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道後山「山頂(三角点)」は東城町に属する。
一方、
一般的な登山道は、スキー場経由も含めて、月見ヶ丘〜岩樋山〜両国牧場(〜道後山山頂へ)のルートだ。
これは西城町に属する。

道後山林道から道後山山頂への遊歩道は2本ある。
しかし現在は、殆ど一般に利用されていない。
一つは、
道後山林道から道後山東側の大きな尾根に取り付き、
道後山の南斜面をトラバース気味に大池への道に合流するルート。
もう一つは、
道後山林道県境付近から、東屋経由で多里大山の麓を通って、道後山山頂に至るルート。

今日は東城町・持丸の道後山林道の登山口から東尾根(タイトル写真の赤線の部分)を登り
道後山山頂から多里大山を経由して、道後山林道県境登山口に下り、
道後山林道を元の東尾根登山口にもどる一周コースを歩く。

朝から好天気。
東城町持丸から道後山林道に向かう。
実は昨夜、広島で会合があり、夜遅くまで流川を徘徊。広島の夜に沈没。
ホームタウンへ朝帰りして、飛び出してきた。
前日から山の道具は車に積んでおいたので、安心して出発したのだが・・・、大失敗が一つ。
デジカメを積むのを忘れていた!
従って今日のデジカメの画像記録はない。


今日(2002年06月02日)、辛うじて撮っていた数少ないスナップ写真と、
2002年05月19日に道後山林道を下見したときのデジカメ写真と、
2002年06月16日、花のトリオと月見ヶ丘から道後山に登ったときのデジカメ写真等を使用して、
今日のレポートを制作する。

小奴可から持丸川沿いに、猫山の東側を北上する。
三坂・持丸の分岐点(つりぼりの看板)を右へ。
「持丸線・持丸日南町」の標識がある。
(道後山林道は、広島県側は車で行けるが、
県境を越えて鳥取県日南町に入ると、道路が荒れているので車での通行は不可。)

1.小奴可から猫山へ向かう 2.持丸川沿い 3.直進・猫山、右・持丸
4.右・持丸へ 5.分岐点には「つりぼり」
の看板
6.持丸線
県境から北の日南町へは
車は通行不可


分岐点から直ぐに立派な橋。
橋の右側に階段状の滝がある。
暫く進み、右手の鳶の巣山の麓の観光牧場では、繋がれた飼い犬が元気よく吠える。
その先は東城町持丸の集落。

7.持丸川にかかる橋 8.滝 9.
10. 11.観光農園の先に 12.持丸の集落


持丸の集落を過ぎ、更に持丸川の右岸をさかのぼると、やがて出口養魚場の「つりぼり」の看板。
この三叉路の一番左を進むと、右手に出口養魚場。
その先、道後山林道はダート道になる。

13.持丸の集落の先に 14.「つりぼり」看板が
三叉路にある
15.看板の左側の道を進む
16.行く手につりぼりの民家 17.出口養魚場 18.養魚場の先は
ダート道


途中、左への分岐を見送り、右手の沢沿いに暫く進むと、
右手にコンクリート橋が見えてくる。
これを渡って左に大きくカーブした先は、左に沢筋を見ながら北上する。
林道は普通車でも十分通れる。
やがて道幅は広くなったところに、道後山東尾根経由大池方面への登山口。
絵が消えてしまった「道後山遊歩道案内図」と、壊れて文字も読めない登山口の標識がある。
登山開始。

19.途中、左への分岐を
見送る
20.コンクリート橋を渡る 21.ダート道はまずまず
通れる
22.林道の先が開けて・・・ 23.・・・登山口に駐車場所 24.登山開始


ここから先の記録は、デジカメを忘れた為、一切無い。
下の写真の如く、道後山林道の登山口から東尾根のルートを登った。
(ルートの概略は表題の遊歩道案内図を参照)
その大藪漕ぎ奮戦記の画像が無いのが残念である。


