧困、国と県がすすめる教育施策、部活動問題、…

どの問題においても状況は深刻かつ複雑。語られた実態は、どれも想像を超えるものであった。

以下、紙数の都合で、学校現場の多忙化と人事評価制度に絞って述べる。   

1972年に制定された、限定4項目以外は時間外勤務を命じられないと定める「給特法」における教職調整額4%は、1966年の勤務実態調査の結果が根拠になっている。当時の時間外労働は1週間で1時間48分、2013年調査の時間外労働は15時間9分。給特法の建前と現実との乖離は明らか。教職員の善意、熱意につけ込んだ「やりがい搾取」によって、賃金抑制は常態化し、無償の長時間労働を強いられている。                   

さらに、特色の維持、成果の上乗せが求められ続ける「看板掲げ競争」限られた人員で限りない仕事をし続けなければならない「ビルド&ビルド」の状況が追い打ちをかける。教員採用試験の志願者数が減少し、休職・退職者も増加傾向にあるのも当然のことだ。そうした学校現場のブラック化に拍車をかけているのが、人事評価制度と「賃金リンク」。

「新しい教職員評価システム」の「全校試行」は2006年度に始まった。あれから10年を経て(2012年の県教委「提示」以降4年間は阻止したものの)ついに「賃金リンク」は導入されるに至った。                                     

以下は、評価システム・賃金リンクに対する高教組アンケートからの抜粋。                                

・働いている者、仕事ができる者が多くの給料を得られることは当然。組合も、働いていない、できない、モチベーションが低い者まで一律に給与を求める考え方を改めては?                          

・職場内に士気の低い先生がおられるのは事実であり、組合としてもこの問題を避けて通っていては、いつまでも県民に理解されないのではないか。   

・「目に見える成果」を出した人だけが評価される。この「目に見える成果」を出すために、新たな試みや短期間で結果が見えることを作り出していく傾向があり、それが自分たちの「首を絞める」ことになっている。「見える形」を重視する成果主義は、教育現場になじまない制度だ。

・賃金リンクがあろうとなかろうと、自分のやるべきことをきちんとしていくだけだ。評価を上げるために頑張ろうという気にもならないし、他人と競争しながら「教育」という仕事に向かう気にもならない。だからといって、手を抜くわけではなく…。目の前の生徒を大切にしながら働くことが、自分の中では一番重要なことだ。       

現場の声は多様。一筋縄ではゆかないジレンマを孕んでいる。多忙化の中で、仕事への負担感の大きい教職員を中心に肯定的な意見も少なくないことに衝撃を受けた。危惧されるのは、職場のチームワークが壊され、教職員が分断されること。

安倍「教育再生」のもとで、学校現場を管理し、教育の自由を制限する次期学習指導要領による「国づくり」が正体を現しつつある。その危険性を注視、分析をしなくてはいけないが、現場は日々忙しく、目の前のことで精一杯、批判的に対抗していく力が生まれてこない。組合活動の意義、平和、憲法、要求することの意義についても“思考停止”に陥っている。青年部アンケートからも、無理解・無関心が広がっている実態が報告された。組織率の低下(今や3割強)も止まらない。

しかし、絶望、悲観してばかりはいられない。総会の報告で紹介されている体験談の中での中西さんの感想「今どきの高校生も捨てたもんじゃない。」「長野、山口、岡山がかろうじて持ちこたえている。高教組が一定の役割を果たしている。」という岩佐さんの発言等には、大いに励まされた。同時に、退職教職員として、一市民として、私たちに何ができるのか。学校現場の教職員と子ども・生徒たちを応援し、励ますために何をすべきか。痛く考えさせられた。

