ちょっと寄り道。写真をクリックして下さい。



山県郡大朝町の広島県天然記念物「天狗シデ」の山・熊城山に登る。
(後日、国の天然記念物に指定される)
県北は、この冬初めてのまとまった雪。
雪の花を咲かせた「天狗シデ」は幻想的。



今回のベースキャンプは三次市。

前夜祭
三次での前夜祭は、お馴染みの御食事処・「すぎの」。
例によって、我が友へのレポート。

すぎの 乾杯! 豆腐ステーキ
¥500
茄子田楽
¥400
コイワシ天婦羅
¥650
しそ餃子
¥600
野菜サラダ
¥500
調味料入れ




東の空が白む頃、三次の街は薄っすらと雪化粧。
芸備線の三両編成の列車が、雪の中、音を殺して滑って行く。

数あるベースキャンプの朝食で、「すぎの」のそれはマネーフォーバリューだ。

中国道・三次ICから西へ向かう。
ハイウエー両脇の山々は、次第に白さを増して来る。
冬タイヤ装着のサインが出る。

雪化粧 芸備線 「すぎの」の・・・ ・・・朝食 中国道は・・・ ・・・雪、走行注意


作業車が、凍結止めの薬品を撒きながら、ゆっくり走る。
無数の雪片がフロントグラスに飛び込んで来る。
雪は本格的になりそうだ。
行ける所まで行こう。

作業車 ハイウエーは雪 雪の襟巻き カラマツ 冬タイヤ装着


中国道から浜田道に入り北へ向かう。
里の家々の屋根や山々が、本格的な雪景色になって来る。
すれ違うトラックの鼻は雪化粧。

中国道から・・・ ・・・浜田道へ 沿道の竹に雪 トラックの鼻が白い


大朝ICを出て左折。
大朝町への道は、雪で車もノロノロ運転。
愛車は4WDの上、スノータイヤ。心配ない。
浜田道を潜り・・・

大朝ICを・・・ ・・・出て・・・ ・・・左折・・・ ・・浜田道を潜り・・


・・・大朝町の入り口や役場への道を左に見送り、
信号の無い交差点(右に駐在所、左に医院)を芸北町へと左折する。
町内の交差点を直進。やがて芸北町への分岐点。
直進して「田原温泉5000年風呂方面」へ。

大朝町バイパス 役場・左 芸北町方面・左・・ ・・大朝町交差点・・ ・・芸北町別れ 5000年風呂へ


天狗シデの案内板が所々にあらわれる。
田原温泉5000年風呂、温泉スタンドを過ぎると、天狗シデへの看板があり、右折する。
鈴生りの柿が・・・

天狗シデへ 温泉スタンド・・ ・・天狗シデ・・ ・・看板を・・ ・・右折


・・・雪の帽子を被っている。
民家の先には、「天狗の森」まで雪に覆われた広い道が続いている。
新雪の中を暫らく進むと、トイレのある広場に着く。
広場に続き、更に上に登る林道があるが、
「天狗の森」を迂回するので、ここから歩く事にする。

雪と柿 広い・・・ ・・・道路が・・・ ・・・駐車場へ 説明板 登山口


坂道を登ると直ぐに「天狗シデ」が群生する「天狗の森」に着く。

天狗の・・・ ・・・森へ 案内板 天狗シデ


「シダ」も「シデ」も区別が付かない植物音痴。「シデ」が何たる物かの認識はあまり無かった。
天狗の森の、
雪を被って立ち並ぶ「天狗シデ」の群生を目の当たりにして、
自然の造形美に息を呑む。
緩斜面に大小40本あまりの「天狗シデ」が並んでいる。
イヌシデ(カバの木科)の突然変異で、曲がりくねった幹になったとか。
世界でも、ここにしか無いそうだ。

枝の曲線 天狗の森入り口 近くで見る天狗シデ ニシキヘビの如し 説明板


天狗の腰掛けと云われる曲がりくねった幹や枝は、
全体的に見ると奇妙にバランスが取れている。
今は、根を傷める為、中に入って鑑賞する事を禁止されている。
脇の遊歩道からしか眺められない。
やはり、世界的に珍しいものは、近くに寄って見たい。
教育委員会が対策を検討中との由。
大山山頂の様な木道設置は如何であろうか。

森は立ち入り禁止 脇道を登る 立入り禁止 熊城山案内板


「天狗の森」の脇の遊歩道を登る。
左折してツツジの道へ。
雪は降り止まない。

脇道を登る 天狗の特別席 森の奥を左へ 次第に・・・


20cm程の新雪は粉雪で、サラサラとしてべとつかず歩き易い。
雪が止み、青空と共に周りの山々が姿を現す。
やがて林道に合流する。ここにはブナの大木がある。
晴れたので、山頂まで行けると喜んだのも束の間。

