当院について脊柱側弯症一般整形外科


検診の目的:
 側弯症は手術治療をしても残念ながら本来の健全な脊柱に戻すことができません。日本側弯症学会の働きかけで学校検診により軽症のうちに早期発見できるように学校保健法でその実施が義務づけられています。

検診方法:
脊柱側弯症による脊柱の変化は起立位(まっすぐ立った姿勢)では明らかでなくても、からだを前屈させると弯曲した背部変形が強調されるので、学校検診では校医により前屈テストが実施されています。(写真11)  検診現場では脊柱前屈をさせながら前方または後方より背部を観察し、明らかな左右差が認められるものを要注意者としています。二重弯曲型、胸腰椎弯曲型、腰椎弯曲型では背部隆起など変形の程度が少なく見落としやすいので、起立位で身体の脇線の左右非対称性なども見ています。たいせつなお子さんは学校に任せきりにしないで、最低年一回は裸で前屈テストをしてみましょう。 
(注意:お子さんが健診で側弯症を指摘されて病院、医院を受診をされた際には必ず側弯度が何度であるかを尋ねて下さい。)

  

【付記】 最近でも裸で検診ができなかったり前屈テストが実施されていない地域があるなどのため、来院時にすでに変形がひどくなっている学童が後を絶ちません。(写真12) 広島市医師会では、新たに開発した健診用シルエッター(写真13)を使用した広島方式で健診を開始して成果を挙げています。

(広島方式:広島市医師会健診センター職員が学校に出向き撮影。後日、画像計測(写真14)をし、判定は私を含む姿勢判定委員が担当)

写真11
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写真12
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写真13
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写真14
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