サスカッチ (SASQUATCH):極寒の地に暮らす野人
〈説明〉
サスカッチは氷ばかりの極北の地に生息する、毛むくじゃらの人間型種族である。極めて寒い気候に適応しており、ブリザードの吹き荒れるような場所でも生きていくことができる。その生活は原始的であり、外の世界に出て行く事もあまり無い。
冒険者としてのサスカッチは、優れた【体力】によって優れた戦士になる。しかし、リザードマンと同様に非常に低い【知恵】と【信仰心】のため魔法を使う職業には向かず、加えて呪文への抵抗力が極めて低くなっている。ブレスの能力を生かすためにHPの高い職業に就くべきであろう。
〈基本特性値〉
【体力】12 【知恵】 5 【信仰心】 5 【生命力】11 【敏捷度】 9 【幸運度】 8 <合計50>
〈最大特性値〉
【体力】20 【知恵】15 【信仰心】15 【生命力】19 【敏捷度】18 【幸運度】17 <合計104/修正合計+19>
〈成長修正〉
【体力】+3、【知恵】−2、【信仰心】−2、【生命力】+2 <合計+1>
〈生い立ちポイント〉
基本 2点
〈初期スキル〉
<ブレス(冷気)>1Lv
〈特殊能力〉
(1)冷気に対する耐性:防寒効果の高い体毛により、冷気によるダメージは自動的に半減される。また、通常の冷気によってダメージや悪影響を受ける事はない。この能力は同様な効果を持つ魔法のアイテムの効果とは累積しない。
(2)<ブレス>技能をクラスに関係なく専門スキルポイントを用いて習得可能。
〈弱点〉
(1)その長い体毛は炎に弱く、炎による攻撃に対するレジストに−4のペナルティを受ける。
(2)寒冷地に適応した体質により、より温暖な地域では非常に疲労しやすい。(身体に熱が溜まり過ぎてしまうのである) この為、温帯では戦闘時の[持続力](STA)消費が2倍になる。つまり、1ラウンドに2点づつ減少することになる。また、回復に必要な時間も2倍になる。 (注:バーサークスキルによって[持続力](STA)が無限大になっても、本来の[持続力]を越えた場合は、ラウンドの最後にVIT・RESを行って失敗すると、その時点で気絶する。)
温帯より暑い地域ではこの倍率が以下の様に増加する。 亜熱帯:3倍 熱帯及び砂漠:4倍
この欠点の為に熱射病にもかかりやすい。熱射病になると、体を冷やして十分な休息(一日分の睡眠時間と同じ程度)を取るまで、一切の行動ができない。(DMの判断による。状況により、VIT・RESで判定。)
(3)全身の体毛を短く刈り込む事により、上の2つの欠点をなくす事ができる。 しかしその場合、冷気に対する耐性も完全に失われてしまう。 一度刈った毛は3ヶ月程でもとどおりに生え揃う。
(4)彼等は大変な大食漢である。よって、通常の2倍の量の食料を必要とする。
(5)サスカッチの表皮(毛皮)は、ある種のマジックアイテムの原材料として大変有効な為、この事を知る錬金術師に狙われる可能性がある。
(6)<生い立ち表>を振る際に、生まれは自動的に”未開人(極寒地域)”になる。また、呪術師は族長に変更になる。基本的に同じだが、特性値はIQ+1&PIE+1に変更。 (DMと相談して、生い立ちポイントを使って他の生まれに変更してもよい。)
<追記> By INA
昔作ったサスカッチをコンバートしました。結構強く、パーティに加わっていること自体に問題があるので、使用にはDMの認可を受けて下さいね♪(笑)