ページの先頭へ


総会で採択された特別決議です。

【特別決議】
安倍9条改憲に反対するとりくみをさらにすすめよう


「戦後レジームからの脱却」を唱える安倍首相と自民党は、「憲法9条に自衛隊の存在を明記する」などの改憲計画を着々と進めています。今年の1月、自民党両院議員総会で、安倍首相は「わが党は結党以来、改憲を党是として掲げてきた」「いよいよ(改憲を)実現する時を迎えている。責任を果たしていこう」と強調し、国会での改憲発議を急ぐ構えをあらわにしました。
これにたいして、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」の呼びかけでとりくまれた「全国統一署名(3000万人署名)」が、今年の憲法記念日現在、全国で1350万人分を超えて広がるなど、安倍改憲に反対する世論と運動は、急速な高まりを見せています。
高退教会員も「教え子を再び戦場に送らない」という思いを胸に、「9条の会」「戦争させない・9条壊すな!総がかり実行委員会」などの運動に積極的に参加するとともに、今年の春には、「高退教」・「岡山県退職教職員の会」・「岡山県退職女性教職員の会」の三団体が中心となって呼びかけた「退職教職員の連名アピール」に、650人以上が名を連ねるという特筆すべきとりくみも生みだしてきました。
森友・加計問題の文書の改ざん、自衛隊の日報の隠蔽、厚労省の不適切データ、前川前事務次官の授業への不当介入など、疑惑や不祥事、劣化現象が次々と露見し、「安倍政権はもはや末期的状況」だと言われる事態が進行するもとでも、「働かせ方改悪」法や「カジノ」法などの悪法を、多数議席を恃んでごり押しし、さらなる政権継続への執着をあらわにしています。このような、憲法の精神から最も遠い安倍政権に、断じて憲法を変えさせるわけにはいきません。
憲法遵守を誓約して教職員となり、「この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである」と謳った1947年教育基本法に基づいて教育活動に専心してきた私たちにとって、9条改憲は、自身の半生を否定されることに他なりません。いま、私たち一人ひとりの憲法への思いを大いに語りながら、退職教職員としての条件やつながりを生かして、「安倍9条改憲NO!」の世論と運動を、さらに広げていきましょう。そして、安倍政権もろとも、9条改憲策動に終止符を打とうではありませんか。         

以上決議します。
2018年7月8日                    
岡山県高校・障害児学校退職教職員の会総会
ページの先頭へ


岡山高退教第38回定期総会(2017年)を開催
  岡山支部  井上俊清

総会のオープニングでは、濱越さんのアコーディオン伴奏で組曲「子どもを守るうた」を…?キンピョウハンタイ、センソウハンタイ、?コドモタチヲセンソウニオクルナ!♪、…総会出席者48人が思いを込めて合唱しました。 開会行事の後、討論に入りました。
 「28年間続いている教育全国署名にかかわって、『継続は力なり』、ゆきとどいた教育求めて延べ4億5千万筆もの署名を国会に積み上げた力は、着実に教育条件を前進させてきた。このことに自信をもって引き続いて署名運動をすすめていこう」「(安保法制の廃止と立憲主義の回復をもとめる『おかやまいっぽんの会』を知らない人は?)(10人程が挙手)。このように、広がりがまだまだ不十分な状態にある。市民と野党の共闘を発展させるために、『おかやまいっぽんの会』の活動を知り合いに広げてほしい」…など意見が出されました。
 また、『教育研究全国集会 2017 in岡山』(8/18〜8/20)の成功に向けて、分科会等に岡山高退教から30人の要員を確保してほしいこと、積極的に分科会等に参加して発言してほしいことなどが訴えられました(高教組に参加券があります)。
 会計担当者からは会費納入時の要請がありました。「会費払い込みの手数料が年間15,000円にもなっている。もったいない。手数料の安いATMで振り込んで欲しい。なお、郵便局の口座を持っている人は月3回までは無料扱いなのでこれを利用してもらえたら…」。このことに関連して、「ケチケチしないで会費を値上げすべきだ」との意見がありましたが、逆に値上げに強い反対の意見も出されました。
最後に役員改選があり、新役員が選出されました。

