広島市職員労働組合

しぶきバックナンバー

しぶき記事

第15回こどもパレード
すべての子に豊かな育ちを

 11月5日、保育・教育・療育・学童保育にかかわる職員、保護者と子どもたち810人が集まり、第15回こどもパレードを実施しました。秋晴れの気持ちのよい気候の中、各団体がチラシを配ったりプラカードやコールでアピールをしながら、元安橋からアリスガーデンまで楽しく歩きました。

 市職労保育園支部が今年、取り組んだのは、「だじゃれプラカード」でした。「だじゃれプラカード」では各保育園の創意工夫のもと「職員数を増やしてくだサイ」で「サイ」の絵を入れたり、「保育士の賃上げせいや〜!」でカープの鈴木選手の写真を入れたりする園もありました。

 アリスガーデン到着後は、各分野の現状や問題点を交流しあいました。各団体の発言内容は以下の通りです。

 (保育)待機児童の解消は緊急の課題。保育士不足も深刻で、処遇を改善し、保育士確保に努めてほしい。保育行政の充実を求める署名に今年も取り組むので、協力をお願いします。

 (教育)子どもたちの成長発達を願い、できることをみんなでもっとやっていきたい。国の責任による35人以下学級の前進、教育の無償化、教育条件の改善を求める署名に取り組んでいく。

 (療育)障がいのある子どもたちも暮らしやすい世の中にしてほしい。療育・障がい児教育の充実を!

 (学童保育)指導員の待遇改善をし、3人体制にしてほしい。放課後児童クラブを有料化することなく、子どもたちの安心で安全な放課後を保障してもらいたい。

 「すべての子どもたちに豊かな育ちを!」これは、わたしたちの大きな願いです。これからも各団体のつながりを強めながら、運動をすすめていきます。

食肉市場支部 経済観光局交渉
では 職場検討会を開け!!

 市職労食肉市場支部は11月9日、2017年度要求書に基づく経済観光局交渉を行いました。

■この間の懸案事項として、再雇用職員の退職に対し補充がなされないまま欠員状態となっている問題で、組合側との協議もない不当な人役計算に基づく一方的な退職不補充は全く納得できるものではないとし、欠員の解消を強く求めました。

 この他、以下の問題について進捗状況の説明を求めました。@第10次中央卸売市場整備計画は、国が推進する重要な事業だが、設計案(図面)が提示されたのみで、現実的な協議に入れていない。AHACCPシステム導入で、共に取り組みを開始した卸売会社はすでに認証機関からHACCP認証を取得し実施しているが、と畜場現場へは導入時期すら明確になっていない。B昨年、緊急交渉まで行い強く訴えてきた「病畜問題」の状況は今もって改善されていない。C不具合が多発している豚皮剥機は、今年度中に更新予定とのことであったが実現するのか、など。

■当局側からの説明はどの問題についても歯切れは悪く、明確な回答は得られませんでした。とりわけ豚皮剥機の更新については、今年度は現実的に困難との回答があり、唖然とするばかりです。またいくつかの要求項目について「職場検討会を通じ協議してゆく」との回答がありましたが、この職場検討会は平成11年以降開かれたことはありません。

■今後、食肉市場では再任用職員が増加し、現行定数の4分の1を占める状況が予想されます。技術と体力を要する業務であるため、単純に正規職員からの置き換えが進めば業務が立ち行かなくなるのは明らかです。食肉市場支部として、先ずは当局側の言う「職場検討会」を開催させ、より安全安心な食肉生産のため、雇用形態に関わらず全ての職員が安心して働き続けられる職場をめざします。

広島県知事選挙結果について
県政転換へ引き続き奮闘

 広島県知事選挙が10月26日告示、11月12日投票で実施されました。

平和とくらし守る3つの転換を訴えて

 広島自治労連をはじめとする労働組合や市民団体でつくる「清潔であたたかい民主県政をつくる会」(「民主県政をつくる会」)は、革新無所属・共産党推薦で高見あつみ氏を擁立し、283万県民のねがいを体して、平和とくらしを守る3つの転換(地域とくらしを守る県政へ・国の悪政から県民を守る県政へ・ヒロシマの声を生かす県政へ)を訴え奮闘しました。

候補者を先頭に奮闘 県民の共感を広げる

 候補者を先頭にした「民主県政をつくる会」の訴えは県民に大きな共感を広げました。選挙は投票率31・09%で前回を0・88%下回りましたが、高見あつみ候補は71353票、得票率で9・93%を獲得し健闘しました。

