当院について脊柱側弯症一般整形外科


 日本人は牛乳で下痢をする人が多く、その消費量も先進国の中では最低部に位置しています。また日本の水は飲料水としてはとても美味しいものですが軟水といってカルシウムが少ないので、カルシウム摂取量不足になりやすいのです。このようにカルシウムの少ない食事の上、女性は若いときから運動不足傾向で骨組織をしっかり鍛えていない人が多く、特に閉経になれば女性は一段と骨粗鬆症になりやすい環境にあります。その上、現代の中高年女性は肥満傾向にあり、関節にかかる負荷は大きくなり、手指、膝など身体のあらゆるところに変形が見られ、筋力は弱く、身体も硬く身体の動きが鈍くなり転倒しやすくなってきます。このため更年期以降はちょっとしたことで腰椎、股関節、手関節などに骨折し易くなるのです。

 当院では骨密度を計測して、さまざまな治療薬を使用して治療していますが、現在の薬は残念ながら進行を防止する程度です。そこで、若いうちから骨密度を測定したり筋力測定などして、積極的に予防対策をとる必要性を機会のあるたびに指導しています。

【付記】 カルシウムは生命維持に必要なミネラルで神経、筋組織〔心臓、血管を含む)の活動時になくてはならないものであり、食事で足らなければ骨のカルシウムが動員されて骨粗鬆化をきたすわけです。私たちの指導により食事で十分なカルシウム摂取をした結果、血圧が下がった人や喘息発作が少なくなった人を数多く経験しています。