ここ一ヶ月ほど、お天道様は意地悪だ。
日曜日毎に仕事は「雨」に任せて、ご自分は安息日。
土曜日まで「晴」れ。日曜日は「雨」。月曜日は「晴」れのパターンが続く。
おかげで、こちらは山には登れず、フラストレーションが溜まる。

建国記念日の今日は、久し振りの登山日和。
山間部は大雪なので、瀬戸内側の山に出かける。
前回の曽場ケ城山の西にある鉾取山に登る。

山陽道・志和ICを出て右、曽場ケ城山の時と同様に、R2に向かう。
R2を右折(西)、広島方面へ向かう。
JR瀬野駅を右にみて、瀬野川沿いに暫らく行く。
陸橋、ポプラ、橋のある信号を右折、JR中野東駅に向かう平原橋を渡る。

R2右へ JR瀬野駅 陸橋、ポプラ


平原橋を渡って直ぐ右折し、瀬野川の右岸の土手道を少し溯る。
この土手道は駐車禁止だが、中野東小学校前の土手に、少し広い場所がある。
失礼して、ここに駐車させてもらう。

(実は、ここに駐車するまで、JR中野東駅周辺から団地上部の登山口まで
駐車場所を探して車でウロウロした。
しかし、有料駐車場も無いし、適当な広場もない。
この辺りは広島市のベッドタウン。都会の様な、田舎の様な・・・。
団地奥の登山口近くに、駐車出来るスペースは有る。鉾取山の往復ならここでも良い。
だが、縦走後、再度ここまで登り返すのもタイギである。
従って、土手道に違法駐車させて頂いた次第である。お許しを・・・。)

駐車場探しに時間を取られたが、いざ出発。10:40AM。
さっき渡ってきた平原橋をもどり、ポプラ前の信号でR2を渡り、団地の中へ。

平原橋、渡って右 中野東小前土手 Pから鉾取山 平原橋戻る R2へ R2のポプラ


団地内は分かれ道が多く複雑に見えるが、メイン道路を進めば登山口までたどり着ける。
途中、望ケ丘団地と平原団地の分岐点がある。
徒歩の場合は右(望ケ丘団地)、車の場合は左(平原団地)へ進む。
今日は右の望ケ丘団地方面の細い道を行く(こちらは道路が狭いので、車では入らない方がいい)。
望ケ丘団地の分岐点を直進、狭い道をさらに行くと、直ぐに平原第一公園が左手に見えて来る。

メイン道路 ここは右 直進 平原第一公園


「鉾取山ハイキングコース」の標識に従って広い道を左折。
暫らく行って今度は右折。ここからは一本道。迷う事はない。

標識・・ ・・・左折・・・ ・・・次いで右折


橋を渡り、立派な石垣のある民家を回り込むと、畠の先に神社が見えて来る。
この辺りに駐車可能だ。
駐車場所からここまで30分。

石垣の家 畠の・・・ ・・・先に・・・ ・・・神社


振り返ると、瀬野川沿いの街並みが広がる。
棚田あたりまでは舗装された道が続くが、
やがて地道になり、石がゴロゴロある山道にかわる。何処が登山口、といった所はない。

神社から街並 舗装 山道 ケルン 植林帯


竹薮の中のジグザグ道を暫らく登ると、明るい谷筋に出る。
振り向けば、中野東の街並みの後ろに蓮華寺山。その上に呉娑々宇山が顔を出す。

竹林を・・・ ・・・を抜けて・・ ・・・明るい谷筋 呉娑々宇山


デジタル拡大で撮影すると、土手に駐車した我が愛車が豆粒の様に写る。
この山にはイノシシが多いのか、道の脇に「ぬた場」が沢山有る。
山の花が少ないこの時期、ヤブツバキの「赤」が遠くからでも眼に入る。
小さな滝を右に見送ると、樹林帯に入る。

土手の愛車 ぬた場 ヤブツバキ 小さい滝


杉林を透かして空が見え始めると、やがてコル。
神社からコルまで1時間。駐車場所から1時間30分。

コースを右にとり、桧林を山頂へと進む。

コル 右へ


残雪に滑りながら、幾度か急坂を登る。
王子製紙社有林の看板がある。コルから20分。
先客が、雪で滑りやすい急坂を金剛杖に縋りながら降りて来る。
若い山仲間がすいすいと私を追い抜いて行く。
看板から30分ほどで、広く明るい山頂広場の入り口に到着。コルから50分。

雪・尾根道・急登 王子製紙看板 降る人 追い抜く山仲間 山頂前


更に5分で、四等三角点のある山頂へ。
コルから55分。神社から1時間55分。駐車場所から2時間25分。

北西には、蓮華寺山のバックに呉裟々宇山と藤ケ丸山の山並。
南東には、小田山の向こうに膳棚山と野呂山。
山頂のベンチに豪華昼飯を並べる。

山頂 三角点 豪華昼飯 小田山 膳棚山と野呂山


呉裟々宇山・藤ケ丸山と鬼ケ城山・白木山との間、遥か北方に可部冠山が聳える。
ビール片手に、飽かずに眺める。

呉裟々宇山 堂床山 呉裟々宇山・
藤ケ丸山
可部冠山 白木山


一時間ほど山頂で時を過ごし、下山開始。先ずは676mピークへ向かう。
奇麗に整備された遊歩道を下り、更に676mピークへ上り返す。
676mピークまで鉾取山から10分。

676mピークへ コル 鉾取山を振り向く 676mピーク


676mピークからは、南に今から行く原山のアンテナ群が見える。
広島湾をバックに洞所山、591mピーク、天狗坊山。
北西に呉裟々宇山から白木山までの山並が望める。
海田湾を跨ぐ広島大橋と海田大橋がくっきり見える。彼方には宮島の弥山。
黄金山のアンテナも見える。
暫らく展望を楽しんだ後、原山のアンテナに向かって一旦下る。

