加工事例 1
(スクリューコンベア用スクリュー)


梶山製作所では、様々なスクリューコンベア用スクリューの注文を承っています。
今までにあった難注文の例
 ・軸にテーパーが付いているが、スクリューの外径寸法は一定のもの。
 ・ピッチが徐々に変化しているもの。


スクリューの羽1枚1枚すべて大きさが違うのです。
でも梶山製作所なら大丈夫! 安心してお任せください!!
コンピュータ+職人技で、きっちりとした仕事を行います。

最近製作した特殊なスクリューを紹介します。

スクリュー(削りだし)

NC
複合旋盤により加工。

SUS304
外径 : φ28mm
軸径 : φ12mm
ピッチ : 12mm

軸径変化・ピッチ変化スクリュー(溶接品)

出来そうで簡単には出来ない品です。

SUS304
外径 : φ199mm
軸径 : φ90155mm
ピッチ : 100260mm



それでは次に、スクリューコンベア用スクリューの作り方を見て行きましょう。

スクリューコンベア用スクリューの製作工程

1.図面を読む

当たり前の事ですが、とても重要な工程です。
大きさは? スパイラルのピッチは? 等々
CAD
、レーザー加工、旋盤が一斉に動き出します。

2.スパイラルの計算

スパイラルの内径・外径・ピッチから、どの大きさに切れば良いか計算します。
また、材料取りをなるべく良くするように計算もします。(ネスティング)
なんと! 自社製プログラムなのです。

仕事の頻度により、他にもいろいろなプログラムを組んでいます。


スパイラルの計算


ネスティング

3.レーザー加工

ドーナツ状のものを母材からムダなく切り出します。

最大加工厚さ
SS400 T=16mm
SUS304 T=9mm

4
x8 (1219x2438) まで加工可能です。

4.プレス加工

プレス機でレーザー加工したものを、指定されたピッチに曲げます。
様々な大きさ・ピッチの金型があります。

 

5.旋盤加工

旋盤で軸の加工を行い、キー溝を掘ります。

6.溶接加工

出来上がった各種部品を溶接して取り付けます。
また、軸の振れをチェックし、修正します。

以上で完成!


写真はピッチが変化しているものです


皆さん、どうでしたか? 一口にスクリューコンベア用スクリューと言っても、
工程がたくさんあるんですね。

スクリューの寸法 (一般)

 

最小

最大

(φ)

30mm

300mm

羽根の外径 (φ)

50mm

600mm

ピッチ

30mm

500mm

 上記以外の寸法でも、ご相談を承ります。


スクリューコンベア用スクリューのお問い合わせ・ご注文はこちらまで

TEL (0823)-73-3333
FAX (0823)-73-3334

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