西中国山地国定公園の東端、阿佐山山塊の主・阿佐山に登った。
方々の山々から望む阿佐山の大きな姿は、何時も気になる存在だった。
一度は登ってみたいと、昨年末に訪れたが、雪が降り始めて中止。
二度目は、つい二週間前。これも雨で中止。
三度目のなんとやらで、今日となる。

中国道・戸河内ICを出て右、加計町に向かう。
加計町からR186を北へ。温井ダム、王泊ダムを経て芸北町へ入る。
芸北町・細見の交差点を右、R40を豊平方面へ。
暫く行くと、右手に「大暮養魚場」の立て看板が見えてくる。
ここを左折して大暮川沿いに大暮の集落へ。
大暮の集落の入り口の「あまご」の看板を直進。
正面に大きな毛無山が迫ってくる。

温井ダム 王泊ダム 芸北町細見・右へ 大暮養魚場看板 あまごの看板 毛無山


再び大暮養魚場への「あまご」の看板が見えてくる。ここの橋を渡らず右折。
橋の向こうには大きな天狗石山。
右折して直ぐに、毛無山登山口を右に見送り、更に奥へ。
御前滝の所から先はダート道になる。
二週間前の大暮川沿いには、ネコヤナギとマンサクの花が一杯だったが、
もう、姿は見えない。
橋を渡り大暮川の右岸へ。
右手に毛無山を見ながら、やがて工事中の林道の橋を潜ると、
左へ天狗石山林道が分岐する。ここを直進。

あまごの看板・右 毛無山登山口 ダート道 毛無山 林道を潜る 天狗石山分かれ


二週間前は、残雪も深そうだったし、雨でもあり、ここから引き返す。

大暮川を右に見ながら暫く行くと、左に尾関神社。
やがて杉林の中、阿佐山橋へ到着。
橋のたもとにに2〜3台駐車可。
里では青空が見えていたが、山懐に入ると小雪がちらついてきた。
阿佐山橋を渡って直ぐ、登山口の標識。右の道へ入る。

二週間前は雪 更に奥へ 尾関神社 更に奥へ 阿佐山橋手前P 登山口


滑りやすい丸太の橋、ちょっとの薮こぎの後、雪解け水で増水した沢を渡る。
大暮川の左岸を行き、二つの堰堤を通過する。

二つ目の堰堤に上がった途端、いきなりスプレーによる落書きが目に飛び込む。
西中国山地国定公園の山々を汚し回っている例の「落書きヤロー」の仕業だ。
この静かな山にも出没している。
折角、自然を楽しみに来たのに、不愉快な気分になる。

雪解けで、ぬかるんだ緩い登りの後、
左に聞こえていた沢音が次第に遠ざかる。

直ぐに薮 沢を渡る 手前の堰堤 奥の堰堤 落書き ぬかるんだ道


所々の残雪を楽しんでいる内、杉林の切れ目に、雪雲を被った阿佐山が姿を現す。
すれ違った人の話では、山頂は吹雪状態との由。
少し気持ちが怯むが、行ける所まで行く事にする。

残雪の山道も平らになる頃、雑木林の中に二十丁峠。
登山口から1時間10分。
右、毛無山へ。左、阿佐山へ。

残雪 残雪 雪雲の山頂 残雪の落とし穴 二十丁峠へ 二十丁峠


雑木林の緩い登りの中1116ピークへ。
大きな阿佐山が目の前に現れる。
少し下って、再び阿佐山へと登る。
山道に岩がゴロゴロ現れてくると、山頂は近い。

左・阿佐山 二十丁峠 右・毛無山 1116ピークから 山道に岩出現 霜柱


木間越しに無線中継所(携帯電話用?)の小屋とアンテナのコン柱が見えてくる。
山頂は平らで広く、雪が残っている。
登山口から1時間50分。

山頂の展望は北側に開けるのみ。
北峰にスキー場のスロープ。その向こうに丸瀬山。
その又遥か彼方は原山か。

小屋の中には入れないが、外に屋根付きのベンチが付いている。

今日のお昼は「豪華ランチ」。
ビールは勿論のこと、ワンタンメン、あなごめし、いなりずし。
食後のコーヒー。
大ご馳走。云う事無し。

小屋とコン柱 山頂 三角点タッチ アンテナと小屋 丸瀬山と原山 豪華ランチ


山頂の雪雲は既に去り、やがて薄日がさしてきた。
木々の枝には、青空をバックに、白く光る霧氷。

この辺りによく来られるベテラン氏と、ベンチで暫くお話をする。

すっかり天気になった山頂を後に、下山開始。

帰路、二つの堰堤の排水口から、雪解け水が勢いよく噴き出している。
滑りそうな石を伝って、増水の沢を渡る。
山頂から登山口まで1時間。

霧氷 雪解け水 下山完了 たたら跡 あまご養魚場 養魚場


里におりて、天狗石山の麓にある「大暮養魚場」に寄ってみる。
あまご料理が食べられるかと期待したが、
釣り堀で釣ったあまごを、自分で料理するとの事。
テントからは、焼き魚の美味そうな香いが漂ってきた。
釣りは不得手なので、すごすごと帰る。

あまご 天狗石山

さて次ぎは温泉。
以前、偶然にオープン当日に訪れた高田郡高宮町の「たかみや湯の森」が良かったので、
再度訪れることとする。
中国道・高田ICを出て右へ。
「広島ニュージーランド村」を左に見送り、暫く行き、R179を左、来女木方面へ。
右に来原小学校を見て直ぐ、「たかみや湯の森」に着く。
日曜日でもあり、駐車場は満杯。
露天風呂、酒風呂が庭にあり、サウナ、ジェット風呂、薬湯等、充実している。
美土里町の「神楽門前湯治村」の良きライバルだ。

高田IC出て右 R179・左 正面玄関

前夜祭。
例によって、我が友へのレポートを。
場所は、完成間近い「温井ダム」を見下ろす「温井スプリングスのレストラン」。
器がお洒落で、料理の素材も多種多様。味も良し。
料理長のセンスの良さがうかがえる。

温井ダム 刺し身(鯛、
ハマチ、鮭)
炊き合わせ
(たけのこ、鴨、
ぎせい豆腐、
ごぼう、さといも、
桜ふ)
.酢の物(えび、
わかめ、きゅうり
梅にく)
前菜
(つくしの煮凝り、
鴨ロースト、
ウニたまご)
べらたの酢の物
しし鍋 天ぷら(こごみ、
つくし、
たらの芽、うど)
あまごの味噌田楽 茶碗蒸



残雪の山にも、微かな春の息吹きを感じた山行きであった。


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