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Baby-Pro REPORT(7)
[新発想カーシート マシュマロフィッツ超解説]
 


まったく新しいスタイルのチャイルド&ジュニアシート
取り付け・試乗レポートページはこちらです→ 

<V>  
体重9キロ〜36キロ(参考年齢およそ9ヶ月〜11歳頃まで)
定価 39800円
サンセットオレンジ(OR) モンテレー(BL) ハイランドグリーン(GN)

<J> マシュマロフィッツ ジュニア
V字型のシールドのないタイプです
体重15キロ〜36キロ(参考年齢およそ3半〜11歳頃まで)
定価 19800円
コスミックブラック(BK) コスミックブルー(BL)



ワンタッチで開閉できる簡単装着 (※1)

<V> Vシールド固有の機構
Vシールド・Vホールド

ベルトと衝撃吸収素材を一体化させたV字型のシールドで頭部からおなかまで広い範囲を守ります。ジェットコースターに乗るようなごっついスタイルですが、実際の事故を考えれば、車はジェットコースターよりずっと危険だったりします。安心感はかなり高いですね。

Vヘッドプロテクター

広い面で即頭部をサポート。衝撃から守るためだけでなく、オヤスミもらくちん。窮屈そうに見えますが、意外と子供のウケはいいです。
ただし小さい子には頭部がサポート位置に充分届かないかもしれません。
Vグローアップホールド

Vゾーンは体格に合わせて若干上下するゆとりを持たせてあります。このあたり、もっと工夫すれば体格の小さい子にもフィット感が高まるかも。
 
ラクラク装着

足元のロックを一箇所留めるだけ。片手でするには要領がいりますが、一般のチャイルドシートに比べればずっとラク。

(※1 Vシールドの操作について)
乗せ降ろしは、股部のロックを外し、Vシールドを持ち上げて行います。Vシールドはベルトで本体に繋がっているだけですから、写真のように勝手に持ち上がっている状態にはなりません。きちんと親が支えていてあげてください。
 
<V・J> ジュニア・Vシールド共通の機構
発砲シェル構造

大きなサイズにもかかわらずたいへん軽量。
Vシールドはシールド部を支えるためアルミフレーム内臓で、5.7キロですが、ジュニアはなんと2.2キロ!梱包の箱が空箱に思えるほど、めちゃくちゃ軽い。

ハイバックレスト

事故時には体全体が浮き上がり、衝撃の反動で後頭部を強打する例が多くあります。
高年齢まで、しっかりサポートするハイバックレスト。かわりに小型車には似合わないくらい大きいです。
 
マシュマロシート

アップリカ得意のマシュマロシート。長期、変質せず、やわらかさを保つ、ふわふわのシートです。
ヒップフィットシート

お尻に優しいラウンドした成型。衝撃の分散性能も高まります。
ワイドシート

体重36キロまで使えるシートというのは、レカロなどの一部のシートを除きほとんどが、背もたれを外さないといけません。このシートは、そのままで11才頃まで使えるゆとりのサイズ。
 
ボディフィット・ランバーサポート

体の曲線に合わせた立体成型で、乗り心地抜群。
そのかわり分解も折り畳みも出来ません。あしからず。

リクライニング

僅かではありますが、リクライニング機構が付いてます。取り付け時に設定しますので、乗ったままの変更は出来ません。背もたれにリクライニングの付いている座席に有効です。

ヨーロッパスタイル3点固定方式
今や常識となりつつある3点固定。肩ベルトのある座席に簡単に取り付けできます。
(腰ベルトだけでは不可。)

洗えるシート
シートはとてもしっかりした生地ですから、何度でも洗えて、清潔に使えます。

簡単取り付け

シンプルな構造で適合車種も大変多く、取り付け操作もあまりコツのいらない簡単なものです。



<V>
マシュマロフィッツ
Vシールド

Vシールドは超ロングライフのカーシート。しかも背もたれを活かしたまま11歳までというのは数少ないです。(たいていは8歳くらいからは背もたれが足らなくなるので、背もたれを取り外し、腰下だけのブースターシートとして使用。)
カーシートを長く使用してきた方はお分かりと思いますが、カーシートに馴染んだ子供は、6歳になったからもうカーシートは乗らなくてもいいよ、と言ってもなんとなく居心地が悪そうにしています。車のシートベルトが補助無しで適正に使用できるのは身長140センチといいますから、6歳では、ホントはちっとも安全ではありません。きちんとそれまでの期間をサポートしてあげたいなら、こうしたカーシートはありがたいですね。
 
