詳しくは地図をクリック



人工的な階段は無く、ワイルドな登山道が未だ残っている。
大万木山の珍しい裏ルート、広島県側登山道。



前夜祭
今回は、オーダーストップ前に店に入る。
ぎりぎり晩飯にありつけた。
「すぎの」は、三次をベースキャンプにした時の行き付けの店。
メニューも相変わらず。

乾杯! 詳しくはクリック


R39・三次高野線を君田村に入ると、ヒマワリ畑が満開。
この時期、君田村では各地区にヒマワリ畑を作り、「ヒマワリ祭り」を開催。

いつものルートを、口和町から高野町に入る。

ヒマワリの男 うふふ・・はずかし 君田温泉 毛無山(高野町) R432合流・左折


高野町からR432を大貫峠方面へ。
おおぬき市場・百姓庵を左折。
この曲がり角に、「大万木山道口4.8k先←」の手書きの看板がある。
広島県側の登山道入口の案内板だ。

高野町郵便局 百姓庵、左折 手書きの道標



曲がって直ぐに、高野町特産の大根の洗い場がある。
何時来ても、軽トラックに大根が山積みしてある。一本百円として、え〜と・・・。

通い慣れた杉戸篠原林道を、県境峠に向かう。
峠の少し手前のカーブの所に、「大万木山道口」はある。
「・・・道口」とは耳慣れない表現だが、この辺りでは登山口をこの様に表現するのだろうか。
車はカーブの広い所に3〜4台駐車可能。
登山開始。
植林帯の中へ入り込む。

高野の大根 登山口前駐車場所 登山開始 荒れた登山道 カタツムリ



このルートは、あまり利用されないのか、かなり荒れている。
沢に渡してある木製の橋が朽ち果てている。

朽ちた木の橋 ドクダミ ヤブレガサ 植林帯 ヨメナ



道は荒れてはいるものの、しっかりしており、迷う事はない。
植林以外にも使われていたようだ。

ヤマアジサイ 塹壕状の道 蝉の抜け殻 トリアシショウマ クサギオゴケ 荒れた山道



塹壕の様な道を暫く登ると、道は熊笹の原に飲み込まれてしまう。

ヤマジノホトトギス 山道が明るくなる 塹壕状の道 オカトラノオ 薮こぎ



足元を探れば、道はハッキリしている。
斜面に道が付いているので、左側に滑り落ちないように、笹原の中をすり足で進む。
尾根の一本の木を目指して、笹の中にスッポリ埋まって前進する。
登山口からこの尾根まで1時間。

尾根の左へ向かうと、再び塹壕の様な道になる。

踏み跡はハッキリ 背丈以上の・・・ ・・・薮こぎ
尾根まで
尾根を左へ 山道へ



林の中を2〜3分進み、
道が右に曲がった所で、左右に分かれる。
道が分かれる所に「赤いテープ」が有るが、うっかりすると見落としてしまう。
そのままメインの道を右に行くと、「滝見コース」の地蔵堂まで行ってしまう。
「赤いテープ」から、左の直登の尾根道をとる。
15分程急登を喘ぐと、地蔵堂からの遊歩道・滝見コースに合流する。

林の中を右に
廻ると・・・
・・・赤いテープ。
左の尾根道を登る・・・
・・・暫く直登・・・ ・・・赤い杭の先で・・・ ・・・地蔵堂からの遊歩道に合流



ここから山頂までは、整備された遊歩道である。大万木山の「高速道路」だ。
平らで道幅が広い。
更に15分程行くと水場。
以前来た時は、この先の残雪を楽しんだ。

ゴミをステナイデ ヤマツツジ 幅広い遊歩道 水場 ミズタビラコ



遊歩道には、
人間工学的に見て、全く駄目なステップが付けてある。
現場を知らない「お役所設計」のままに作られたステップは、
人間さまに嫌われている。
山では人間も動物だから、ステップの脇に、歩き易い「人間けものみち」が出来ている。

