外来のお薬の院内調剤についてのお知らせ
玖珂中央病院では平成9年2月より医薬分業に取り組んできました。
医薬分業のメリットとして、「複数の医療機関で診療をおこなっている場合、
薬歴管理や服薬指導を充実させてもらえること。病院での薬待ちの時間がなく
なること。」等が一番のメリットですが、
一方、院外処方は「患者さんの医療費が増えること、薬局に行く手間がかかる
こと」などお年寄りの患者さんには特に不便もあり、また専門的には「病名を
知らずにおこなう薬剤師さんの説明やジェネリックへの変更は適切なのか」など
患者さん側のメリットが少なくなったとも言われ、最近病院の調剤は少しずつ
院内調剤に戻っているようです。
当院も、医薬分業の当初から主に「いちご薬局」に調剤をお願いしていました
が、「いちご薬局」のご都合もあり野口店を2月末までには閉店したいとのこと
で、この際当院外来では原則として院内処方に切り替えることにしました。
勿論、いちご薬局野口店以外の「かかりつけ医薬局」がありそこでの処方を
希望される方には今まで通り処方せんを発行いたしますが、当院の院内の処方
で構わない方には院内処方に切り替えてゆきます。
お薬が準備できるまで少し待って頂くことになりますがご了承ください。
今まで通り院外処方せんをご希望の方は、主治医か受付窓口でお申し出下さい。
23年3月 玖珂中央病院 院長