・・・雪深くなる 新雪 雪の晴れ間 ・・林道の・・ ・・ぶなの木 林道を行く


再び、雪が降り始め視界が悪くなる。
兎に角、林道終点の展望台まで行ってみる事にする。

林道の先に熊城山 展望台 林道終点・・・ ・・・展望台 冬・トイレ閉鎖


吹雪の様になったので、熊城山山頂まで行くのは諦め、ここから引き返すことにする。
ここから先は、次の機会にレポートする。
今日は、ひとまず撤退。

この先、熊城山山頂へ
写真をクリックして下さい。


往路で落としたザックカバーが雪の中に埋もれかけている。
最近、途中で物をよく落とす。
手袋も落したが、発見できず。

下山途中、周りの山々がチラリと姿を現すが、又直ぐに雪のカーテンの向こうに消えてしまう。
やはり、今日は諦めよう。

展望台から撤退 ブナから下る 埋もれたカバー 回収 雪の切れ目 再び天狗の森へ


天狗シデの見事な捻じれ具合を愛でながら、天狗の森を下る。
天狗が枝に腰掛けるのは、新緑の頃より、この雪の時期の方が似合いそうだ。

雪の中の・・・ ・・・天狗シデ


広場に止めた愛車が、雪に埋もれつつある。
車のあちこちにツララが下がる。
ブレーキテストをしながら里へと帰る。
柿が被った雪帽子は、朝より少し大きくなったようだ。

雪に埋もれる愛車 下山完了 深くなった雪道 里は白一色 柿と雪


温泉
帰りの温泉は、直ぐ近くの「田原温泉5000年風呂」で。
雪を眺めながらの露天風呂。首から上は寒いが、体はほかほか。

田原温泉 辰?大蛇? 5000年風呂


反省会
温泉のレストランで「ファルーカ鍋」。
鍋の名前の由来は聞き漏らしたが、
鍋の中心部の突出した部分で焼き肉、周りの溝で鍋物が出来るものだ。
新鮮な野菜が多いのが良い。

乾杯! ファルーカ鍋 野菜、餃子、貝
豆腐、海老、
しゅうまい、椎茸
牛肉 焼き肉と鍋 たれ


温泉を出る頃、雪は益々降りしきる。
空が晴れたと思ったら、また雪模様。これで途中下山の諦めがついた。
この冬初めての大雪に、慣れない車がスリップして田んぼの中へダイビングしている。
地の人ならこんなドジはやるまい。都会からのドライバーか・・・。

食後のコーヒー 外は大雪 雪の天狗の里 チラリと晴れ間 熊城山遠望 転落車


雪の浜田道を脱出し、中国道を広島方面へ。
中国道・安佐SAまで雪景色。
愛車のツララも溶けないまま。
中国道から広島道に入ると、次第に景色の中の雪は消えて行く。

大朝ICから・・・ ・・浜田道・中国道 安佐SAも雪 愛車のツララ


広島道から山陽道広島ICを過ぎる辺りからは、完全に雪とは無縁の世界となる。
瀬戸内側は如何に暖かいかを実感する。

広島道から・・・ ・・・雪は消え・・ ・・広島は無雪



前回の花知ケ仙といい、今回の熊城山といい、
瀬戸内は晴れていても、中国山脈山間部はハイウエーも里も雪深い事が多い。
高速網が発達してきたこの頃は、12月になったら早めにスタッドレスタイヤに交換しておくべきだ。
ノーマルタイヤにタイヤチェーンでは高速道路は走りにくい。
大抵の高速道路はスタッドレスのみでOK。チェーンまで必要な事は先ず無い。
スタッドレスタイヤにチェーンを追加しなくては走れないような所へは、
慣れない都会の一般ドライバーは行かない方がいい。
斯く申す私も、久し振りに高速道路と里道の雪を経験した。
慣れれば、恐れるに足らず、寧ろ楽しい。
しかし、スタッドレスタイヤを装着しておく事は勿論だが、
チェーンの備えと、取り付け方の練習は、冬前にやっておくべきだ。
今の時期、ノーマルタイヤだけで山陰方面に出かけてはならない。
山陽側がどんなに天気が良くても・・・。
あちこち、お出かけしたい人はスタッドレスタイヤをどうぞ。


世界的な天然記念物「天狗シデ」の熊城山。
今日は、思わぬ雪で撤退。
雪の降り止んだ晴天の日に、再度アタックしたい。


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