羽生の頭脳

羽生善治

 M78星雲に存在する光の国からやってきた羽生がインベーダーや怪獣たちから地球を救う話である。っていうのはもういいとして、何故か棋書である。
 棋書というものは、かつては都合のいい嘘八百が並べられている存在であった。従って評者の定跡研究法は、いかにその嘘を見抜くか?というところにあった。ところがこの数年ほど、状況は様変りし、棋書にはプロを含めても著者以外知らないような本当のことが書かれるようになってしまった。評者が長年貯えて来た軍事機密以上のことが棋書に書かれるようになったのだから、大打撃である。(T_T)
 ”羽生の頭脳”は今をときめく羽生7冠王が書いた棋書で、プロすら買って読んで研究したというこの種の棋書の決定版である。
 だが、これを読んでも羽生になれるわけではない。羽生の真の強さはこんなところにあるのじゃなく、その強靱な精神力に支えられた逆転の技であると評者は感じる。

 なお、ここに棋書を持って来たのはもちろん冗談である。(^_^)

(文責:FUJITA)


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