ページの先頭へ


2017岡山高退教総会 講演・交流   
岡山支部 美甘 晃

 午後の学習・交流では、「教育勅語と道徳の教科化」と題して、おかやま教育文化センターの田中博先生の講演があり、その後、講演内容をもとに質疑・交流をおこないました。
 森友学園問題に関連して、同学園が同保育園園児に教育勅語を暗唱させているという、一瞬耳を疑うようなことが判明、世間の注目を浴びました。文科省審議官が、国会答弁で「教育勅語には今日でも通用するような普遍的な内容も含まれていて、適切な配慮のもとに活用していくことは差し支えない」と発言し、教育勅語を学校教育
で使うことについて「憲法や教育基本法に反しないような形で教材として用いることまでは否定されることではない」と政府が閣議決定するなど、戦後完全否定されたはずの教育勅語が亡霊のようによみがえり、へたをすると復活してしまいそうな気配さえ感じる情勢です。 2015年の小・中学校の学習指導要領の一部改正で、「道徳の時間」が「特別の教科 道徳」に変更され(いわゆる「道徳の教科化」)、2018年度から全面実施されます。新指導要領の示す指導項目の中には、平和の希求や平等、人権や民主的な社会づくりなどの「ことば」はなく、責任、奉仕、謙虚、感謝、畏敬の念などの文言が目立つとのこと。民主的道徳教育をすすめるにあたっては、徳目の押し付けではなく、個人の尊厳、個人の正義と社会の正義を共に探求することが大切であり、教育勅語をめぐる情勢もふまえ、道徳の教科書を注視し、文科省の示す道徳の内容を多くの人に知らせ、これから道徳教育をおこなう教師を精神的に支援することが大切だということを確認しました。
 講演後の交流では、「ある意味これはチャンス、教育勅語が子どもたちを戦争に駆り立てるためにいかに利用されたかをしっかり教えるべきだと、ある会で発言したところ、年配の参加者から教育勅語はそんなに甘いものではないと反論された。」
「教育勅語には日本人に色濃く存在する義理・人情という感情を刺激する側面があるのではないか。」「教育勅語は大和ことばではなく、もったいぶった響きのある漢文訓読の文体。アベの大嫌いな中国で生まれた儒教を元に、明治政府が考案したもの。」
 「われわれの道徳教育はどうあるべきかという議論が足りなかったのではないか。」
「われわれの道徳は、憲法の理念に基づく人権・民主主義を基本にした近代的市民道徳だ。」など、多彩で興味深い意見が相次ぎました。

ページの先頭へ


「一本の鉛筆」から始まった
7月3日(日)、第37回定期総会開く(2016年)

 第37回定期総会は、岡山生涯学習センター(ミーティングルーム)で7月3日(日)開催。梅雨のさなかにもかかわらず晴天と真夏日が続き、当日は、今年最初の猛暑日でした。
 オープニングは、恒例の濱越唯利さんのアコーディオン伴奏による歌声。今年の一曲は「一本の鉛筆」。手作りの楽譜には手製の資料も添えられていました。「一本の鉛筆があれば/戦争はいやだと私は書く」という歌詞を持つこの曲は、1974年第1回広島平和音楽祭で美空ひばりのために書き下ろされたもの。生涯歌った曲の中からひばり自身が選んだ好きな歌10曲の中の一つに「一本の鉛筆」を挙げたというエピソードなどが紹介されました。
議長には、岡田憲朗(旭東)井上俊清(岡山、備北支部山本浩さんの代行)の両氏が選出され、萱高退教会長挨拶、三上高教組委員長の来賓挨拶につづき、総会の議事は始まりました。
 18才選挙権の実施、参院選投票日目前という情勢を踏まえて、活動計画の中には、「安倍自公政権の暴走を止め、安全保障関連法制(戦争法案)の廃止と立憲主義の回復、個人の尊厳を目指す政治勢力の結集をすすめる運動にとりくみます。」の一項が新たに加えられました。
 また、会員の高齢化が進む中、より身近な細やかな要望に即した「陽だまり」になる高退教をめざし、親睦と交流活動の充実をはかること。近年360人前後で推移している会員数(総会時点359人、新入会10名)を400人に増やすことを目標に「会員増やし」の取り組みを強めながら、高退教の組織と運動の新しい発展を目指すことを再確認しました。
 各分野で活躍されている参加者からの発言も相次ぎました。「教育文化センター」の活動と今後の課題について、事務局長の岩佐仁志さんから。「子育て教育相談ネットワーク」「AALA」などの活動に関わる正保宏文さんは、生活苦にあえぐ高校生が少なくない実態と岡山高教組修学援助会の取り組みの必要性に言及。武田芳紀さんからは「自然歴史探訪」の備西地区の取り組みが報告され、「作品展」も含めて現職(高教組)にも参加を呼びかけてはという提案もありました。また、高垣章二さんから「記憶遺産」とりわけ戦争の記憶を次世代に継承していく取り組みとして、会報の原稿を依頼してはどうかという貴重なご意見もいただきました。 
    最後に、新年度役員は全員留任(旭東支部の1名は未定のまま)
   を承認して、総会の議事は終了しました。(居郷毅)
   なお、総会で選出された新年度役員は、次の通りです。


ページの先頭へ

午後の学習と交流
 いま、教育現場は??

