本州2−2コムあり毛利編


 本州2−2コムありで芦名を除けば一番難しいのがこの毛利です。2−2の基本定跡は尼子領地落しから日本海側一直線。最近は光明寺と亀山は長に譲ってもらうようにしてますが、これだけでは美濃まで押さえても米が不足気味になるのでそこをどうするかが課題です。
 米を確保するのに一番有効な策は大内を落とすこと。騎馬、水軍、足軽の3部隊で港を2つ落として大内本城に迫るのが理想ですが、スキルなしで指揮も低めの足軽3でも攻略は可能です。問題は時間がかかることで、大内を落としきるまで地形を利用して村上を支える必要があります。
 大内のかわりに三村、河野を確保すればだいぶ潤いますが、ここはコムの動きが激しいことが多く、容易に落とせるかどうかは運しだいです。
 戦術手腕に自信があれば、そもそも西には兵力を裂かないという考え方もあります。赤松の空城をすべてもらい米不足をやや緩和し、騎馬小隊を主力にして大隊は要所のみで出すというような戦略になります。
 しかし、以上のような戦略を考える前に、ともかく前進速度を確保することが、毛利にとって最重要です。最速の毛利でも村上が高速だと浅井を確保するのはぎりぎりというケースもあります。・・・・・・・・・・といういわけで、以下、初動の作戦を紹介します。ここで紹介する策の他に、江美とって神西おとしとか、美保落しとか、あるいは包囲落しや、尼子通過山名先落としとかありえますが、いまのところはこれのバリエーションがよいのではないかと思っています。

(1)1551春ー出陣3
 吉田郡山出陣3:騎馬2城攻め足軽1が理想。騎馬ない場合は指揮順に足軽3でも可。
 先行部隊:低指揮の騎馬部隊が理想。赤穴の西2南2へ移動。(3ターン目に尼子の視界に入る位置で止まるのは厳禁。)
 繋ぎ部隊:高指揮の騎馬部隊が理想。騎馬でない場合は先行部隊より士気が確実に高くなる部隊が必要。足軽の場合は赤穴の西2南3へ移動。(騎馬の場合はケースバイケース)
 城攻め部隊:城攻め足軽が理想だが、ある程度指揮が高ければ城攻めなくても可。赤穴の西2南5、もしくは西1南5へ移動。
(2)1551夏ー築城、尼子布告、出陣1
 赤穴の西2南4、もしくは西2南3、西1南4に築城。(通常は西2南4。西1南4とするのは面倒だがコム三村に本城を囲まれる確率が若干減る。)
 尼子に布告。
 吉田郡山東出陣:指揮が高い部隊が望ましい。後続部隊として赤穴北方面へ移動。
 城攻め部隊:赤穴の北1、もしくは、東1北1に移動して赤穴を包囲。(東1北1の方が勢力が切れにくいが、最初の城を西1南4とした場合は赤穴が包囲から外れないように注意。)
 繋ぎ部隊:勢力が切れないよう気をつけながら月山富田付近へ移動。
 先行部隊:勢力が切れないよう気をつけながら美保東1南3、もしくは、東3南2に移動。
  (3)1551秋ー築城
 美保南3、もしくは、東2南2に築城。
 先行部隊:江美奪取、その後、山名方面へ。3ターン目に山名の視界に入る位置で止まるのは厳禁。
 城攻め部隊:赤穴落とし。江美奪取前に赤穴が落ちないよう注意。
 繋ぎ・後続部隊:尼子中隊の出陣確率は5割くらいか?繋ぎ部隊が騎馬のときは2部隊で攻撃して中隊壊滅は可能。中隊は放置して山名攻略を優先する手もあり。

 なお、注意点として、三村が吉田郡山を狙ってくるケースがあり、運が悪いと包囲されることがあります。この確率を下げるには上述の最初の城の位置を工夫する他、長宗我部に依頼して、白地をとるのを春3にしてもらうというのがあります。こうすると、三村が白地をとりに行くケースで河野を踏むことが発生し三村vs河野戦の発生確率が上昇するわけです。首尾よく三村vs河野戦が発生したらそのまま手出しをせず戦わせておくのが吉、下手に手を出しても手こずることが多いです。河野や三村は長宗我部にとっても邪魔な存在なので、長宗我部にとっても得です。ただし、三村が浦上に突っ込むケースなどでは白地春3はまったく意味なしになります。不運にも三村が攻めてきた場合は・・・・・・・・確実に有効な対策は移転だけです。


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