2000年の初登りは、学園都市・東広島市の曽場ケ城山とする。
戦国時代、大内氏や尼子氏の出城であった由。

この所、中国地方の山間部の山は雪深い。
ラッセルして雪山を行くほどの歳でもないし、ファイトもわかない。
正月は暖かい里の山に登る事にする。

山陽自動車道の下り線を、「法定速度」でゆっくり走る。
すると、西条ICを過ぎて左手に山並が見える。
一際目立つのが曽場ケ城山だ。
次の志和ICを出て右折。2号線方面へ向かう。
2号線を左折して、八本松方面へ。
西条バイパスに入らず、直進してJR八本松駅へ向かう。

山陽道から 志和IC出て右 R2左折 バイパス入り口パス


JR八本松駅前を右折、R67を南下して広島大学方面へ。
右に八本松小学校、左に八本松中学校の「八本松町飯田」交差点を通過。
次に、R2西条バイパスの下の「七ツ池」信号を通過して、直ぐ右の坂道に入る。

八本松駅前右折 「飯田」交差点 R2西条バイパス 直ぐ右へ


曽場ケ城山の案内板の先にポンプ場がある。
ポンプ場ゲート前の広場に駐車して登山開始。
200〜300m進むと右手に登山口の標識がある。
その奥のカーブが少し広くなっているので、ここにも4〜5台駐車可能。

ポンプ場 登山口 登山開始


暫らく林道を行き、右の谷筋に入り、眼前の尾根道に向かう。
枯れ草の山道には、赤い実が目に付く。

尾根へ ツルリンドウ コウヤボウキ ヤブコウジ


やがて尾根道。登山口から15分。左折する。
道には赤と白のペンキに塗られた石の道標が続く。
あまり急登もなく、徐々に高度を上げる。
松茸山なのか、所々に立ち入り禁止のビニール紐が張ってある。

尾根道を左へ 石の道標 岩道


振り向けば、木々の間に八本松の町並みが見えて来る。
登山口から1時間05分で32番の石仏のある牛の段に着く。
ここで石仏道が合流する。

八本松の街 倒木 東広島CC 牛の段・石仏32番
石仏道合流
山頂へは左折


石仏道の登山口は、八本松町の2号線バイパス入り口・アポロガソリンスタンドの脇にある。
少し登ると、北側の展望が開ける。

石仏道合流 石仏32番 石仏32番 山頂へ 北の展望


32番、31番の石仏を見ながら二の丸へ。登山口から1時間10分。
枯木を透かして、行く手に本丸跡と曽場ケ城山が見えて来る。
木の葉の落ちた今の時期には、ここからも結構展望がある。

石仏31番 石仏30番 二の丸からの本丸 高鉢山・安駄山方面


29番石仏の脇に、「八本松88石仏の会」の記帳台がある。
急坂を下ると直ぐに、矢竹のトンネル。

西条平野 記帳台 石仏29番 矢だけのトンネル


矢竹は握ってみると、意外に太い。

二の丸から5分で本丸跡へ。登山口から1時間15分。

本丸跡には20〜30人のグループが休憩中。
地元の「石仏の会」のメンバーで、本丸跡に桜の植樹をしに来られたとか。
この方達の奉仕で、本丸跡周辺は奇麗に整備され、略360度の展望がある。
南にゆったりと善棚山と野呂山。その右手前に小田山
東の平野の中に広島大学のキャンパス。

太い矢だけ 本丸跡 善棚山・野呂山 小田山


行く手、西には曽場ケ城山。その右手に高鉢山や安駄山。その奥に白木山と鬼ケ城山。
グループのリーダーに暫らくお話を伺った後、急坂を下って曽場ケ城山へ。

白木山方面 岩を乗り越え・・・


10分で、三角点のある曽場ケ城山へ。登山口から1時間25分。
三角点タッチ。北緯34度25分44分、東経132度40分28分。
久し振りにGPSが稼動した。
今日の豪華昼飯は、暖かい博多とんこつラーメン。

