土井氏の中国百名山(「これから登る山100選・中国100選」)の広島県27山の内、
最後の山となった芸北町・大暮の「毛無山」に登る。

昨夜、デジカメのバッテリー8本を充電するのに12時頃までかかった。
才乙の山々を10時間かけて一周した割りには、今朝はさほど脚も張っていない。
今日は、ゆっくりと起きだして朝食。
気になる天気は曇り。

二日間お世話になったベースキャンプを後に、大暮の毛無山に向かう。
昨日、向かいの高杉山からの展望があまりにも良かったので、今日の毛無山も、と期待する。
しかし、大暮の集落から見る今日の毛無山は雲を被っている。
今日の山行きを暗示するかのように・・・。

芸北町・細見の交差点を豊平方面へ。
暫らく行くと大暮養魚場の看板。そこを左折して北へ。
大暮の集落へ向かう。最初の看板を右へ。
大暮のアマゴの養殖場への橋の前を右折。
しばらく行くと、右手に斜めに上がる舗装された道がある。
そこが毛無山登山口。小さな手製の標識がある。
登山口の前には4〜5台駐車出来るスペースがある。

大暮養魚場看板 最初の看板を右 雲を被る毛無山 岡田神社 養魚場看板を右 民家の先に・・・


雨を覚悟で登山開始。
登山口から直ぐの民家の女性と挨拶を交わす。
「雨みょ〜連れてきんさんなよ(雨にならないと良いが・・・の意?)」と云われる。
民家の先からは、昔からある良く踏まれた道が続く。
登山口から15分で姥御前神社に着く。

・・・登山口 登山開始 直ぐに民家 横吹道 姥御前神社


山道の所々に石が敷いてあり、この道の歴史が偲ばれる。
また、あちこちに炭焼きの跡と思われる石組みもある。
登山者を悩ませたのであろうスズメバチの巣の残骸が、道端にころがっている。
まさか熊の仕業ではあるまいが・・・。
猪の滑った爪痕が残っている。猪の多い山らしい。

石畳 炭焼き跡 スズメバチの巣 イノシシの爪跡 緩やかな上り


水平の道が上りに変ると、次第に森が深くなる。
大きな倒木を過ぎると、やがてカタジ谷の出合い。
登山口から1時間10分。
右の急登を登ると毛無山山頂手前の尾根道に出る。
しかし、今回はこれを登らず・・・

倒木 カタジ谷の出合い 阿佐山へのテープ


・・・左の沢を渡って横吹峠をめざす。阿佐山への縦走ルートでもある。
赤いテープが続いている。
10分程で左への分岐点があり、赤いテープがある。しかし、ここは直進する。
更に10分で右手に湿地帯。今の時期、花は見られない。

カタジ谷の出合い
左の沢を渡る
ショウジョウバカマ
群生
直進 林を過ぎると・・・ 湿地帯


湿地帯から5分で横吹峠。
登山口から1時間35分。
本来なら、毛無山山頂はここを右折するべき所を、左折してしまった。

阿佐山への縦走路が、あまりにも自然に左にカーブし、赤いテープも左に続いていた事。
直進と右折の道はやや翳が薄かった事。
更に霧の為、木の枝に掛かっていた「毛無山」の小さなプレートも見落としてしまった事。
などなど、横吹峠での観察不足の為、阿佐山・二十丁峠への縦走路に進んでしまった。
深いガスの中から、大きなブナの樹がヌーッと現れる。
20分程進んだ所で、それらしい峠に出会わないので、引き返すことにする。

横吹峠
左・阿佐山、右・毛無
ブナの大木 霧の森 見通し悪し・・・ ・・・引き返す

引き返す途中、人一人スッポリ入る程の大きさの「猪の泥んこバス」を道の脇に見つける。
20分で横吹峠に戻る。
よく見ればプレートと落書きがある。
ガスの中、あらためて毛無山山頂への道を行く。

イノシシの
泥んこバス
再び横吹峠 毛無山のプレート 幹の落書き 緩やかな上り


緩やかな上りを25分。右から「カタジ谷の出合い」からの道が合流する。
更に5分で山頂。
横吹峠から30分。カタジ谷の出合いから55分。登山口から2時間05分。
山頂はガスの中。視界10m。展望なし。

霧晴れず カタジ谷出会い
からの合流点
サラシナショウマ 山頂は・・・ ・・・ガスの中 山頂東側


三角点タッチ。GPS:北緯34度45分53秒、東経132度21分35秒。
晴れていれば、岩の上から東側の素晴らしい展望が有るのだろうが・・・。

ビール、大福餅、「サンマの蒲焼き」の缶詰で昼飯。
早々に下山開始。
森を下るに連れてガスは晴れて来る。25分下ると東への展望が開ける。
眼下に高野の集落。その向こうに熊城山

三角点タッチ GPS 下山開始 ブナ林 ガスが晴れる 熊城山


豊平の龍頭山のコブがチラリと見える。
さらに15分下ると、芸北町移原から大暮へ抜ける道に出る。
右折して大暮方面へ。

ヤマラッキョウ 龍頭山 移原からの・・・ ・・・道と合流・・・ ・・・右折して・・・


5分で上峠。
ここまでは道が良いが、この先、大暮側の林道に着くまでが荒れている。
途中、沢を渡る所が解りにくいが、テープがある。

・・・上峠 峠を越えると荒道 キノコ 木に絡む蔦 沢にテープ


この道も、昔の街道であったのか、石畳が所々に見られる。
上峠から20分で林道終点の広場に出る。
ここからは、林道をのんびり下る。

石畳 林道終点へ 林道を・・・ ・・・下る アキチョウジ


林道終点から15分で、大暮の集落の道に出る。
茅葺き屋根と白い土蔵のある所だ。
山頂から1時間20分。

小さい白い花 オタカラコウ ハナタデ 竹薮の先に・・・ ・・大暮集落の道 白壁と茅葺き


登山口へと、舗装道路を養魚場方面に戻る。
途中、大暮のあまご養殖場を左下に見ながら、
20分舗装道路を歩いて登山口まで帰る。
山頂から1時間40分。
下山完了。

雲を被る高杉山 蝶とサラシナショウマ 赤いトウモロコシ
(マムシグサの実)
キセルアザミ 大暮養魚場
(やまめ)
登山口帰着




帰りの温泉は「温井スプリングス」。
反省会は、山陽道・小谷SAで。アンデルセンの食堂での幕の内弁当。お味はまずまず。

2日間の山歩き三昧に大満足。
帰ってから、写真の整理が大変だ。



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