 
<J>
マシュマロフィッツ
ジュニア
  

通常の4歳までのカーシートをほぼ使いきってから移行するなら、上記の<J>がベスト。簡単な造りなので価格も安く、負担になりません。ただし、子供が小さい頃から背の高いバックレストがそそり立ちますので、キャビンの小さな車には、マキシコシジュニアのようなヘッドレスト可動式のものの方が圧迫感はありません。セパレートタイプでばらせるので、かさばらず、とっさのときにトランクにも突っ込める融通さが魅力です。
 


■Baby-Proの視点

側面衝突のテスト。強い衝撃にも
頭部がきちんとカーシートの中に
収められているのが分かります。

360度回転するテスト機。
横転、反転といった大事故からも
子供の体をキープしてくれます。

マシュマロフィッツシリーズは、V(Vシールド)とJ(ジュニア)で、内容的にはかなり異なる印象を受けました。私なりに両者の区別と、より実際的なアドバイスを試みます。

<J>
Jは全体がまさに衝撃吸収発泡材の塊で、2.2キロと嘘のよう軽く、「発泡スチロールのかたまりじゃん?!」と驚かれるかもしれません。しかし、車のシートベルトが適切な位置に通るようサポートするのがジュニアシートの役割なので、その目的以外には、極力軽いことが1つの大切な要素です。
その軽さのため、大きさのわりに扱いにくさが全く感じられません。立体成型でマシュマロシートを施したシートは、ゆったりらくらくの特等席。肩ベルトの高さ調節は2段階のみ。体格に合わせて肩ベルトをホックで留めておくだけで準備完了。使い方は拍子抜けするほど簡単。11歳まで背もたれが有効なハイバックレストなので、低コストで、長期間、快適に使えるものをご希望の方には、良い選択肢が出来ました。

ジュニアシートの対極にはレカロシートのように、重量はそこそこあるものの、体格に合わせたサイズの微調整が極めて柔軟に出来るシートもあれば、この<J>のように、軽さを極めたものもあります。両立すればより良いのでしょうが、そうもいかないのが現実です。

このシリーズは、頻繁に収納する方には向きません。折り畳めない上、サイズが大きいからです。
それと小型車には似合わない(やや後方視界をさえぎる)ほどのボリュームがありますから、大型車向きと感じます。(小型車に使えないという意味ではけっしてありませんが・・・)

サイズ:W520×D565×H765mm (起立時)
     W520×D675×H745mm (リクライニング時)
重量 :2.2キロ




<V>
<V>は文字通り「Vシールド」の効果が注目です。見た目同じに見える<J>と<V>の本体部ですが、Vシールドをつけるために、本体にもアルミフレームを通し、大変頑丈な造りに改造してあります。本体部は形こそ似ていますが、内容的には全く異なるものです。<J>があまりに軽いので、Vは重く感じますが、実は5.7キロとチャイルドシートとしては、大変軽いものです。(Jフィックスやゼウスターンの半分以下)

さて、V字型のシールドですが、第一印象は「かっこいいけどゴツイなぁ」というもの。

股部のロックは簡単に外れますから、片手でVシールドを持ち上げておいて、こどもを乗せます。シールドが持ち上がったところで止まると便利なのでしょうが、そんな仕掛けはあいにくありません。

問題は子供が違和感なくおさまってくれるかどうかです。見た目が今までにないスタイルのため、ちょと心配をしてしまいます。ジェットコースターのごついセーフティバーがそのままカーシートに付いたようなものですからね。
ただし、実際に走行中に事故に遭遇したなら、ジェットコースターの衝撃の比ではないでしょうから、考えてみれば当然こういう方向性もありうるはずです。

Vシールドの形・サイズ体重18キロのマックスに合わせてあるので、半分の体重9キロの子供にもぴったり合うとは言いがたいです。頭部もサポート部に充分届かないおそれがありますから、充分なサポート効果を期待するのは1歳半以上のお子さんではないかな、と感じます。


サイズ:W520×D565×H765mm (起立時)
     W520×D655×H725mm (リクライニング時)
重量 :5.7キロ
    
まだまだ続くよ。続きは下記のページへ
<必見!取り付け・試乗レポート>

http://www.urban.ne.jp/home/krishna8/baby-pro/sab/report-7-1.htm

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