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広島県北東部の山々(比婆山連峰や道後山など)に行くときは、
ホームタウンからR182で東城町まで、その先はR314で備後落合経由で北上する。
R314沿いには、お馴染みの山々(飯山、白滝山、多飯ガ辻山、猫山、耳木谷山、鳶の巣山)がある。
その中の一つ、多飯ガ辻山に久しぶりに登る。


前回、私が訪れたのは、1999年09月19日。
山頂は雑木林の中で、周囲は全く展望の無い、つまらない山だった。
「ゆうゆう」13号(p94)の土井茂則編集長によれば、
最近、山頂から少し西側に移動したところが切り開かれて、展望が開けたとか。
早速、訪れてみることにする。

いつもの如く、東城の道の駅でトイレ休憩の後、狭い東城の街中を抜け、R314を北上する。
東城町のバイパスの工事もかなり進んでいるようだ。
R314の右手に並行する成羽川にかかる猿渡橋を渡り、
JR芸備線の踏み切りを通過する。
その先、桜森神社を左に見て、やがて左の竹森林道に入る。

1.東城道の駅 2.ラベンダー 3.R314東城町北で右・
R11足立東城線へ
4.猿渡橋を渡り、その先
JR芸備線の踏切を渡る
5.左に桜森神社を見送り
その先左・竹森林道へ
6.竹森へ


竹森林道は道なりに進めば、迷うことは無い。
日ごろは通り過ぎてしまう足型大師に寄り道。

7.道標に従って
竹森林道へ
8.ホタルブクロ 9.ウツボグサ
10.ヘラオオバコ 11.「げんまん」の看板の
向側(右手)に
12.足型大師




13.足型大師説明版。
弘法大師・馬子・大正時代・三月八月の縁日・盆踊り・広域林道竹森線。


弘法大師の足型だそうで、今は静かに狸がお守りをしている。

足型大師の少し先に・・・

14.足型大師 15.弘法大師の足型 16.収納庫の床下に
17.狸の棲み家 18.猫地池 19.猫地池


・・・猫地池がある。
ここは菖蒲が今を盛りと艶やかに咲いている。
手作りらしい噴水もあり、地域の人々の憩いの場所。



20.猫地池全景


竹森林道の完成記念碑を右に見送ると・・・

21.菖蒲 22.菖蒲 23.菖蒲
24.菖蒲 25.紫陽花 26.竹森林道完成記念碑


・・・左手に赤い屋根の一軒家が現れる。
この家の前が多飯ガ辻山の登山口だ。
この民家の前の道路が少し広いので、ここに駐車させてもらう。2〜3台はOK。
車が多い場合は、少し先の道路わきに広い駐車場所がある。
登山口にその旨の案内板もある。
ここから、白滝山、比婆山連峰、猫山、耳木谷山、鳶の巣山の連なりが望める
(山頂付近に新しく切り開かれた展望所からの展望と同じだ)。



27.登山口の360度パノラマ


「地元の人々の努力により、山頂が切り開かれ登山道も整備された」、
と東城町役場環境整備課A氏に伺った。
登山口の道標も、そのとき設置されたものであろう。
懐かしいお地蔵さんに、登山の無事をお願いして、登山開始(10:07)。
隠し砦の入り口の如く、登山口付近は雑草に覆われて、先がはっきり見えないが、
暫く進むと広い道が続いている。
ここから先のルートは、前回のレポートと略同じである。
5分ほど歩いて、広い道の終点を左斜面へ。

28.登山口の新しい道標 29.登山口 30.登山口の地蔵さん
31.暫く広い道を進む 32.道標 33.突き当りを左斜面へ


右下に堰堤を見ながら植林帯の中を登る。
沢を二度ほど横切り・・・

34.右下に堰堤 35.沢を渡る 36.ヤマアジサイ
37.木橋を渡る 38.植林帯の沢沿い 39.トリアシショウマ


・・・よく整備された植林帯の中を登る。
左手に自然林が現れるころ、右に曲がる。

40.コアジサイ 41.沢を離れて植林帯を
登る
42.コナスビ
43.左・自然林、右・植林帯 44.右・植林帯方面へ 45.斜面の右を巻き


登山口から40分程で「亀の甲のような岩」を通り過ぎ、その先を右へ。
この辺りから、暫く藪漕ぎとなる。

46.次いで斜面の左を巻く 47.亀の甲のような岩の先を 48.右へ
49.次第に藪が深くなる 50.藪漕ぎ 51.深い藪漕ぎの先は


藪漕ぎが終わると、再び植林帯の中へ。
ここは急登で、足元は黒土。雨のあとはズルズル滑りやすい。
急登の後、突き当たった道を左へ。「亀の甲の岩」からここまで20分。登山口から1時間。
ここからは、平らな道になる。
途中、塩原への下山道を左に見送り・・・