水場から15分で避難小屋。
小屋の中は奇麗に掃除がしてある。
雪に埋もれたこの小屋の写真が、柱に貼り付けてあった。
冬はこんなに雪深いんだ・・・・。

ウバユリ ステップと云うよりは砂防ダム やがて・・・ ・・・避難小屋 小屋内部 雪に埋もれた小屋の写真



小屋の前には、サンカヨウの標識。
この辺りにはサンカヨウが多いらしい。
ピオーネの様な形のサンカヨウの実の、薄青い色が、木漏れ日を浴びて奇麗だ。

山頂は、この避難小屋から直ぐ。
三角点タッチ。
登山口から1時間45分。

サンカヨウ サンカヨウの実 避難小屋から山頂は直ぐ ヒヨドリバナに囲まれた三角点


三角点はヒヨドリバナに囲まれている。

豪華昼飯は、何処か展望の良い所でとろうと、山頂を後にする。
山頂から5分で水場。更に5分で広島県側ルート合流点。

ヒヨドリバナ 大万木山独特の看板 ジグザグの
道の先に・・・



葛折の広い道を降ると、以外にあっさりと地蔵堂に着く。
山頂から15分。
以前来た時は、ここはもっと見晴らしが良かったと思ったが・・・。
今は、樹木に囲まれて展望はあまり無い。
テーブルの上に立って北を望めば、遥かに見えるは三郡山の山蔭か・・・。

・・・地蔵堂 地蔵堂 お地蔵様 地蔵堂前広場 北の展望



山頂へ向かう途中で分かれた広島県側からのメインルートの道が、
ここ地蔵堂に合流している。
想像だが、広島県ルートは、昔の山越えの道ではなかったか。
即ち、高野町篠原からこの地蔵堂まで来て、
ここから滝見コースを通って頓原へ行く道と、
ここから等検境コースを通って吉田村へ行く道とが有ったのではなかろうか。
今は知る人もなかろう。
時代は変わって、今は「林道」の時代だ。

時間的には少し早いが、お楽しみの豪華ランチタイム。

北方遥か三郡山 地蔵堂前・広島県ルート合流点 冷しゃぶと
新鮮野菜¥340
助六寿司¥380 冷かけそうめん
揖保の糸¥380


工事中の林道大万木線登山口から登って来た中高年ご夫妻と、暫く山談義。

先日登った等検境を正面に見ながら、地蔵堂から降る。
降り始めて直ぐに、滝見コースへの分岐点が左に有るが、
林道工事の為、ロープが張ってあり立ち入り禁止。
そのまま直進して、正面に等検境を見ながら、毛無・等検境ルートへの階段を降る。

地蔵堂を降る 左・滝見コースは通行止め
直進・等検境毛無山コース
正面に等検境


やがて、左に等検境ルートへの分岐を見送り、直進する。
(等検境への標識はここには無い。標識には直進の毛無山コースのみが表示してある。)
意外にあっけなく、林道大万木線の等検境・大万木山登山口に到着。
地蔵堂から5分。大万木山山頂から20分。

左・等検境、直進・毛無山 工事中の大万木林道
等検境・大万木山登山口
ナンテンハギ ミヤコグサ



林道大万木線を、花や蝶の写真を撮りながら、20分かけて県境峠まで帰る。
照り返しのきつい林道の長歩きは疲れる。
夏の山には、日傘とウチワが必需品。

ヒメジョオン オカトラノオに蝶 トンボ 県境峠 夏姿


記念碑に刻まれた大臣の名前から、ここに林道が作られた訳が推測できる。

県境峠から広島県側登山口へと、
正面に猿政山・毛無山を望みながら、のんびり林道を降る。

ヤマジノホトトギス あの竹下さんの
地元
県境峠を東、高野町へ 左・猿政山、右・毛無山(高野町) 高野町毛無山・大根畑団地


県境峠から15分で登山口帰着。
計35分の林道歩き。
山頂から55分。
休息やランチタイムも入れて山頂から2時間20分。
全部で4時間30分、のんびりとした山歩きであった。

イヨフウロウ 登山口 下山完了


温泉と反省会
お馴染みの君田温泉・森の泉で、湯に浸かってゆっくりと手足を伸ばす。
食堂で、前回食べそこねた「うな丼定食」を注文。

乾杯! うなぎ丼 キュウリ酢のもの 吸い物 漬物 グレープフルーツゼリー
君田温泉玄関



帰路、三次の空に、白い夏曇が美しい。
R184をホームタウンへ。今時、国道に「踏み切り」も珍しい。
芸備線の鉄橋が馬洗川を渡る。

夏曇 馬洗川左岸
芸備線踏切り
馬洗川を渡る
芸備線



早起きしたので、睡魔が・・・。
眠気覚ましのコーヒーを、R184沿い、世羅町の「絵麗顔都(エレガント)」で。
ケーキの盛り付けがオシャレ。
雛にはまれな喫茶店。人気が有る。

コールコーヒー ケーキ



これで、大万木山の各コースで歩いていないのは、山頂〜草峠(くさんたわ)を残すのみとなった。
お盆休みに挑戦してみよう。