錦鯉の繁殖


5月は鯉の繁殖シーズンになり、水温が18度から21度になりますと産卵に適しています。
産卵させる池(水槽)は別にします。それは産卵すると著しく水質が悪くなるからで、これを避けるためです。


雌1匹に対して雄を2匹選びます。
どちらも品質が高い鯉を厳選し、同一種で交配をします。

今回の組み合わせは次のような鯉達です。
雌親はまだ若いですが、一度産卵させて於きたい年頃です。産卵してから更に大きくなるケースもあります。
雄は二段紅白と三段紅白です。

産卵しますと卵を殺菌し、また別の水槽に移します。
水温が20度ですと、4日目で孵化します。この時水温変化(水温が下がる)があると孵化が遅れます。 孵化した毛仔(けご)はおよそ3日間は餌を食べません。 孵化した4日目から餌を食べだして泳ぎだします。この時期からの餌はミジンコかゆで卵の黄身が適しています。

産後の鯉達はかなり疲労します。疲れた鯉達を0.5〜1.0%の塩水が入った小さい水槽(200リットル)に30分程度入れます。この時もエアーレーションは欠かせません。
塩は鰓の細胞を拡大して、酸素摂取量を高める作用がある。人間の酸素補給と同じ効果があります。

例として繁殖設備と条件を書いておきます。交配する水槽

産卵水槽は直径3メートルで、水深60p。
水量約4トン。 水は一週間前に用意しています。 水温は摂氏20度でエアーレーションは欠かさず行います。
pH7.2

卵を産み付けるものは緑色が相性が良く、一番良く使用されているのが"キンラン"です。その他ではヒカゲノカズラやシュロの皮(繊維質)がありますが多用できないのであまり使用されていないようです。
セットは4月26日です。


続く


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