25.道後山林道登山口から、旧遊歩道を登るが、
途中から東尾根の大藪漕ぎ

登山口から、殆ど藪化した遊歩道に踏み込む。
踏み跡は確認できるので、何とか進めそうだ。
以下、正確ではないが、うろ覚えながら印象に残っているポイントをレポートしてみる。

踏み跡の先に、かなり幅の広い遊歩道が現れる。
擬義木の階段が作ってあり、かなり以前に遊歩道として大規模に整備されたらしい。
その後の整備もなく、登山道としても利用されることなく、今は荒れ放題。
所々、枝を払った形跡もあったが、やがてそれも無くなり、
右に谷筋を見る辺りからは、踏み跡も消失し、深い笹が行く手を阻む。

それでも感を働かせて、行く手の左側・東尾根の北斜面に、踏み跡を求めて藪漕ぎを始める。
東尾根の肩に向かって遊歩道の跡らしきものを発見。
東尾根の肩を越えて、南側を藪漕ぎしながらトラバースする。
やがて植林帯の中に入るが、ここから踏み跡は消える。

ここで、 植林帯の中をトラバースして行くか、
やや右の東尾根を直登して行くか・・・。
迷う・・・。

結局、右の大きな東尾根を登れば、何れ道後山山頂に到達するであろうと決断。
尾根を外さないように進むが、繁った笹や潅木が、行く手を阻むようになる。
一歩進むのに、背丈以上の笹を潜り抜け、かき分け、
足の踏み場も無いツゲの上をフワフワ歩き、
屏風のような雑木の枝の壁に穴を開け潜り抜け、
遮二無二上を目指す。もう後には引けない。
100mほど進むのに、途方も無く長い時間を費やしたような気がした。
それでも次第に空が明るくなり、山頂辺りに人影が見えて来たときはホッとした。
しかし山頂までは、今までの行程以上の時間がかかりそうだ・・・。
後1時間ほどの藪漕ぎかな・・・。体力はかなり消耗したが、何とか頑張れそうだ・・・。
と、背の低い松ノ木の先の藪を漕いだ途端、
目の前に登山道が現れた!
「山頂から大池へ」の道に飛び出したのだ!やれやれ助かった。

我が生涯最大の藪漕ぎを、ここ道後山東尾根で経験した。

山頂までの山道が、いかに楽な道に思えたことか・・・。

26.東尾根のブッシュから 27.松ノ木の所で
山道に飛び出す
28.東尾根道から山頂へ
29.分岐点を左・山頂へ 30.分岐点を左・道後山山頂へ 31.道後山山頂へ

山頂で裸になって大休憩。豪華昼飯。ビールが美味い!
山頂からは、北に多里大山と東屋が見える。
なだらかな草原のように見えるのだが・・・。

下山開始。
山頂から先ほどの分岐点に戻り左折、持丸方面へ。
途中から多里大山を往復して、東屋で一休み。
道後山山頂から眺めると、東屋の辺りはなだらかな草原に見えた所だ。
東屋から見上げる道後山は大きく眼前に迫る。

東屋を出発して暫く下ると、道後山林道・県境・遊歩道登山口に下山する。
この間の道は、荒れ気味だが遊歩道の面影が残っている。

32.道後山三角点タッチ 33.分岐点を左 34.多里大山方面へ
35.多里大山山頂 36.東屋から下りてくると
林道県境登山口
37.林道県境登山口着


多里大山や道後山へは、この県境・遊歩道登山口からなら、らくらく登れる。

道後山林道を下って、登ってきた登山口へと帰る。
朝の大藪漕ぎのことを思い出せば、この林道がハイウエーに思える。
苦闘した東尾根を感慨深く眺めているうちに、登山口へ帰着。
県境の遊歩道登山口から20分。

38.林道県境登山口 39.帰りの林道から見る
道後山
40.林道か見る道後山
41.下山完了


道後山といえども、ルートを外れると怖い。
二度と歩きたくない旧遊歩道だった。
天気でも悪かったら、もっと迷い込んで遭難していたかも・・・。
「年寄りの冷や水」になるところだった。
反省!


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