原山アンテナ群 海田湾 黄金山


676mピークから下ること10分で林道に出る。鉾取山から20分
直ぐに天狗坊山に向かう林道が右手に現れるが、ここは直進して原山に向かう。
その先、直ぐに原山の麓で林道と別れ、植林帯の中を登る。

676mピーク降る 林道合流 林道分岐 原山登山道


15分程喘いで、原山の無線塔に到着。鉾取山から50分。
奥の無線塔の入り口の所に原山の三角点がある。

パラボラアンテナ 中継タワー 奥へ・・・ ・・・三角点 三角点からの
タワー


奥の無線塔のゲート前の整備された山道を、西に向かって下る。
原山から20分で591mピークへの分岐点。右のトラバース道へ進む。
右下に林道が見える。更に5分で洞所山との分岐点。
原山から25分。鉾取山から1時間15分。

縦走へ・・・ ・・・591mピーク
分岐点
突き当たり右折


左・洞所山、右・天狗坊山のテープが左右の木に巻き付けてある。
右折して天狗坊山方面へ。
分岐点から下ること5分で林道に出る。原山から30分。鉾取山から1時間20分。
林道を少し戻って、切り通しの所から天狗坊山に向かう。
切り通しからは、今迄歩いてきた676mピークから原山への稜線が望める。

右・天狗坊山へ 林道へ・・・ ・・・Uターン 676mピーク 原山


林道から行くこと5分で、古びた案内板。更に5分で杉林を抜ける。
案内書では、「杉林を抜けた所で右に進む」とあるが、
どうやら、我々は直進して尾根道の下りに入ってしまったようだ。

10分程下って行くと、比較的新しいバイクが2台放置してある。
こんなに険しい山奥まで入ってきたのか、と感心すると共に呆れてしまう。
わざわざ此処まで「廃棄」しにきたのか、
ここまで来たものの、ガス欠で「放棄」したのか・・・。
「鉄の馬」の死骸も、近くで見ると意外に大きい。

古い説明板 杉林 放置バイク


さらに10分ほど急坂を下り、見晴らしの良い所で一休み。
逆光にキラメク海田湾・広島湾に、似島・宮島の黒い島影が浮かぶ。
標高700m少々とは云え、海抜0mからの登山。標高差700mはかなりの登り。
又、それを下るのも時間がかかる。
やっと家々が識別できる所まで降りてきた。
林道分岐点から30分。原山から1時間。鉾取山から1時間50分。

急降下 広島湾 黄金山 呉裟々宇山 中野東 コオヤボウキ


一息いれた後、再び急坂を下る。10分で杉林。
このルートは、あまり使われない所為か、道が薮化している所が多い。
更に10分で、テープが有る分岐点を左に下る。
突き当たって左へ。

杉林 薮道 テープを左・・・ ・・・突き当たり・・・ ・・・左へ


3分で瀬野川水系成岡川の上流にでる。
林道分岐点から55分。原山から1時間25分。鉾取山から2時間15分。
やれやれ、やっと下界に降りた。
降りた所には、新しい墓所と、渓流の向こう側に老人ホームがある。

・・・集落上部へ 墓所 成岡川上流


成岡川沿いに下り、工場の間をR2へ向かう。
真っ赤に焼けた鉄片を切断してプレスする音が、工場の建物を震わす。

川沿いに下る 工場群の中・・・ 工場 工場 プレス機 工場の・・・


工場の騒音の先には、R2の車の騒音。
R2に出るまで、林道分岐点から1時間10分。原山から1時間40分。鉾取山から2時間30分。
この賑やかな場所に、ベーカリーの工場が有るのが何だかアンバランス。
R2を暫らく東に歩き、次の信号から、橋、山陽線をわたって旧道に入る。

・・・先にR2 ベーカリー 鉾取山 信号・橋・踏切り
山陽本線
旧道


ランディング体勢に入ったジェット機が、ゆっくりと空を泳ぐ。
最近は珍しくなった貨物列車が、直ぐ傍を轟音をたてて走り去る。
列車が通り過ぎた線路とバラスの向こうに鉾取山が姿を現す。
古い町並みを外れ、再度、線路を渡り、瀬野川の土手に出る。

ジェット機 貨物列車 山陽本線


瀬野川の南には、今日、歩いてきた山並が、黒いシルエットに変わりつつある。
少し日が長くなり、6:00PMでも明るい。
そろそろ団地に明りが灯り始める。

ほぼ一ヶ月ぶりに長時間歩いたので、股関節の油が切れて重い。
やっとこさ、駐車場所にたどり着いた。
林道分岐点から1時間45分。原山から2時間15分。鉾取山から3時間05分。

洞所山 鉾取・767m・原 鉾取山 下山完了


背中の荷物を降ろし、登山靴を脱ぐと、体重が半分になった様に身が軽くなる。

帰路はR2を東へ。
八本松手前からの渋滞が終り、東広島市へ。
天然温泉「ホットカモ」で汗を流す。



反省会
ホームタウンの行き付けの中華料理店へ。
例によって、我が友へのレポート。
この店は、値段がリーズナブルで、しかも美味しいので、根強い人気がある。

いけの飯店 乾杯! 特製サラダ¥580 フヨーハイ
¥1200
豚肉と青菜炒め
¥780
焼き飯¥700




一ヶ月ぶりに、休憩時間も入れて、7時間半の山歩きを楽しんだ。
聊かハードでは有ったが、足腰の痛みは、寧ろ心地よい。