52.滑る黒土の植林帯の急坂 53.突き当たって 54.左へ
55.山頂下のトラバース道 56.地蔵さん(安永年間) 57.左・塩原への下山道


・・・見慣れたお地蔵さん達に挨拶をしながら、10分ほどで神社へ。
相変わらず、社殿は「つっかえ棒」で支えられている。
祠の裏から山頂へ向かう。

58.地蔵さん 59.神社 60.神社
61.祠の裏から 62.山頂へ 63.地蔵さん(文化年間)


以前、この山頂手前の急坂にはステップが無かったと思ったが・・・。
行く手山頂に何やらパイプで出来た櫓のようなものが見えてくる。
神社から5分で山頂三角点(11:34)。
登山口から1時間15分。休憩時間も入れて約1時間30分。

前回は、パイプの櫓も無く、三角点はぐるりを雑木に囲まれた暗い山頂だった。
今日は、パイプの櫓側が切り開かれ、展望所の方向へ道が開けている。
もともとパイプの櫓の先は広場になっていたのか、古い木のベンチがある。
前回は雑木林に埋もれて、その存在すら窺えなかった。

64.社殿の「つっかえ棒」 65.社殿 66.倒木
67.山頂のパイプの櫓? 68.山頂・三角点タッチ
後方は展望所方面
69.古いベンチの先、
切り開かれた展望所へ向かう


三角点から、岩を乗り越えてパイプの櫓を潜り、古い木のベンチの先の切り開かれた展望所へ。



70.多飯ガ辻山山頂360度パノラマ。
山頂三角点から、切り開かれた展望所へ向かう。


展望所からは、西から北への展望が広がる。
白滝山から右に猫山、耳木谷山・鳶の巣山の北側に頭を覗かせる岩樋山・道後山と連なる。
登山口からの眺めの再現だ。



71.写真をクリックすると、多飯ケ辻山・山頂北展望所の北側パノラマ


岩樋山・道後山も一時頭を覗かせていたが、やがて雲の中。
今日の天気では、大山の姿など望むべくも無い。

72.展望所 73.豪華昼飯 74.小奴可方面
75.ヤマボウシ


あの多飯ガ辻山の山頂の周りの雑木林が、すっかり切り払われて、360度の大展望が出現したのか!
・・・との期待は当然のことながら夢と終わった。
そんな筈は無いとは思っていたが・・・。
多飯ガ辻山から展望が得られたことだけでも、素晴らしいことだ。
地元の方々のご奉仕に感謝である。

76.下山開始 77.展望所から山頂へ 78.下山完了


50分ほど展望所でのんびりとした後、一気に45分で下山完了。
下山後、畑で作業しておられた赤い屋根の民家の方と暫くお話をする。
週末に広島から帰省して、お年寄りの面倒を見られているらしい。
この山奥にも、核家族が抱える「老後の問題」を垣間見た。


下山後、温泉・反省会までは少し時間があったので、
次回登る予定の白滝山(東城町)の登山口探査に出かける。

R314で小奴可の端、「小奴可建設」の直ぐ先、左側に地蔵さん。
そこには作業道の入り口がある。
この作業道の終点が、白滝山登山口だ。

ところが、この作業道は組合の許可なくしては入ることが出来ない。
トラブルを避けたければ、ここ国道から歩くしかない。
歩けば、「ゆうゆう」に記されている如く、登山口まで一時間以上歩くことになる。
実は、無断で作業道へ車で入ってみた。
途中、シイタケを栽培している方に出会った。
聞けば、ゴミの不法投棄や、庭石用の岩を盗んでゆく輩がいるとか。
お名前は失念したが、登山の目的を告げ、奥まで車で入ることの「お目こぼし」を頂く。

作業道は整備されており、普通車でも入れる。
途中、がけ崩れがあるので、その手前から車を降りたほうが安全だろう。
がけ崩れのところから、歩いて10分程で作業道終点。
登山口となる。

作業道終点から、僅かに残されたピンクのテープを頼りに踏み込んで見たが、
夏草に覆われて、登山道の踏み跡は見つからない。
沢沿いにテープの切れ端を見つけて進むも、やがて行き止まり。
次回のリベンジを約して、やむなく撤退。

79.オオマツヨイグサ 80.地蔵と作業道入り口 81.作業道進入禁止
82.ササユリ


この辺りの山の帰りには、東城温泉・「リフレッシュハウス東城」。
反省会は、勿論「比婆牛ステーキセット」。
毎回同じで芸が無いかな・・・。
でも美味い!

83.乾杯! 84.小鉢 85.比婆牛ステーキセット


気になっていた、井河内大山(多飯ガ辻山)の展望を楽しんで、満足の一日だった。
次回は白滝山(東城町)へのリベンジ!


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