 

18歳選挙権と教職員評価制度

午後は、村田秀石氏(倉敷工業高校教諭)を講師に迎え、「18歳選挙権と教職員評価制度の現状と課題」について学習と交流を深めました。
 総会で決定された2016年度活動計画に「多忙化と健康不安、教員評価・賃金リンク、子どもの発達と教育をめぐる諸課題の深刻化、などのもとで、悩み、困憊して、心身の不調に苦しんだり早期退職を余儀なくされる現職も少なくない状況を打開する上で、退職者の経験に基づく知恵や力を、つながりや条件を生かして発揮していくとりくみもますます重要です。」とあります。これを踏まえ、現在の学校現場と現役教職員の生の姿を、まず知ることが必要との問題意識から設定されたテーマでした。期待通り、私たち退職教職員が思いも及ばない、いまの現場の実態を生々しく知ることができました。
 講演の第1の柱は、「18歳選挙権」。
 村田氏は、総務省・文部科学省発行の「私たちが拓く日本の未来 有権者として求められる力を身に付けるために」と題されたパンフレットや、文部科学省の「高等学校等における政治的教養の教育と高等学校等の生徒による政治的活動等について」(昨年10月29日)といという通知文書、また教科書出版社が発行している学習教材(「Work Sheet 18歳選挙権に向けて」 清水書院)などを題材に、ご自身の実践例や悩みも交えて、現場でどのような有権者教育が求められているか、その課題や問題点とともに、新たな可能性について提示されました。
文部科学省は、1970年代以来頑なに禁止し続けてきた高校生の校外での政治活動を、このたび、18才選挙権導入に伴って認めました。その一方で、今年1月の教育現場向けの「Q&A」で事前届け出制も容認しています。事前届け出義務づけに固執する愛媛県などの突出した動きも報道されていますが、岡山県教委は「学校の判断にゆだねる、ただし届け出制にする場合は県教委と相談する」という態度だそうです。
 権力や行政による不当な干渉や統制をはねのけながら、子どもたちとともに生き生きと政治が語れる真の有権者教育=主権者教育の発展に向けて、現職の皆さんの奮闘を応援したいものです。
 
  第2の柱は、「教職員評価制度」。
 高教組や父母・県民の憂慮・反対の声を押し切って、「教職員の育成・評価システム」が導入され、評価に基づく「賃金リンク」も現実に適用され始めています。村田氏は、県教委による「実施要項」を示しながら制度の概要をわかりやすく説明してくださいました。
 また、ご自身の「自己目標シート」や、校長による「勤務評価シート」の現物コピーも紹介しながら、生々しい現場の様子を語られました。総会に出席されていた皆さんにとっては、「さぞや現場は窮屈な事態がすすんでいるのだろう」と、うすうす想像しておられた以上の、別次元、別世界のような現場状況で、改めて大きな衝撃を覚えられた方も、少なくはなかったようです。かくいう私自身も、例外ではありませんでした。
 質疑・討論では、「主幹教諭・指導教諭」などという新たな職が置かれているそうだが、具体的には? 」とか、「もし私がタイムスリップして今の学校につとめるようになったとしたら、とても続くまい。今の若者は、どうやって耐えながら状況に対応しているのか?」等の率直な疑問への応答があり、職場のなまなましい状況がいっそう明らかにされました。
競争と統制の強化がすすむなかで、ともすればバラバラに分断・孤立させられている現職教職員の皆さんが、もっと元気と安心感をもって目の前の教育課題に立ち向かえるように、一市民として、教職経験者として、可能な応援・協力の在り方を探っていくことが求められているのでは、と考えさせられました。(山本和弘)


