ヴァンパイアハーフ (VAMPIREHALF):闇と人との落とし子


〈説明〉
 呪われた闇の一族、ヴァンパイア。極めて稀な出来事ではあるが、彼等と人との間に子供が生まれる事がある。別名をダンピール(Dhampir)とも呼ばれる。
 その外見は、ほぼ人間と同じだが、闇で赤く光る瞳、長めの犬歯等はその片親の血を物語る。吸血鬼的な悪習や弱点の影響はあまり無いものの、その本性が暴走する事はある。
 冒険者としてのヴァンパイアハーフは、最強の魔法戦士になれる能力を持っている。もとより僧侶系の職業には就けないので、他に選択肢はないだろう。しかし、昼間の行動制限は彼等に闇で生きる事を運命付けているため、その活躍の場はけして広いわけではない。

〈基本特性値〉
 【体力】12 【知恵】12 【信仰心】 4 【生命力】12 【敏捷度】12 【幸運度】 4(特殊) 【魅力】+3 <合計52>

〈最大特性値〉
 【体力】20 【知恵】20 【信仰心】10 【生命力】20 【敏捷度】20 【幸運度】 5(特殊) <合計95/修正合計+19(+20−1)>

〈成長修正〉
 【体力】+2、【知恵】+2、【信仰心】−5、【生命力】+2、【敏捷度】+2、【幸運度】(特殊) <合計+3>

【幸運度】に関する特殊ルール
 ヴァンパイアハーフは、【幸運度】の成長ロールに成功しても【幸運度】が上昇する事はない。ただし、20の目が出た場合は1減少する。 他の能力値が最大値になっても、【幸運度】を上昇させる事はできない。イハロンやアイテム等によって、上昇させる事は可能である。

〈生い立ちポイント〉
 基本 2点

〈初期スキル〉
 <ナイト・ビジョン(暗視)>2Lv
 加えて、以下の中から2つを選択:
 
<スペルセービング>1Lv or <リジェネレート>1Lv or <パラライズ>2Lv or <エナジードレイン>1Lv or <ゲイズ(仮)>1Lv

〈初期一般スキル〉
 初期一般スキルは無い代わりに、一般スキルポイント8点を持っている。

〈特殊能力〉
 (1)闇の能力:<スペルセービング><リジェネレート><パラライズ><エナジードレイン>技能をクラスに関係なく専門スキルポイントを用いて習得可能。さらに、習得に必要なポイントが1ポイント減少する。
 (2)間の耐性:全てのRESに+2の修正を得る。
 (3)変化:スキルポイントを消費して、変身能力を獲得できる。
(後ほど作成)

〈弱点〉
 (1)闇の呪い:昼間(日が出ている時間帯)は、疲労(持久力の消費)が倍増する。更に、太陽光の下では、全ての1d20判定のダイス目に+2のペナルティを受ける。 ただし、地下にいる時はこのペナルティはない。
 (2)存在自体が自然の摂理に反するため、僧侶、ドルイド系の職業に就く事ができず、僧侶呪文、ドルイド呪文を習得する事もできない。(稀に例外はある)
 (3)ハマン、マハマンの各呪文を使用できない。
 (4)<信仰系スキル>を一切習得できない。
 (5)一度にHPの80%以上のダメージを受けたり、精神的に強いショックを受けたりすると、その体に流れる血が暴走し、自らを制御できなくなる事がある。この場合NPCとして扱い、邪悪な吸血鬼の様に行動する。詳細はGMが決定する事。(基本確率は1d20して、キャラクターレベル−LUC以下。)
 (6)その血故か成長が遅く、レベルアップの際に必要な経験値が2ランク分上昇する。
 (7)その出生の秘密が広まれば、一般社会で生きていく事はできなくなるであろう。
 補足:その他のヴァンパイアの基本的弱点、ホーリーシンボル、ニンニク、鏡に映らない事、流水を渡れない事、他家に入る際の制限などはない。が、多少の生理的嫌悪感を感じる。

<追記> By INA
 おなじみ?ダンピールです。なんか…弱点多くなっちゃった(汗)。
強いですけど問題も多いので、趣味でどうぞ。・・・やっぱり説明文って難しいなぁ(笑) 書き直すかも。


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