トップページ > 部門の紹介 > 放射線部門

放射線部門のスタッフは診療放射線技師4名で、日常業務は、X線一般撮影検査・CT検査・MRI検査と、その他の業務(ポータブル撮影:病室や手術室での撮影・X線透視検査など)の4つの部門に分かれています。私たちは速やかな検査への応対と患者さんへの思いやり、診断・治療に役立つ最良の技術の提供、医療被ばくの低減、をモットーに放射線技術の専門家としてプロ意識を忘れない質の高さを目指していこうと考えております。

放射線部門のスタッフ紹介

スタッフ  
 佐々木 幸治 (ささき こうじ)  診療放射線技師
 山内 和彦 (やまうち かずひこ)  診療放射線技師
 佐藤 綾子 (さとう あやこ)  診療放射線技師
 矢立 恵司 (やたて けいじ)  診療放射線技師

1. 一般撮影検査
一般撮影は特に準備を必要としない検査で広く行われています。一般撮影装置を用いて人体の目的とする部位に必要最小限度のX線を照射し、透過したX線強度の差をフィルム等に画像として記録します。代表的なものでは、健康診断時の胸部写真や骨折が疑われる時に撮る手や足などの骨の写真が挙げられます。その他、造影剤を使用して撮影する腎臓の検査(IVP・DIP:腎盂尿管造影)なども行っています。

 

2. CT検査
CTは、頭部・胸部・腹部などの輪切り状の画像を撮影する検査です。X線を人体に照射し、透過したX線は反対側に並べられた検出器で検出されます。これが一回転することで360度方向の透過X線量の情報はデジタルに変換され、コンピュータで解析し、人体の輪切りの二次元画像として表示されます。検査時間は簡単な検査で5〜10分程度です。より詳しく検査する目的で造影剤というお薬を静脈から注入して撮影することもあります。
マルチスライスCT装置(GE横河メディカル社製LightspeedUltra)を導入により、従来の装置では不可能でした驚異的な撮影時間の短縮と薄いスライス厚での撮影が可能となり、単に検査時間の短縮や患者さんの被曝線量の低減だけでなく、従来の装置よりも高精細な画像が得られ、データ処理により立体的な三次元画像(3D)を作成・観察することができます。

検査対象は脳出血・梗塞・腫瘍、頭部外傷、胸部疾患、腹部疾患、血管の観察、そして骨の観察に至るまで全身が撮影可能です。
撮影時間も以前のCT装置ではX線管球1回転あたり2秒を要していましたが、マルチスライスCTでは、回転スピードが1回転あたり最短0.5秒と4倍程度に上がり、また1回転で複数の画像が得られます。従って10秒程度の1回の息止めで検査部位の撮影が可能となりました。CT検査は"X線"を利用する検査です。今回導入しましたマルチスライスCT装置には体格にあわせて無駄なX線を照射しない機能を装備していますので、今まで以上に「やさしい検査」を受けて頂けるようになりました。また、検査自体は寝台に5〜10分程度横になって頂くだけですので、痛みを伴うことははありません(造影剤を使用する場合は血管を確保させていただきます)。 このマルチスライスCT装置によって、検査をお受けになられる方の負担軽減を実現し、より詳細な情報をご提供することができるようになりました。

3. MRI検査
MRIは強い磁石と電波を使用して人体のあらゆる角度からの断面像を得ることができる検査です。また血流や脳脊髄液を造影剤なしで描出することもできます。MRIは放射線を用いないので放射線被ばくはありません。検査中は大きな磁石のドームの中に入り、撮影時には木槌で木を叩くような大きな連続音がしますが横に寝ているだけで検査は終了し、時間は30分程度です。注意事項として、ペースメーカーを埋め込まれている方、体内に金属のある方(最近の手術による体内金属は主治医にご相談下さい)、また、閉所恐怖症の方は検査を行うことができません。


尚、このMRI検査は脳ドックにおいても実施しておりますのでご利用ください。     

4. X線透視検査
X線TVでは、主に造影剤を使用して食道造影・胃透視・小腸造影・注腸(大腸の検査)などの撮影を行います。その他、内視鏡を用いて気管支・胆のう・すい臓の検査や治療、超音波装置を用いて胆道系の検査や治療なども行います。また整形外科領域では、脊髄腔・脊髄神経根など様々な検査が行われています。造影剤とはX線写真などに写る薬のことでバリウムもその一つです。
尚、胃透視は一般ドックにおいても実施しておりますのでご利用頂きたいと思います。
 
           
5. 血管造影検査
血管造影検査は、目的の血管内にカテーテルという細い管を挿入し、造影剤を注入して連続撮影を行い、血管への造影剤の流れを描出する検査です。当院で主に行われている腹部動脈撮影は、大腿動脈から逆行的にカテーテルを挿入し、目的とする動脈内へ造影剤を注入し撮影を行います。当院でも現在は、検査目的より治療目的に血管造影が行われています。カテーテルから塞栓物質を注入し、一時的または永久的に血管を塞栓し血流を遮断する血管塞栓術(TAE)、悪性腫瘍に対し、抗癌剤などをカテーテルから直接注入する動注化学療法(TAI)などが行われています。

         

6.骨塩定量測定検査
高齢化社会にともない近年、骨折の原因になる骨粗鬆症への関心が高まりつつあります。骨粗鬆症は高齢の方、特に閉経後の女性の方に多い病気で、骨粗鬆症の診断の目的は脊椎骨折、大腿骨頸部骨折などの骨折予防にあり適切な治療を行うことを目的としています。早期の発見には骨折と密接な関係がある骨量の正確な測定が不可欠となります。 当院に設置しています骨塩定量測定装置は現在、骨粗鬆症の診断および治療効果の判定に最も多く使用され精度に優れています、DXA法(デキサ法:二重エネルギーエックス線吸収測定法)を用いた骨密度測定装置です。

● 骨密度測定装置の特長
・ 特に、高齢の方の骨折する部位となっています腰椎、股関節、手関節の測定が可能です。
・ 極めて少ないX線を使用していますので安心です。
・ 着衣のまま約15分程度ベッドに横になるだけで、痛みもなく簡単に測定できます。(測定部位に金属がある場合は除いていただきます)
・ 検査データは保存され定期的な検査で正確な診断が行え、治療の経過がわかります。
・ ダイエットによる栄養障害からなる骨量減少の診断等にも有効です。 骨折の原因となる骨粗鬆症の予防、治療のために生活習慣や食事について注意を払うためにも、自分の骨量を知ることは重要となっています。

    
 
データを解析しこのような結果報告書が作成されます

 

設置装置

装置 装置名 メーカー
 CR装置  FCR2000 DRYPIXstation  富士フィルムメディカル
 MRI装置  Signa Contour  GE横河メディカル
 X線TV装置  Winscope 5000  東芝メディカル
 マルチスライスCT装置  LightspeedUltra  GE横河メディカル
 一般撮影装置  UD150B  島津製作所
 外科用イメージ装置  OPESCOPE  島津製作所
 血管撮影装置  DFP−03A  東芝メディカル
 回診用撮影装置  MC 125L−32
 MC 125L−30
 島津製作所
 自動現像機  CEPROS SV  富士フィルムメディカル
 イメージャー  DRYPIX 7000
 DryView 8700 
 富士フィルムメディカル
 コダック
 X線骨密度測定装置  DPX−BRAVO  GELunar
 眼底カメラ  FF−7000  フクダ電子

↑このページのトップへ