広島市職員労働組合

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嘱託賃金確定最終交渉
基本報酬と経験年数加算で8年以上は900円引上げ

 広島市嘱託労組連絡会(広島市職労、市嘱託労組、留守家庭指導員労組、児童館指導員労組、介護福祉労組)は、11月21日に第2回目の賃金確定交渉を行いました。

 交渉の冒頭、各職場から寄せられた「臨時・嘱託職員の待遇改善を求める」署名の追加分を提出し、合計で2653筆の職員の声を当局に届けました。


当局 基本報酬の改善などを提示


 人事部長から、10月24日の第1回嘱託交渉や市労連の11月15日の賃金確定交渉の結果を踏まえ、一次回答が示されました。

〈一次回答〉

 2018年度の基本報酬を、正規職員の1〜3級の平均となる0.18%で改定。最低引上げ額を300円。

 経験年数加算 8年以上12年未満の間差額を3200円から3500円に300円引上げ。

 一時金(増額報酬)を、0.05月引上げ、年間支給月数を2.35月とする。

 正規職員の改定と同様に、子の看護の休暇について、感染症予防のための臨時休校についても対象を拡大する。結婚休暇の取得可能期間を6ヶ月から1年へ拡大する。健康診断の再検査の職免となる場合を拡大。

 また、育児欠勤の取得期間を子が1歳6ヶ月になっても、なお保育所等に入れない等の場合に2歳に達する日まで取得可能とする。


一次回答不十分 さらに改善を求める


 組合側は、欠員の解消や正規職員との格差解消の要求に対して、一次回答の報酬引上げではとても納得できない。嘱託職員が担う業務の責任・負担は年々増している。と、さらなる改善を当局に求めました。


ぎりぎりの前進回答を引き出し 妥結


 当局に嘱託職員の切実な声を再度訴え、その結果、経験年数加算4年以上8年未満の区分でも300円の引上げ(間差額3500円を3800円)を二次回答で引き出しました。

 市人事委員会の改定率が非常に低いなかで、経験年数8年以上の嘱託職員は900円の増額となり、正規職員の最高引き上げ額700円を上回る改善であり、当局も精一杯の回答を示したと受け止め、正午過ぎに交渉を妥結しました。

現業評 秋年闘争学習会
活動の基本は自主性

 広島市職労現業評議会は11月18日、アステールプラザで第7回秋季年末闘争学習交流集会を開催。講師に県労働者学習協議会の山根岩男氏を迎え「労働組合とは」と題して学びました。


憲法が保障する労働基本権

 山根氏は、「憲法28条にもとづき労働組合法がある」として、同法が労働者が使用者との交渉で対等の立場に立つこと、代表を選び労働組合を組織して団体交渉をすることを保障していることを明らかにしました。


学習し議論し交流しよう

 山根氏は続けて、「労働組合とは労働条件の維持改善などを図るもので、活動の基本は自主性だ」とし、自主性は始めから備わっていないため、学習し議論し集まり交流して労働組合への認識を育てあう努力が欠かせないことを強調しました。

 そして、「自主的な活動だから『自分の大切な物・時間・労力』を伴う活動にして、その楽しさ・喜びを体験、共有しよう。人間は理屈だけでは動かない。つながり、信頼と連帯を広げ活動を通じて人間的にも成長しよう」と呼びかけました。


多くの仲間を組織して

 山根氏はまた、「団体交渉では使用者と対等の立場に立つために多くの仲間を組合に組織し、その声をもとに交渉しよう。労働協約は職場でもっとも強い約束事。たたかいの成果をみんなに知らせよう」と体験談も交えて話されました。

 賃金確定交渉直後ということもあり、参加者にとっては今後に役立つ貴重な学習会となりました。

保育園支部 正規調理員採用で要求書
全園に正規配置 不在園をなしに

 市職労保育園支部は11月14日、保育園の正規調理員採用に関する要求書提出しました。


現場の声 次々と

 参加した組合員から、「正規調理員が休みの時、嘱託・臨時の不安は大きい。正規不在園になると、この不安が毎日続く」「嘱託調理員として採用された時、正規調理員が不在になるとは聞いていない」「全園への正規調理員配置と、非正規職員の待遇改善を!」「非正規職員に責任や仕事を押しつけるのではなく、正規調理員を配置して!」「細やかな対応ができる給食室の維持には技術の継承は欠かせない。それには正規調理員の存在が絶対必要!」「正規調理員が正規調理員に技術の継承ができる職場が本来の姿!」などの声があがりました。

重々承知している…当局

 細谷保育企画課長は現場の声に対して「調理の現場は責任のある仕事であるがゆえに、過酷であるということは重々承知している。それをしっかり伝えながら要求していく」と答え、参加した職員からエールの気持ちを込めた拍手が送られました。


非正規に頼るのはもう限界

 中石支部長は、「食育までやってこそ、保育園の給食。5時間45分という限られた時間の中、処遇の悪い中、それでも頑張ってくれている嘱託調理員のモチベーションに頼るには限界がある」と訴えました。

 木下書記長は「これ以上正規調理員が減らされれば、安全の水準は守られない。求められる住民サービスに応えるように指導されても難しくなる」と問題提起をしました。

業務協 ふれあいまつりに参加
豊かな発想 木端細工 集中力にびっくり

 市職労学校業務員協議会は、11月19日の八木小ふれあいまつり、11月25日の安西小ふれあいまつりにそれぞれ、木端細工(工作教室)で今年も参加しました。

 今年の八木小のふれあいまつりは、風交じりの小雨でとても寒い日となりましたが約40名の作品が完成。安西小のふれあいまつりでは、前日までの寒さも落ち着き過ごしやすく、八木小より少し多めで約70名の作品の完成を見ました。

思い思いに 作品が…

 毎年、子どもたちの発想力、集中力には驚かされます。私たちが作った見本作品を見て作品を作る子、保護者と一緒に完成させる子、たくさんの材料を使って大きな大作を作る子、それをどのようにして持って帰るのか興味津々。もちろん持ち帰り用の袋に入るわけもなく持ち帰り途中で壊れたと慌てて直しに帰って来る一幕も。どの時代も、同じようなことをしているなと懐かしむ場面でした。

続けることの大切さ

 今年で4回目の参加となり、この活動にいつもの顔ぶれ以外の人も来てくれるようになりました。続けることの大切さ、難しさいろいろありますが、業務協は引き続き、子どもたちに健やかな学校生活を保障し、学校業務職場を守っていくため、力を合わせて頑張っていきます。

応えて!! 改善要求に
消費生活センター相談員 要求書提出

 市嘱託労組は11月13日、消費生活相談員の労働条件改善等に関する要求書を提出しました。

 冒頭、市嘱託労組の亀井委員長が、本年5月の地方公務員法、地方自治法の一部改正に伴う、会計年度任用職員制度の新設に触れ、「法改正の趣旨を踏まえて該当職員の待遇改善要求に対応してほしい」と申し入れました。


研修を後退させないで

 要求は昨年と同様ですが、遅番勤務実施の検証を引き続き行うこと、来年度からの国の交付金終了後も研修を後退させないことを強く求めました。

 当局から消費生活センター内の研修については増やすことを検討はすると説明がありましたが、他のセンター相談員との交流という点で、全国規模の研修にもできるだけ参加できるよう要求しました。

新規採用が困難に

 現在の待遇では今後新規採用が困難になるのではないか、時間外を振り替え対応ですると本来の相談対応が手薄になるのではないかなどの懸念も伝え、来年3月の回答を待つことになりました。