広島市職員労働組合

しぶきバックナンバー

しぶき記事

ヒロシマ地域総行動
9条改憲NO 賃金底上げを

 2月22日、2018ヒロシマ地域総行動の終日行動が行われました。「変えようヒロシマ!平和・くらし・私たちの街」をスローガンに取り組まれるこの行動は今年で27回を数えます。


労組や各団体が要求を持ち寄って

 毎年、国民春闘の時期に広島市域の労働組合や平和団体・民主団体などが、それぞれの要望を持ち寄り、国・広島県・広島市などへの自治体要請や、マツダや中国電力、JRなどへの要請を行っています。また、医療機関や介護施設、国会議員との懇談を持ち、一致点での協力共同を模索してきました。


早朝宣伝行動 駅頭など市内各所で

 当日は早朝の宣伝行動から行われ、広島駅、横川駅などのJR駅頭や、アストラム沿線の各駅頭、そごうデパートや広島市役所前など26か所で、ティッシュに挟んだ1万1000枚の大幅賃上げを求めるチラシを配布しました。


総行動スタート集会 意思統一し要請行動

 グリーンアリーナ大会議室でのスタート集会には、145人が参加して意思統一した後、それぞれ割り当てられた関係機関へ要請行動に取り組みました。


昼デモ アピール 改憲NO!署名行動

 昼休みには、金座街入り口から電車通りを通って原爆ドームまで100人がデモ行進に参加。さまざまな要求を掲げ、道行く人に呼びかけ、訴えて歩きました。午後からは「安倍9条改憲NO!」3000万署名行動を本通の青山前で29人が参加して取り組みました。

調理協 退職者送別会開催
たくさんの仲間とともに…

 学校給食調理員協議会(調理協)は2月24日、中区橋本町で、今年度の定年退職予定者を囲んで、送別会を開催しました。44名の仲間が集い、おいしい料理に舌鼓を打ち、思い出や給食の話題に花を咲かせました。今年度末で定年退職を迎える学校給食の調理員は、正規8名、嘱託6名。そのうちのお二人にご出席いただきました。

組合で得られた横の繋がりは大切

 開会にあたり調理協の平野議長が、出席されたお二人について、仕事ぶりや思い出を紹介。来賓の塩見中央執行委員長、岩田現業評議長からの挨拶の後、にぎやかな会食が始まりました。

 会の中盤では、後輩からの花束贈呈のあと、退職されるお二人から、給食に対する思いや、これからの人生について、一言ずつご挨拶をいただきました。

 『組合活動で得られた横の繋がりはとても大切』『O-157やノロウイルスといった食中毒との闘いの22年間だった。』『ゆっくり海外旅行でもできたら…』など、先輩方の言葉に、参加者は皆、大きく頷いていました。

 久しぶりに会えた仲間も多く、会は大いに盛り上がりました。

学校給食の仕事に誇りを持って

 学校給食は全国的にどんどん委託化が進められているなか、広島市の自校調理校は直営をかろうじて守り続けています。

 学校給食という仕事に誇りを持ち、これからも子どもたちファーストの給食を作り続けたい、先輩たちから受け継いだ技術を継承し、さらに発展させていかなければならない、そうした気持ちを強く感じることのできた一日となりました。

 組合員の熱い思いを実現できるよう、調理協は今後も継続した活動を続けていきます。

ビキニ被災の真実 核被災は地球規模
ビキニデー広島集会

 2月24日、広島市南区民文化センターで、広島県原水協主催の「被災64周年3・1ビキニデーヒロシマ集会」が開かれ、55名がつどいました。


ビキニ被災 船員の被ばくを認めない

 集会では、「隠されたビキニ被災と放置された被災船員の救済」と題して、太平洋核被災支援センター事務局長の山下正寿氏が講演しました。山下氏は、日本政府が、ビキニでの6回の米核実験による被災魚を捨てた漁船が992隻と公表しながら、船員の被ばくを一切認めなかったことを指摘し、98隻に「死の灰」の汚染記録があるなかで、第5福竜丸だけが被災したとすること自体、科学的な根拠がないことを挙げて糾弾しました。


被災船員ら立ち上がる 国家賠償請求訴訟

 このようななかで、2016年5月9日に、ビキニ被災船員・遺族など45名の原告が高知地裁に国家賠償請求訴訟を行い、今年の2月16日に結審、7月20日判決の予定であることを紹介しました。


4度の核被災国日本こそ核廃絶の先頭に

 最後に、山下氏は、核実験による被災は地球規模に広がっているが、核保有国は核被災の実態を過小評価し、自国の核実験を検証していないことを告発。「日本が、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマと4度の核被災を体験した国として、核廃絶をリードすべきだ」と訴えました。

自治体保育労働者の全国集会
保護者と共に子どもたちに寄り添い

 第26回自治体保育労働者の全国集会が2月17・18日、盛岡市で開催され、のべ700名が参加。全国各地の保育の状況を交流し学びました。広島からは4名が参加しました。


講演
「自己肯定感」について学ぶ

 心理臨床家の高垣忠一郎氏が「いま人間に必要な自己肯定感」と題して記念講演しました。

 高垣氏は「病院でカウンセリングの仕事をしていると、不登校や引きこもりの相談が多い」と述べ、何か困難にぶつかったとき、自分をまるごと否定してしまう子どもや若者の傾向を指摘し、教育や社会の問題点に言及しました。そして、本当の自己肯定感とは、良いところをほめる評価ではなく、できない自分も個性ととらえ、存在そのものを丸ごと肯定する「共感とゆるしの自己肯定感だ」と結びました。


基調報告 平和コンサート

 基調報告では、「子育て安心プラン」の中身やその背景などが明らかにされ、4月から本格実施となる保育所保育指針の内容にも踏み込みました。文化行事は「CD平和コンサート」でした。紹介された曲は美空ひばりさんが第1回広島平和音楽祭で歌った「一本の鉛筆」や「岸壁の母」でした。


災害時の役割に注目

 2日目は「公的保育を守るための、国や自治体に対する運動」など5つの分科会と3つの講座を開催。広島市職労保育園支部は、保護者と共に進めてきた「保育まつり」や「こどもパレード」の取り組みを報告しました。

 講座では乳幼児の「発達」と題して、北海道大学の川田学氏から「震災など災害に対応できる公的保育の構築」という話がありました。「保育園には生活の場があり、災害時には即座に避難所としての機能を果たせる。非常時にも保育者が子どもとの暮らしの中で身に着けている『持ち場』を切り盛りする技能、人の気持ちに寄り添う心根が社会のセイフティネットとして頼りになった」とレポートを紹介されました。

 乳幼児の「発達」を学ぶとは、「○才になったら〜ができる」を知ることではなく、「子ども自身が他者やものごとと応答的な関係を結び、生き生きとしている(主体性を持っている)状態を見守り、寄り添うことだ」と解明されました。基本的な問題を考えながら、子どもの見方が変わる話でした。