民主的自治体建設へ共同の取り組みを

 市職労も引き続き、広島自治労連に結集し、民主的自治体建設をめざして、県民要求の実現と県政の転換に向けて、可能な共同の取り組みを行っていきます。

県労連女性センター 総会開く
命を何より大切にしよう

男女ともに活躍できる社会へ

 県労連女性センターは11月4日、ゆいポートで第24回定期総会を開催し、 9団体37名が集いました。1年間の活動を総括し「女性も男性も仕事と生活を両立させて活躍できる社会実現へ」と新たな運動方針を決定しました。

 開会のあいさつでは、夜のスーパーで半額商品を買い求めるお年寄りの姿に触れて、年金給付水準の低下などでもたらされている社会の貧困化からの脱却が訴えられました。


職場・地域でつながり 要求前進を

 記念講演では、全労連女性部長の長尾ゆりさんが「『いま、女性部運動の出番』〜したたかに しなやかに しぶとく!〜」と題して、全労連の「女性労働者の労働実態および男女平等・健康実態調査」「妊娠・出産・育児に関する実態調査」を引きながら講演。長尾さんは次のように述べました。


 職場では、残業時間の増加(期日までにと自己責任を問われる(非正規も))、休暇が取れない(人員不足)、慢性疲労(仕事を辞めたい)、生理休暇が取りにくい(多忙化)、4人に1人が流産、保育制度・介護制度の改悪などで、多くの女性が苦しめられています。人員増と賃金引き上げが女性労働者の二大要求です。

 いまこそ、労働者の権利を土台から崩そうとしている安倍「働き方改革」とたたかい、「本当の働き方改革」をすすめるときです。命を何より大切にし、職場でつながり、地域でつながり、他職種とつながりましょう。安心して話せる場をつくり、共感しながら要求を引き出していきましょう。


一人ひとりの要求を受け止めて

 記念講演後、職場交流が行われ、総会は一人ひとりの声を真剣に受け止め、要求としてしっかりと訴えていくことを確認しました。

子どもたちに代わって要請行動へ
11・3保育大集会

 11月2日・3日の2日間、東京で「11・2政府・国会要請行動」と「すべての子どもによりよい保育を!11・3大集会」が行われました。

〈情勢学習と国会要請行動 〜憲法を保育に生かし、よりよい保育を求めるために〜〉

 2日の国会要請には全国から310名、広島から18名が参加しました。午前中は神戸女子学院大学の石川康宏教授による情勢学習会で要請行動の意義と意味を学びました。

 石川氏は今回の衆院選の背景や結果についての分析、憲法改正の動きなど保育施策の背景を語り、安倍政権の子育て支援の目玉とされる幼児教育無償化の財源は、消費税ではなく公費の投入が求められること、これまでの市民の運動が政府に大きく影響を与えたことなどを熱く訴えました。参加者は「主権者としてもの言えぬ子どもたち」に代わり要請行動を行っていく決意を固めました。

 午後からは数名のグループに分かれ、保育署名を持参して、各地の現状や要請を直接議員に訴えました。出身自治体の保育の現状について認識が薄い議員も多く、また「様々な施策を考えているが少しずつ進めていきたい」との声も聞かれ、参加者は現場の課題と早急な課題解決の必要性を引き続き強く訴えていかなくてはならないと痛感しました。

〈すべての子どもによりよい保育を!〉

 3日の大集会とパレードには、全国から3300名が参加。各地の現状や取り組みについて訴えました。「保育園に3回落ちた。来年入れないと、仕事を辞めなくてはならない」「保育園増設!と言えば無認可保育園が増える。活動していて悲しくなる」など保護者からの悲痛な声や、「資格のない人も保育士になれるので不安」「待遇が悪すぎる。これでは働けない」「12年間正規保育士の採用がない」と現場の問題点も多く挙がり、問題解決はどの都市でも待ったなしで、制度の充実が求められていることが明らかになりました。

 保育運動はすぐには結果が出ません。次世代へ引き継ぎ、互いを思いやりながら粘り強く運動を続けていくことが求められています。

学校給食調理員支部
学習交流会 ― 待遇改善を

この間の取り組み確認

 市嘱託労組学校給食調理員支部は11月11日、学習交流会を開き12名が参加しました。最初に振替≠フ取り方や帳簿の付け方について説明があり、続いて要求書提出をはじめとしたこの間の取り組みが報告されました。


会計年度任用職員制度を学ぶ

 次に、市嘱託労組の亀井委員長が2020年4月1日施行の「会計年度任用職員」制度について説明。「国が大枠を決め、賃金や待遇面などは各自治体の判断に委ねられる」と述べて、「『同一労働・同一賃金』の待遇改善になるのか。これからの取り組みと運動が必要」と結ばれました。

 参加者からは「中身はよく分からなかったけど、大変な制度ということは分かった」との声が上がりました。