艮(うしとら)神社探訪記


 

 とある日のこと、FUJITAは何故か尾道市を訪れた。むろん、主であるMasterすげこま( アクリル姫の『ふるむぅん☆倶楽部』参照)の密命をうけ、クロネコ○マトの配達員の妨害工作にきた・・・・・・・わけではない。

 尾道市はまるで迷路のようなつくりで、FUJITAを唖然とさせ、宅急便の会社の苦労をおもいやらせたが、ここでFUJITAは重要な建築物を発見した。
 それこそが、

 であった。
 さて、何ゆえ艮(うしとら)神社が重要なのかといえば、本ページの命名”ひらりん”の出典、平井和正原作のマンガ「バチ・ガミ」に艮(うしとら)の金神という神様が強烈無比な神様として出て来るからである。
 「バチ・ガミ」の作中では、どうも艮(うしとら)の金神様というのが元来どういう謂れの神様なのか判らなかったが、行けば何等かの情報が得られるかもしれない、FUJITAはそう考えた。
 なお、上の写真の左半分には、不思議な緑の光が写っている。これぞ、金神さまの御威光・・・・・・・・・・・・・・なわけはない。

 さて、問題の艮(うしとら)神社は、ロープウェイ乗り場の近く、というか、ロープウェイの路線の直下に位置していた。神様を足蹴にするとはけしからんと思いつつも、FUJITAは後にロープウェイに喜んで乗っていたことを密告する。

 目立つ場所のわりに観光客は少ない。周り一面の石材には一つ一つ寄進者の名前が彫り込まれている。他の神社にも同様なものはあったが、この神社は圧倒的な量である。よほど信仰を集めているらしい。が、しかし、この神社の謂れらしきものは発見できなかった。あったのは、巨大なクスノキ、

のみであった。


藤田の考察

 何ゆえ尾道に艮(うしとら)神社があるのだろうか?これが最大の疑問であった。知ってのとおり、うしとらの方角とは北東である。しかるに尾道は広島県であり、また神社は尾道でも海岸からさほど遠くなく、なにから北東にあたるのか理解できなかったのである。

 この謎は尾道の成立を知ってようやく推測可能になった。
 尾道には神社仏閣がやたらとある。最盛期から比べると減っているそうだが、それでも多い。これは、かつて、航路の安全を祈願するために豪商たちが競って建立したものなのだそうである。これから考えるに、艮(うしとら)神社が何からみて北東なのかといえば、それは恐らく瀬戸内の航路上の何等かの重要ポイントからみて北東に位置するのではなかろうか、との推測が可能である。


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