高退教会報バックナンバー
145 20164(抄)

目 次
現代版関ヶ原の戦い
「改憲選挙」は初の市民革命となるか   岡山高退教会長 萱 栄次 
野党候補一本化なる
-市民の願いが実った画期的な合意-  岡山高退教副会長  小林 軍治                     
岡山高退教支部別「春の交流会」                  
【備南】『源氏物語』に隠された真理、奥深さひも解く 綾野 保晴
【岡山・旭東】身体もぽかぽか、元気もらえる交流会 大西 淑江
【備西】 今まで知らなかった「湊町」玉島を探訪   清水 親義
【美作】真庭バイオマス発電所 里山文化復活に期待  草地 浩典
【備北】草木染めと阿曽周辺史跡散策         藤原 洋平  
体を動かして、みんなスッキリ!春の恒例行事「健康体操教室」   井上 俊清  
退職後の新たな人生を楽しむ!(その2)       定広 輝海  
事務局だより                                                   

現代版関ヶ原の戦い
『改憲選挙』は初の市民革命となるか

岡山高退教会長 萱 英次

私たちが、今最も関心があるのは、夏の参議院選挙です。総理は「憲法改正」を争点にすると明言しています。昨年、あれだけ多くの国民に「戦争法強行は憲法違反」と反対されたのに・・・。現政権による憲法違反はこればかりではありません。秘密保護法の強行採決しかり、その国民への説明を求めた国会開催の拒否しかり、沖縄の地方自治権剥奪など、すべて憲法違反の行為と言えます。
今回の選挙は、政府与党とその補完勢力にたいして、昨年の国会前デモをおこなった若者たちの運動が原動力となって実現した市民・野党連合との戦いと言っても過言ではありません。
それにしても、現在の与党は異常です。今まで、国民の声をこれほど無視した政権はありません。いやいや、無視ならまだしも、最初から国民は眼中になかったのかもしれません。
そればかりではありません。これほど、国民を欺きだます政権もありません。最近のことだけでも、国会ではTPP問題で、自党の選挙ポスターや公的な選挙公報ではっきりと「断固反対」と書いているのに、安倍総理は「断固反対と言っていない」というのです。交渉経過資料の要求にも、内容が全く読めない黒塗り資料しか提示しませんでした。これでは、国会でのまともな議論は不可能と言うほかありません
この異常な状況を一日も早く解決し、立憲政治にもとづく民主主義と平和な社会を創るため、日本における初めての市民革命とも言うべき選挙結果を実現したいものです。


野党候補一本化なる-市民の願いが実った画期的な合意-

岡山高退教副会長  小林 軍治

はじめに               〈資料1〉

4月21日、岡山市内のホテルで参院岡山選挙区の野党候補を一本化するために、政策協定書(資料1)の調印式が行われ、民進党公認の黒岩健太郎氏を統一候補にすることで合意しました。
式には「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求めるおおかやまいっぽんの会」(略称 おかやまいっぽん)の大坂圭子共同代表、民進党岡山県総支部連合会に柚木道義代表、日本共産党岡山県委員会の石井ひとみ委員長、社会民主党岡山県連合会の福島捷美代表らが出席しました。
市民が待ちに待った「国民的大義に立った歴史的、画期的な内容で合意」が実現しました。ここでは、今回の一本化実現に大きな役割を果たした「おかやまいっぽん」の会について報告します。
設立までの経緯
この会は2015年9月19日に安倍自公政権が行った安全保障関連法案(戦争法)の「成立」を受けて、岡山県内でも「じっとしておれない。なんとかしなければ。」とこの法案に反対する声を上げた人々が集まり、2月28日に設立しました。会の中心メンバーは、岡山市九条の会連絡会(略称 岡山市九条の会)、ハシワタシ、ママの会などです。
1月14日、岡山市九条の会は、昨年12月20日に結成された「市民連合」の趣旨に賛同し、岡山でも共同の運動を進めるための懇談会を開催しました。
その後ハシワタシなどと共同で呼びかけ、「2016年参院選市民協力懇談会」を5回(第一 回・1月24日、第二回2円7日、第三回・2月14日、第四回・2月21日日、第五回・2月28日)にわたって開きました。
この懇談会には、国政選挙で野党共闘を応援しようと考えて、ママの会、東日本大震災が起こりおかやまへ避難・移住した人、小さな声を上げようと立ち上がった人、学者、宗教者など様々な人が集まって、今の政治を変えるためには何をすべきか協議しました。
その結果、2円28日に「設立趣意書」(資料2)を作成し、会を設立しました。趣意書の文言は、 できるだけわかりやすい表現にすべく練り上げました。

