大竹市医師会設立50周年記念式典 

            

 
  
 平成17年5月21日エスポワール大竹(大竹会館)



 大竹市の市制移行にともない、大竹市医師会が佐伯郡医師会から独立して1955年(昭和30年)5月20日に設立総会を開催した。その設立総会において故荒田敏昌先生が初代会長に選出されてから50年経過した本年5月21日50周年記念式典が大竹会館(エスポワールおおたけ)において挙行された。来賓として藤田雄山県知事、高杉敬久県医師会副会長、生田隆穂佐伯区医師会長、望月 昭佐伯地区医師会長、保田浩平岩国市医師会長、角重信広島総合病院院長、村山正毅岩国市医師会病院センター長など多数の来賓や現会員等約70名の参加があり華やかな式典となった。藤田県知事は「大竹市医師会は介護保険関連の事業や休日診療において市民に多大な貢献をしており知事として感謝の念を平素から抱いている」と述べた。また、高杉県医副会長は碓井静照会長の挨拶を代読し、「設立までの経緯においては大変な苦労があったと聞いているが、今や介護の先進地区の感がある」と設立当時の労をねぎらった。

 50周年記念事業の一つとして大竹市医師会から大竹市に対し自動体外式除細動器(AED)2台が寄贈された。坪井信治大竹市医師会長から土石川澄大竹市助役に目録が手渡された。その際、荒田寿彦救急担当理事から人形モデルとスライドによる使用法の説明があり、出席者の興味を引いた。このあと永年在籍会員の表影が行われ松前良先生、屋代正一先生、谷川篤朗先生、内藤道夫先生、山根 實先生、松浦 巌先生、松尾 廣先生、貴船寿夫先生の8先生に表影状と記念品が贈呈された。記念式典、記念撮影ののち懇親会に移り、近隣の各医師会長からの祝辞、祝電が次々に披露された。先人たちの懐かしい話題で賑いだ一夜であった。