広島市職員労働組合

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しぶき記事

はたらく私が、輝く私になるように!
女性部 要求書提出

 市職労女性部は9月5日、人事部長室を訪れ、荒神原部長に「広島市に働く女性労働者の労働条件の改善に関する要求書」を提出しました。


女性ならではの視点で要求

 冒頭、「女性・男性を問わず、職員の権利が行使できる民主的で健康的な職場環境の改善に努力していただきたい」と訴え、各職場(保育園・学校給食・こども療育センター)からは、要求項目に関わる実態を詳細に把握できるよう、現場の疲弊した状況を各自が説明しました。

 なかでも、結婚休暇(結婚から6か月以内で分割不可)、生理休暇(当日取得のみで、前日届は不可)など、女性ならではの視点で権利取得時の問題点が挙げられました。そして、「これでは実際には完全取得が困難」と指摘しました。


ハラスメント相談の徹底を

 さらに、退職不補充などによる市民サービスの後退と職員の健康破壊をきたす長時間労働の実態、それに起因するパワーハラスメントや心身ともに病んでしまった職員が訴える上での問題点を含め、解決が現場任せの現状を訴えました。ハラスメント相談の周知徹底を図ること、昨年行った女性労働者対象のアンケートのまとめを今一度精査することを強く求めました。


非正規の均等待遇を

 そして、雇用形態の複雑化のために起こる現場の不協和音を少しでも和らげるため、同一労働・同一賃金の原則を守り、非正規労働者への均等待遇を求めました。


当局…努力していきたい

 人事部長は、現場の大変な状況は理解しているとし、「アンケートの内容等、しっかり受け止め、関係部局とも協議して、改善に向けて努力していきたい」と述べました。

広島市社会保障推進協議会 結成される
共同の運動で社会保障を拡充しよう

広島市社会保障推進協議会 結成される

 9月8日、広島市社会保障推進協議会の結成総会が60名を超える参加者で開かれ、規約、役員などの議案を確認し結成されました。19団体と個人が加盟し、スタートします。


社会保障全分野で戦後最悪の改悪が進行

 社会保障制度推進法が成立してからは、生活保護基準の切り下げや年金額のカット、医療保険の自己負担の引き上げ、介護保険の給付対象者の縮小など社会保障全分野で戦後最悪の改悪が進行し、さらに国民の生活は困難な状況に追い込まれています。


社会保障拡充へ 共同の運動の推進めざす

 こうした状況の中で、誰もが「健康で文化的な豊かな生活」を送ることができるよう、社会保障の拡充をめざす、共同の運動を推進するのが社会保障推進協議会の役割です。


「地域がまるごと暮らしやすくする」要求運動

 具体的には、それぞれの団体独自の要求運動を、加盟団体と市民が一緒に取り組み、「地域がまるごと暮らしやすくする」総合的な要求運動へと広げていこうとするものです。

 当面は、全国的な課題の学習や交流、広島市へ制度改善の働きかけなどを取り組むことが確認されました。

食べて、しゃべって、応援して
カープ応援交流会

 怒涛の連勝を続け、優勝へのラストスパートをひた走るカープ。

 9月8日、みんなで中継を見ながらカープを応援しようと、青年部企画としてスポーツ観戦ができるバーで交流会を開催しました。

 今年新規採用の青年の参加もあり、試合の動きがあまりないときは、カープのクイズをしたり、職場や世代を超えて話に花を 咲かせたりしながら、チャンスになれば応援!カープの得点のときには、「宮島さん」を歌い、ハイタッチで喜びました。


 この日は、薮田投手が中日打線を無失点に抑えて、3―0で完封勝利。スカッとストレス発散できた交流会となりました。

教育おしゃべり会
お腹を満たせば良いだけ? 「食」とは何だろう

「食」について語り合った

 子どもを守る実行委員会主催の教育おしゃべり会が9月9日、東区地域福祉センターで開催され121名が参加しました。

 今回は「食について考えよう」というテーマで、学校給食調理員・保育所調理員・保育士・保護者・小学校教員の6名のパネリストがそれぞれの立場で話をしました。

子どもたちにとって幸せな食卓であって欲しい

 その後、グループに分かれ交流をしました。パネリストの話を聞いて「食」について語り合ったグループでは、「我が子にも、調理員さんたちの努力を知った上で『食』の大事さをわかってもらいたい」「保育園給食の話を聞いて、離乳食の大切さがよくわかった」「お腹を満たせば良いだけではなく、子どもたちにとって幸せな食卓であって欲しい」など、さまざまな意見が出されました。

「食」の大切さ実感 食生活見直す機会に

 参加者からは、「いろいろな立場の方の『食』に関わる話は、とても興味深く、明日からの仕事のやる気につながった」「給食調理員の仕事に誇りと責任、自覚を持って、明日からの給食作りに励みたい」などの感想が寄せられました。

 忙しい毎日ですが、参加者は「食」の大切さを改めて実感させられ、自身の食生活を見直す機会にもなりました。

労働時間の制約を外す
現行でも違反が横行する裁量労働制

実際の労働と関係なく一定の時間とみなす

 高度プロフェッショナル制度と並び、労働時間の制約を外すため「働き方改革」と称して労働法制の改悪が狙われているのが、裁量労働制の対象業務拡大です。

 裁量労働制は実際の労働時間とは関係なく、労使で定めた一定の時間を働いたと「みなす」制度です。業務遂行の手段や方法、時間配分等を大幅に労働者の裁量にゆだねる必要がある業務に適用できるとして、現行では、システムエンジニアなど専門的19業務を対象とした「専門業務型裁量労働制」と、本社での企画、立案、調査分析などを行う「企画業務型裁量労働制」の二種類に限定されています。

 安倍政権は、この「裁量労働制」の範囲を提案型営業や支社・支店も含めた企画・調査・分析に関わる業務等へ拡大しようとしています。


過労死につながる長時間労働の隠れ蓑に

 裁量労働制は、いくら働いても、一定の時間働いたものとみなすため、適用された労働者は長時間労働を強いられているにもかかわらず、固定化された以上の残業代が支払われていません。

 現行でも、労働者に十分な裁量権が与えられないまま導入され、「長時間残業の実態を隠し残業手当を節約するために使われる。」「勤務時間管理がされず、どれだけ働いたかわからない。」など、過労死につながる長時間残業の隠れ蓑に使われ、問題が指摘をされています。このような制度を、まともな検証もせずに、対象範囲を拡大しようというのです。


違法を合法化する「働き方改革」を許すな

 高度プロフェッショナル制度と合わせて、いくら残業しても残業代を払わなくてよい、例えば過労で労働者が倒れても、本人の裁量だとして使用者責任を逃れ、本人の責任にしてしまう。

 安倍首相が目指す「企業が一番活動しやすい国」の具体化そのものと言えます。

 労働者を保護する働くルールを「規制緩和」し、これまで違法だったものを合法化することを「働き方改革」と呼ぶ―そのような政府の宣伝にだまされず、労働法制に反対する世論をつくりあげていきましょう。