広島市職員労働組合

しぶきバックナンバー

しぶき記事

ヒロシマ地域総行動
職場・地域から賃上げの機運を

 2月23日、「変えようヒロシマ!平和・くらし・私たちの街」を掲げて、2017年ヒロシマ地域総行動の終日行動が行われました。早朝、JR広島駅、横川駅などの主要駅、そごう前や合同庁舎前での宣伝行動(アストラム沿線、市役所前宣伝は24日実施)の後、グリーンアリーナ大会議室でスタート集会を140名が参加して行いました。ヒロシマ地域総行動は今回で26回目となります。


各所に要請行動
昼デモで市民アピール

 午前中は、県庁や市役所、経営者団体など16施設へ要請行動。参加者の多くが数回経験しており、要請団は、手際よく要請場所に移動し、要請先に対し切実な要求の実現を訴えました。昼休み時間には、100名が金座街入口から電車通りを西進し、原爆ドームまでのデモ行進を行いました。


国会議員訪問
街頭署名宣伝行動

 午後からは、病院・介護施設・国会議員訪問キャラバンや本通での高齢者交通機関助成廃止問題の署名宣伝行動などのほか、社会保険庁不当解雇撤回裁判傍聴や、労働局雇用均等室などへの要請を行いました。


市教委に要請
初めて県学事課にも

 23日の終日行動に先立ち、2月7日には市教委に、8日には市健康福祉局に対して切実な要求項目についてその実現を要請しました。また、20日には、私学の常勤講師問題、山陽高校の越智先生の雇い止めについて、初めて県環境県民局学事課に対して、実態を訴える行動を行いました。

 ヒロシマ地域総行動は、市民のくらし・福祉の後退に反対し、これからも県・市や経営者団体に対して要請行動を行っていきます。

調理協 意見交換会開く
心の健康を保って生き生きと

 市職労学校給食調理員協議会(調理協)は2月25日、第7回意見交換会(メンタルヘルス研修)を開催し21名が参加しました。広島県・広島市スクールカウンセラー(臨床心理士)の和田美紗子先生が「心の健康を保って生き生きと」と題して講演しました。

ストレスに気づき対処する

 和田先生はまず、コーピング(ストレスのサインに気づき、対処すること)について語りました。散歩をして季節を体感する、好きなアーティストの音楽を聞くなど、コーピングをたくさん持っているほど、ストレスの反応に柔軟に対応できるということを学びました。

性格は変えられるもの

 続いて、エゴグラムという心理テストを行い、自分の性格分析をしました。今の自分を客観的に見られる貴重な時間に参加者みんなで盛り上がりました。和田先生は、「性格は変えられるし、変えていいもの。自分で自分の心にブロックをかけないで、ワクワクしながら変わっていこう」とよびかけました。

思いやり、自分も大切に

 給食現場はチームワークがとても大切な職場です。いかにコミュニケーションをとり、お互いを思いやり、自分自身も大切にしながら、人間関係をよくしていくか、そのヒントをたくさん学びました。

心も体も健康に

 参加者からは、「ていねいで、わかりやすい、心が洗われるような研修でした。」「心をリセットできました。」「2回目も是非、お願いします。」などの感想が寄せられました。

 調理協は調理員が心も体も健康になるように、次回の意見交換会もメンタルヘルス研修を予定しています。

はたらく女性の広島県集会
真に女性が輝く社会に

 第60回はたらく女性の広島県集会が2月26日、広島ロードビルで開催されました。「こんな社会じゃ、女性は輝けんよね。」をテーマに、22団体、111名が集い、学習と交流を行いました。


働く女性の実態を告発

 参加者から、業務量の多さから余裕がなく、患者一人ひとりと深く関われないもどかしさ、人員不足で月10回もの夜勤をこなすなど厳しい状況であること(医労連)、指導員不足で、欠員状態が続いており、専門性が必要な職場なのに正規職員ではなく嘱託職員であること(留守家庭子ども会労組)など女性の働く実態が訴えられました。


個人の尊重を大切にする憲法

 弁護士の金杉美和さんが「女性が真に輝く社会をめざして」と題して記念講演しました。

 金杉さんは、「憲法とは、私たち一人ひとりが生きていくなかで、自由で幸せに過ごすために、国に守らせるもので、個人の尊重を一番大切にしている」とのべ、戦前のたたかいが戦後日本国憲法に結実し、諦めずにたたかってきたことで、女性が権利を勝ち取ってきたことを明らかにしました。

 しかし、自民党改憲草案では、「本来、国が守るべき憲法が、国民が守らなくてはならないものとなり逆転してしまっており、国民の権利は公益や公の秩序の範囲に狭められ、ジェンダー平等とは逆行している」と告発しました。

 そして、「女性が輝く社会であるために、そしてたたかっていくためには、日本国憲法が必要であり、変えられてしまうと押し込められた社会になってしまう」と懸念を表明しました。

ビキニデー広島集会
核兵器の違法化を

 被災63周年3・1ビキニデー広島集会が2月26日、県健康福祉センターで開催され58人が参加しました。

戦後の核開発競争の実態

 都立第5福竜丸展示館主任学芸員で、公益財団法人第5福竜丸平和協会事務局長の安田和也氏が「戦後の核開発:水爆と第5福竜丸の被ばく」と題して講演しました。安田氏は、水爆の時代として、核年表をもとに、核兵器開発が第2次世界大戦後にいっそうすすんだことを指摘。米国は1945年12月には、マーシャル諸島を核実験場に選定し、翌年2回の原爆実験を実施。1952年に初の水爆実験、英国が初の原爆実験、翌年にはソ連が初の水爆実験を実施した歴史を説明。

第5福竜丸の被ばく

 ここで、第5福竜丸の生い立ちを語り、「1953年10月からマグロ漁に出て、翌年3月1日に被ばくした」と述べて、この第5福竜丸の被ばく―ビキニ事件―が、その後の原水爆禁止運動の発展につながる大きな出来事だったことを強調。一方で、原子力エネルギーの平和利用のキャンペーンがはられ、1956年には被爆地広島をはじめ、全国で原子力平和利用博覧会が開催されたことも紹介。

 こうした逆流のなかで、被爆の実相を訴える被爆者を先頭にした原水爆禁止運動が、「核兵器禁止条約の交渉会議」につながり、史上初めて核兵器の違法化への展望を切り開きつつある意義を強調しました。

核兵器禁止条約締結を

 集会は「核兵器禁止条約の交渉会議」成功に向け「ヒバクシャ国際署名」に取り組むことと、今年の原水爆禁止世界大会の成功に向けて運動を広げることを訴えたアピールを採択しました。