

今や社会生活に欠かせないクルマ、平均一家に2台以上の時代となっています。 そのクルマを「安全で環境にやさしい」状態に保つためにも、定期的に点検・整備を受けるよう
定期点検は必要不可欠となっています。
ご存知かと思われますが、クルマは複雑な機械部品、電子部品など約3万点もの部品で構成されており、 使用しているうちに各部品の劣化や、装置の機能低下が進行していきます。これが自動車の
故障につながり、ひいては交通事故など重大な事故につながる危険性も潜んでいます。
故障を未然に防ぐためにも、定期的な点検とその結果に基づく適切な整備が必要です。


車検は一定期間ごとに国が行う検査で、あくまでも『その時点でのクルマの安全面や公害
防止面が基準に適合しているかどうか』を、テスターや目視などによて検査するものです。
従って、次の車検までの安全性が保障されているものではありません。
それに対して、定期点検は、クルマのトラブル防止や性能の維持を図るための予防整備であり、
点検の結果不具合個所があればそこを整備します。その際、部品の消耗などにより不具合が
発生する恐れがある箇所についても、不具合が発生する前に整備をして安全性を確保します。
トラブルのない快適なカーライフを楽しむためには、定期点検をきちんと受けて安全性を確認し、
不具合箇所は整備しておくことが大切です。
|