ページの先頭へ



戦争法をやめさせ、
憲法が輝く平和な日本を次代に引き継ごう
岡山高退教第36回総会(2015年)開く


「高退教作品展」の最終日に合わせて、7月12日(日)生涯学習センターで岡山高退教第36回総会が開かれました。
開会に先立ち全員で、『兵隊さんの汽車ポッポ』を浜越さんのアコーディオン伴奏で歌いました。
 この歌は、童謡『汽車ポッポ』の元歌であって、戦前旧陸軍演習場があった御殿場駅から出征兵士を万歳!万歳!と見送ったもの…『♪兵隊さんを乗せて、シュッポ…僕らも手に手に日の丸の、旗を振り振り送りましょう、万歳!万歳!…』…二度とこんな世の中にしてはならないとの思いを込めて歌いました。
 総会は、「おじいちゃんおばあちゃん達は憲法9条を守るために頑張った…と胸を張って孫たちに話せるよう運動を強めよう」との萱会長の挨拶に始まり、事務局提案(報告・協議事項)がなされました。また、『教え子を再び戦場に送るな!退職教職員1万人アピール運動』の中で作製されたポスターも紹介されました。
協議は、安倍政権が憲法9条を蹂躙して、日本を“海外で戦争する国”に作り変えようとしている緊迫した情勢を受けて、戦争立法にどのような姿勢で臨むかに議論が集中しました。予定時間を30分もオーバーして意見が交わされた後、全員の拍手で採択されました。
 今年度から新たな役員として、事務局次長に美甘晃さんと居郷毅さん、旭東支部幹事に岡田憲朗さんが入ることが決まりました。
最後に総会アピールを力強い拍手で採択し総会を終えました。(井上俊清)
総会で選出された新年度役員は、次の通りです。


ページの先頭へ
?


総会アピール−戦争法をやめさせ、憲法が輝く平和な日本を次代に引き継ごう−

 6月23日、「沖縄慰霊の日」の戦没者追悼式で、地元の高校三年生、知念捷(まさる)君が、「みるく世(ゆ)がやゆら(今は平和でしょうか)」と題した自作の詩を朗読し、深い感動を呼びました。「花を愛し 踊りを愛し 私を孫のように愛してくれた 祖父の姉」は、沖縄戦で22歳の夫を失い、遺骨も見つかっていません。無念を抱えて戦後を生きてきた彼女は、認知症を発症した今も、「すべての記憶が 漆黒の闇へと消えゆくのを前にして」、出征する夫を思う「軍人節」を繰り返し歌い続けます。「あなたが笑ってお戻りになられることをお待ちしています」と。詩は、古(いにしえ)の琉歌(りゆうか)を踏まえて、「弥勒(みるく)世(ゆ)がやゆら」と何度も問いかけ、「伝えねばならぬ 彼女の哀しさを 平和の尊さを」と、平和を引き継ぐ大切さを17歳の胸に刻みつけようとしています。
 安倍内閣は、「消費税率引き上げ延期の是非を問う」と称して、抜き打ちで強行した解散総選挙で多数議席を得たのを好機に、宿願の「戦後レジーム脱却」への道をひた走っています。最大の眼目として、今期通常国会では、会期を史上最高の95日間も延長して、集団的自衛権行使に道を開く「戦争法案」を、強引に押し通そうとしています。この法案については、衆院憲法審査会で参考人として招かれた三人の憲法学者が、全員「違憲」と明言したのにつづき、 衆院特別委員会の参考人質疑でも、元内閣法制局長官の二人が、「(集団的自衛権は)進んで戦争に参加することで、国民を守るというより国民を危険にさらす」(阪田(さかた)雅裕(まさひろ)氏)、「従来の憲法解釈と相いれず、憲法違反」(宮崎礼(れい)壹(いち)氏)などと厳しく指摘しました。批判の声は、閣僚経験者を含む古参の保守政治家や、現職自民党議員にも広がり、国民的な反対運動も、党派や思想信条を超えて大規模に繰り広げられています。各種の世論調査でも、批判と懸念の急速な高まりを伝えています。ところが、多数議席を恃(たの)む安倍内閣は、「合憲と考える憲法学者もたくさんいる」「憲法学者の数の問題ではない。」(菅官房長官)、「自衛の措置が何であるかを考え抜くのは憲法学者でなく政治家だ」(自民党高村副総裁)などと強弁する一方で、いみじくも若手議員の集まりで露見したように、乱暴な言論弾圧・報道統制への指向をあらわにしています。これらの事態は、九条のみならず、憲法の理念そのものを敵視する安倍政治の特異性を示すとともに、国民の意思や利益を踏みにじりながら、4月訪米時の誓約を最優先させるという、露骨な対米従属姿勢を発揮したもので、決して容認できません。
 高知県の元中学校教師竹本源治さんは、教え子を戦場に送り出した自責と悲嘆を、「戦死せる教え子よ」という詩にあらわしました。そして、詩の最後には、「送らじな この身裂くとも 教え児を理(ことわり)もなき 戦(いくさ)の庭に」という痛切な誓いの歌が添えられています。
 教え子の幸せな未来をこそ願って、教職の仕事に励んできた私たちは、ふたたび彼らを「理(ことわり)もなき 戦(いくさ)の庭に」送り出そうとする戦争法案を許すわけにはいきません。そのため、私たちは、「未来をひらく憲法9条と子ども・青年の命を守る 退職教職員1万人アピール」にとりくみ、その声を広げてきました。戦後七〇年の今年、私たちは、まさに「この身裂くとも」の思いで、戦争法案反対の声を高く上げ、憲法が輝く平和な日本を次代に引き継ぐために、一人ひとりの持ち味と、専門性、つながりを生かして、全力で奮闘するものです。   
2015年7月12日
岡山県高等学校退職教職員の会 第36回定期総会



