7月の日記

2004年7月1日(木)
ター坊の秘密

院内の片隅にいる猫ちゃんにお気づきになったことがありますか?
大きいワンちゃんが来ても平然としている!?でも猫はダメという変な?猫…それがナルトの受付猫のター坊です。
ターちゃんの変わっている所…尻尾の先が白いんです!!
ほかの猫ちゃんの尻尾を見ても、なかなか珍しい尻尾みたいです。
かわいい尻尾です(^-^)

2004年7月2日(金)
いつでも受けよう狂犬病

待合室に貼ってある「4月から6月は狂犬病の予防期間です」というポスターを見て先生がつぶやいた言葉です。
6月28日付けのニュース…狂犬病が東アジアで急増、農水省、ウイルス進入防御へ仔犬の輸入検疫強化。
狂犬病による死者が中国など東アジアで増加しているそうです(いったん根絶した韓国でも)。
韓国では1984年に根絶したが、北朝鮮との国境沿いで発生し、根絶後に犬のワクチン接種率が14%まで低下していたため、流行が一気に加速し、人にまで感染が広がった。(接種率が80%以上でその地域での流行を防げる)
狂犬病が根絶された地域は豪州、英国、台湾、ハワイなど主に島国や地域にかぎられるが、海外から狂犬病ウイルスが進入する危険は常時ある。
狂犬病の発生がなかったインドネシアのフローレス島では97年に猟師、船員が持ち帰った3頭の犬から3年後には全島に流行し、計81人が死亡した。
日本では1957年以降発生していないが、ほとんどの国では今でも発生があり、世界で年間3〜5万人が死亡している。
日本でも決して安心のできることではないのです。厚生労働省によると国内で登録されている犬のワクチン接種率は77%(未登録の犬も含めると接種率は5割以下…?)
もし海外から狂犬病が入ってきたら、どうなるんでしょうか…??

☆狂犬病☆
○病気の特徴(症状)
平均30日の潜伏期間の後発症。初期はかぜに似た症状で、咬まれた部位に知覚異常が得られる。不安感、恐水症、興奮、麻痺、錯乱などの神経症状が現れ、数日後に呼吸麻痺で死亡する。発症してしまうと100%死亡する。
○感染経路・感染状況
感染した犬、ねこ、アライグマ、キツネ、スカンク、コウモリなどに咬まれたりして唾液中のウイルスに感染する。ほとんど全ての哺乳動物に感染する。
日本では1957年以降発生していないが、アジア、アメリカ、ヨーロッパなどの外国では、今でも発生があり、世界で3〜5万人が死亡している。
○予防
・万一の発生時に備え、日本では飼い犬に必ず年1回のワクチン接種を受けさせる(4〜6月)
・飼い犬は市町村窓口で登録する(犬の取得時に1回)

2004年7月8日(木)
暑くなってきました

暑くなってきました。
人間も動物も少しバテ気味です…
暑さで怖いのは日射病・熱射病です。
陰のない日向に長時間いたり(日射病)、暑い締め切った部屋や車の中にいる(熱射病)などで動物の体温が異常に上昇してしまいます。
その程度によって、呼吸の異常、体温の上昇、よだれを流す、意識の喪失、脱水、下痢などを起こし、処置が遅れると生死にかかわります。
特に肥満している子や長毛の子、シーズーやパグなど短頭種の子がなりやすいようです。
夏場は温度、湿度が高くならないように気をつけてあげてください。
お散歩に行くときは気温が下がって、地面を触って熱くないか?確かめてから行ってあげて下さい。
そして、いつでもお水が飲めるように&暑い時には保冷剤などを持ってお出かけしてください。
もしそのような状態になってしまった時は、すぐ獣医さんに連絡をしてください。

2004年7月22日(木)
今日から

今日から7月28日(水)まで院長不在のため、全休診(診療できません)です。
大変申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

2004年7月29日(木)
診療再開です

一週間休診させていただいき皆様にご不便をおかけしましたが、今日から通常通り診療を行ないます。
スタッフ一同リフレッシュしてがんばりますのでよろしくおねがいします。



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