山頂からの展望は、南に善棚山と野呂山。

三角点タッチ GPS 博多とんこつ 善棚山・野呂山


小田山の右肩に呉の灰ケ峰。
西に、近くは水ケ丸山。その向こうに鉾取山。その向かい側に呉婆々宇山。
1時間程ゆっくり時を過ごして、下山開始。
西の急坂を下る。

小田山 灰ケ峰 水ケ丸山 呉娑々宇山 分岐点 急降下


大岩の点在する尾根の急坂を下る。
遥か西方に雪を被った山が見える。
呉婆々宇山が次第に大きくなる。

岩道 呉娑々宇山 左へ急降下 呉娑々宇山


20分程、急坂を下ると、携帯電話の中継塔に着く。
その先、直ぐに舗装された車道に出る。
左へ少し登ると、NHKの中継所の広場の前に出る。
山頂から25分。
車道を歩いて登って来た人々が展望を楽しんでいる。

携帯電話中継塔 舗装車道 NHK中継所


眼下に八本松の街。その北に虚空蔵山が見える
振り向けば、本丸跡と曽場ケ城山。

NHKのアンテナから、旧山陽道・大山峠に向かって急降下。
こちらのルートは、登りには使いたくない。
テレビ中継所から大山峠まで15分。
山頂から40分。

虚空蔵山 山頂を振り返る 中継所の奥へ・・・ ・・・急降下 大山峠


大山峠には、幼い男の子二人とその若いオバアチャンが、
子供達の両親が降りて来るのを待っている。

この旧山陽道は、説明板によると、古くは弥生時代から、国の基幹道路であった由。
明治17年に国道2号線が出来るまで、
多くの人々がそれぞれの思いを胸に、この峠を越えた事であろう。

福山からここまで約80kmとすると、一時も休まず歩いて20時間。
車なら1時間。
我々現代人は、昔の人に比べれば、空間を移動するスピードは20倍も速い事になる。
単純に考えれば、
現代人は一生の間に、あちこち移動して見聞する量は、昔の人の20倍以上である。
昔の人より有り余る時間を使って、現代人が、精神的に進歩したか否かは大いに疑問である。

薄暗くなりかけた旧山陽道を東へ急ぐ。

旧山陽道・大山峠 峠・西 峠・東


地道はやがて舗装道路となり、団地の中を通って・・・

松茸山立入禁止 ハスキー一吠え 団地の中を行く 縦走した山並


・・・八本松町のポリスボックスの所でR2に出る。
大山峠から20分。山頂から1時間。
暫らく行くと、R2バイパス入り口のアポロGSの脇に、石仏コースの登山口の標識がある。

R2に合流 アポロガソリン 石仏道・・・ ・・・登山口


更に歩いて10分でJR八本松駅前の交差点。
R67へ右折し、八本松小・中学校を過ぎ、市立美術館を左に見て、バイパスの下を潜ると・・・

八本松駅前へ 飯田陸橋 市立美術館 R2バイパス潜り・・


・・・直ぐに登山口。
山頂から1時間20分。
下山完了。

・・・直ぐ右へ 帰着




温泉
虚空蔵山の麓の並滝寺温泉・湖粋園。
奥まった所にあるが、結構人気がある。
温泉の奥にある並滝寺本堂の茅葺き屋根も気になったが、暗くなったので行くのを諦めた

並滝寺温泉・湖粋園
¥1200



反省会
ここ湖粋園の料理は、マネーフォーバリューだ。

すき焼き¥1800 幕の内弁当
¥2000
鮎の甘露煮etc
刺し身,酢のもの 天婦羅
海老、椎茸、茄子
煮物 飯、澄まし汁



帰りは、昔よく通ったR2をのんびりとドライブしてホームタウンへ。
あの坂、このカーブ、橋、トンネル。殆ど昔のままだ。レールの上を走るようにハンドルを切る。
高速道路も良いが、たまには国道もいい。

今年も、週末になると登る山の選択に頭を悩ませそうだ。
土井氏の「中国100名山」が終ってしまったので・・・。
早く、「次の100名山」が出版される事を期待する。



TOP CONTENTS BACK NEXT