ページの先頭へ



戦争法案を徹底解剖
〜学習会「憲法と戦争法案を考える」〜

午後からの学習会では、弁護士の古謝愛彦(こじゃよしひこ)氏を講師に、憲法と戦争法案について、みっちり学ぶことができました。
講師の古謝氏は、沖縄県那覇市出身、通信社記者として岡山・仙台・神戸で勤務の後、弁護士に。現在「せとうちオリーブ法律事務所」を開設、障害者の65歳問題をめぐる訴訟(浅田訴訟)や、年金訴訟の弁護団の一人としても活躍されています。
 古謝氏は、@集団的自衛権とは何か、A戦争法案の概要、B戦争法案の問題点、C最近の動き―憲法学者の見解、世論調査、Dまとめ―戦争への道をくい止めるために何ができるか。という柱に沿って、詳細な資料を提示しながら、法案の全貌と問題点、運動の方向性などについて、かみ砕いて説明してくださいました。
以下、印象に残った点を箇条書きします。
 ・集団的自衛権とは、「他国防衛」であって、「自国防衛」とは次元が違う概念。
 ・過去、集団的自衛権の行使と称して始められた戦争が、実際には他国の内政に干渉する不当なものであり、国際司法裁判所(ICJ)等により断罪されている。
 ・これまでの政府見解では、日本への急迫不正の侵害(武力攻撃)を排除するための必要最小限度の実力行使が認められているだけで、集団的自衛権は認められない。自衛隊は、「自衛のための最小限度の実力」であって憲法9条2項で禁じられている「戦力」には相当しない。この枠組みを取り払うと、自衛隊を合憲としてきた根拠も崩れる。
・講演、質疑を通して、「憲法は権力者の横暴を縛るもの」とするのが立憲制の原理であり、為政者が「解釈」によって憲法を変えるということは、それ自体憲法違反だという指摘が印象に残りました。
 講師が帰られた後も、「隣国の無法が現に想定されるとき、ではどう対応するのかという踏み込んだ議論が、憲法擁護の側にも必要」「日本国憲法には、不徹底な部分もあると個人的には思うが、憲法の平和・民主条項にターゲットを絞って攻撃が加えられている今の局面では、『改憲』議論に乗っていくことは危険。」「強行採決の動きもあるが、国民世論は大きく変化し、安倍政治を追い詰めている。」「まだ国民の多くは等閑視しており、悲観せざるを得ない」などなど、議論白熱。場を変えての交流会でも、熱い議論が続けられたようでした。(山本和弘)

岡山県高校・障害児学校 退職教職員の会

〒703-8258
岡山市中区西川原255番地 西川原プラザ3f

TEL 086-272-2245