HOME >> 新年度冒頭あいさつ(2018年)

新年度のスタートに当たって(2018年)   執行委員長 三上 雅弘

 2018年度が始まりました。一息つく間もなく,また,多忙な日々がスタートしたのではないかと思います。今年度もどうぞよろしくお願いします。
さて,みなさんの職場での声掛けにより,昨年度も多くの加入者を迎えることができました。一方,大変残念ですが,様々な事情により脱退された方もおられます。また,管理職になり組合を離れざるを得なかった方もおられますし,退職された方もおられます。これらの結果,2018年4月,岡山高教組は昨年同期より漸減でのスタートとなりました。やはり,組織拡大は急務であると言わざるを得ません。
先日,ある市役所の組合役員の方が新採用者に組合の話をしたところ,「家に帰って親と相談します」という回答だったそうです。この組合役員の方は,加入は無理かなと思ったそうですが,次の日,「家で親と相談したら,いまどき,組合があるなら入っておけ。何かあったときに助けてくれるのは組合くらいしかないと言われたので入ります」と言って加入してくれたそうです。若者が組合をとりわけ嫌っているわけではなく,ただ「知らない」のです。組合の重要性や役割,どんなことをしているのかをしっかりと伝えること,組合を知ってもらうことの大切さを実感する話ではないでしょうか。そこで今年度は,「真正面からの声掛けで“3ケタ拡大”を実現しよう!」というスローガンでとりくんでいきたいと思います。
組合は必要です。長時間過密労働を解決していくには,みんなが結束して声を上げることが,最も効果的な方法ではないでしょうか。県立の高校・支援学校の組合である我々が,唯一の県教委と対等に交渉できる団体です。
今までは当たり前だったことが,当たり前でなくなるのはあっという間です。組合があってこそ今の権利が守られ,権利や条件を前進・改善していく。至極当たり前のことを,正々堂々訴えて,真正面から組合の声掛けをしてみましょう。新採用者はもちろん,2年目,3年目の方や脱退経験のある方,ベテランの方も声がかかっていないだけかもしれません。組合の必要性を堂々と訴えてみましょう。
長時間過密労働の解消も大きな課題です。高校の統廃合問題,次期学習指導要領の問題,施設設備の充実,働きやすい職場づくりなど,今年度もとりくまなければならない課題はたくさんあります。
そして,憲法の問題です。ニュースなどでは,現在の国会の森友学園問題・加計学園問題の再燃,自衛隊の日報問題などで安倍政権の支持率が急落し,2018年中の改憲発議は消えたかのような報道がされています。しかし,改憲そのものをあきらめたわけではありません。高教組では現在,上部団体の全日本教職員組合(全教)だけでなく全国労働組合総連合(全労連)や様々な平和・民主団体とともに「憲法3000万署名」にとりくんでいるところです。先日,1人で職場の同僚を回り,家族の分まで署名をお願いし,103筆も集めたという方が書記局へこられました。この署名の集約は4月末までです。まだまだ集約数は少なく,最後のひと踏ん張りが必要です。「教え子を再び戦場へ送らない」この教職員組合の誓いを今一度胸に刻みなおし,改憲阻止のためにこの署名にとりくみましょう。
地道な活動と真正面からの声掛けで組織を大きくし,諸課題に丁寧にとりくむ1年としたいと思います。