3月7日の記者会見
会は3月7日、岡山市勤労者福祉センターで記者発表と会見を行いました。会見には、会の共同代表3人(榊原、大坂、宮本)と事務局2人(伊東、小林)が参加しました。取材は、新開社7社(山陽、中国、時事通信、毎日、読売、赤旗、社会新報)とテレビ3社(NHK、RSK、KSB)、それに、選挙ジョッキーの座間宮ガレイさんなどです。伊東さんの司会で進行し、多くの質問が出されるなど、熱気に満ちたものとなりました。
榊原さんは、設立趣意書の説明をし「政治は自分たちで変えられる、選挙で実現できるということを伝えたい」と語りました。大坂さんは、母親の立場から「市民のみなさんに伝えたいこと」を用意し、ゆっくりとしたロ調でしつかりと話しました。宮本さんは 、政治家及び政党へ訴えとして「5野党含意を歓迎している。岡山でも市民会意で 一本化したい。」と述べました
会の今後について伊東さんは、「市民の側から提案し、民主主義をつくり直さなければならない。」とし、私は「市民が 政治に積極的に関われるような運動にしたい。」と強調しました。
各政党への要請行動
3円9日に共産党、社民党へ、13日に維新の党(高井事務所)、民主党へ、それぞれ要請行動に行きました。提案内容は、①趣意書の第二の活動の目的への賛同、②岡山の四野党が候補者を一本化し、選挙協力をずること、③おかやまいっぽんと情報交換や意見交換の場を継続的に設けることです。各党から提案について賛同するとの回答をいただきました。
会としては、②について、候補者を擁立している民主党、共産党に対して、中央での五野党合意に基づいて早急に話し合って欲しいと強調しました。同時に、会として、仲介の労を含め、一本化のために積極的に協力したいと話しました。
おわりに-これからが本番-
候補者の一本化が実現し、やっと戦いのスタートに立つことができました。これからが本番です。
岡山高退教の会員は、現役時代に「教え子をふたたび戦場に送らない」と憲法・旧教育基本法にもとづいて平和教育にとりくんできました。退職後は、地域九条の会などに所属し憲法九条をまもり、生かす諸活動に参加しています。多くの会員は、日本国憲法とともに人生を歩んでいると言っても過言ではありません。
それだけに、安倍自民党政権の憲法破壊の暴走は、許すことができません。自らの人生をかけて、立憲主義を回復し、民主主義・平和主義を守るために、野党統一候補の勝利をめざして奮闘しましょう。


趣味+文化+歴史+地域+健康+語らい=元気
―岡山高退教支部別「春の交流会」―


 高退教各支部恒例の春の交流会が、下記のとおり開催されました。
備南支部
【とき】3月23日(水)
【場所】くらしき健康福祉プラザ
【内容】藤原斌さんの「源氏物語講座」

岡山・旭東支部合同
【とき】3月24日(木)
【内容】1健康体操をご一緒に
2自然素材で工作を
3歌声、交流(近況報告)

備西支部
【とき】3月25日(金)
【内容】西爽亭(国登録有形文化財)からスタートして、湊町(みなとまち)玉島を探訪。

岡山・旭東支部合同
【とき】3月24日(木)
【内容】1健康体操をご一緒に
2自然素材で工作を
3歌声、交流(近況報告)

美作支部
【とき】4月4日(月)
【場所】真庭市
【内容】「真庭バイオマス発電所」を訪ねて。