調理協 回答交渉
子どもたちの未来のために
つなぎたい心と技術

市教委 各課とも厳しい回答

 市職労学校給食調理員協議会は12月1日、中区地域福祉センターで、市教育委員会と、7月に提出した要求書に対する回答交渉を行い、19名が参加しました。

 施設課、学事課、健康教育課、教職員課より、各々回答がありましたが、要求実現にはなかなか近づけない内容となりました。


ガスや調理器は定期的な点検を

 施設課からの、「限られた予算の中で順次、補修している。緊急を要するガスや調理器に対しては臨時的補修を行っている」との回答に対し、調理協は「ガス器具の不具合は命に係わる。業者による定期的な点検を!」と、再度強く要求しました。


食器変更実施の詳細を知らせよ

 また、今年度末から6年をかけて予定されている、ステンレス製食器から樹脂製の食器への変更についての説明がありました。平野事務局長は、「食器の変更について情報が少ないため、調理員は困惑している」と伝え、何らかの形で詳しい説明をするよう求めました。


子どもたちに安全・安心な給食を

 その後各職場から、「栄養士は全校に必要。特に正規一人校こそ、栄養士が必要なのではないか?」「配置基準の見直しを!」「提供する側が考える∴タ全・安心な給食ではなく、子どもたちにとって″り手の見える給食こそが、安全・安心な給食と言えるのではないか」と訴えました。


心と技術の継承は正規採用でこそ

 河原議長は、「調理の仕事は専門性と継続性によって成り立つ仕事。子どものために心を込めて愛のある給食を作る≠ニいう、心と技術の継承には正規職員の新規採用が必要。また、共に安全・安心な給食を作っている嘱託職員・臨時職員の待遇改善は急務である」と、強く訴えました。


教職員課 現場の労苦や声に理解示す

 教職員課の吉岡調整担当課長は、「正規職員の新規採用の必要性については理解している。厳しい財政状況であるが、引き続き努力していく。皆さんの日頃の労苦や声を伝えるのが役目、関係部局に伝え結果が出るよう頑張っていきたい」と述べました。


直営の堅持が自治体の役割

 最後に岩田現業評議会議長が「給食は成長期の子どもの心と身体を育てる大事な仕事。直営が一番である。厳しい財政状況の中で、民間委託を進める自治体もあるが、あくまでも直営を守る事が自治体の役割だ」と締めくくりました。調理協は引き続き、働きやすい職場環境を求め、一致団結して運動していきます。

給料表の引上げ
今年4月にさかのぼって差額支給

 賃金確定交渉で妥結した今年度の給料表の改定にともない今月末に“差額”が支給される予定です。


差額支給の計算方法(正規職員)

 <12月まで支給された給料・一時金・時間外手当等の支給総額>→《A》

 <《A》に改定された基本給をあてはめて再計算の支給総額>→《B》

 4月に遡って改定し、生じた差額=《B》−《A》が、12月議会での条例改正案成立後に職員に支給されます。


 今年は、初任給と若年層で1,100円の引上げ。徐々に引上げ額が下がり、行政職給料表で2級93号、3級57号、4級41号、5級17号及び6級以上で300円の引上げとなっています。


 ただし、今年4月から「給与制度の総合的見直し」が実施され、平均1.85%の給料表の引下げの緩和措置として「現給保障」が行われています。現在現給保障中の職員の方の場合、給料表が改定されても、今年の3月31日より月例給(基本給+地域手当)が下回っていれば、残念ながら差額はありません。

県春闘共闘結成・討論集会
切り拓こう 私たちの手で

春闘でも反戦平和貫き

 12月2日、グリーンアリーナ大会議室で、2017年県春闘共闘結成・討論集会が開催され36団体95名が参加しました。築地県労連副議長が開会あいさつに立ち、一冊の絵本(ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディラン氏の「FOREVER YOUNG」)を紹介し、絵本では「STOP THE WAR」など反戦が貫かれているとして「春闘でも戦争法廃止を」と訴えました。


職場・地域の現状を語り貧困と格差の是正へ

 全労連の野村幸裕副議長が、「要求実現と組織の飛躍に挑戦」と題して記念講演。野村氏は、「職場で話をするときは、情勢から入るのではなく、困っていることから語りかけることが大切」と話し、「いまの低賃金や人員不足などを語ることは大事だ」と述べ、「その背景には安倍政権の暴走政治がある。貧困と格差の拡大を是正するために奮闘しよう」と訴えました。

 結成集会で、門田県労連事務局長が春闘方針と行動提起を行い、県医労連、郵産労ユニオン、広私協、合同労組、福山地区労会議、パリン連、建交労、全教広島から8名が討論に参加。最後に全員で団結ガンバロウを行って散会しました。


課題・要求を掲げヒロシマ地域総行動を

 12月9日には県春闘共闘結成を受けて、ヒロシマ地域総行動結成総会が29団体45名の参加で開かれ、「豊かな保育をすすめる会」、働く女性の県集会実行委員会、医労連、「いのちと健康を守る会」、生協パート労組、市教組(全教)、「民主的な山陽高校をつくる会」の7名が発言。2月23日を1日総行動日とし、広島地域の課題や要求を関係機関に申し入れる「ヒロシマ地域総行動」に取り組むことにしました。

女性部 冬の昼休みバザー
豊富な品揃えに 足を止め

 市職労女性部は12月12日、市役所本庁舎15階の市労連室で、昼休みバザーを行いました。

女性部の取り組みを伝える

 今年の冬のバザーは、3月に行ったパワハラアンケートで質問が多かったものや、当局にアンケートの内容を届けたことを知らせるチラシを配布。女性部の活動を知らせる良い機会になりました。

人気の品が次々売れて

 菓子パン、りんご、宝石、袋物、手作りの木の器、書籍など、いろいろ取り揃え、菓子パンなどは人気で、それを目当てに来場される方もあり盛況でした。「月曜日は忘れるので他の日がいい」、「当日、声をかけてほしい」などの声が上がったので、今後、検討していきます。

2016平和を守る母親集会
憲法守れ 声を挙げ力を合わせよう

 「2016平和を守る母親集会」が12月11日、広島市男女共同参画推進センター(ゆいぽーと)で開かれ、131人が参加しました。


8月6日のことを訴えて

 オープニングは、県北三次を中心に活躍されている佐々木洋子さんによるパネルシアター。原爆投下を扱った美空ひばりさんの楽曲『一本の鉛筆』に合わせて演じられました。佐々木氏によると、県北では今の小学生の半数近くの子が8月6日がわからないので、パネルシアターで知らせているとのことでした。


憲法で権力を縛る

 講演は、『檻の中のライオン』の著者である広島の弁護士の楾(はんどう)大樹氏が、「檻の中のライオン 〜憲法ってなんだろう?〜」と題して行いました。憲法で権力を縛る立憲主義を、『憲法』を檻に『権力』をライオンに例えた、分かりやすい話で解説を進め、会場の参加者は熱心に聞き入っていました。


憲法を積極的に語って

 参加者は今、☆広島の小学生が使っている社会の教科書が、権力の側から見て都合のいい内容になっていること、☆子どもたちには三権分立の正しい意味も十分知らされてないことなどを学びました。

 これからの日本の未来に不安を感じる事態ですが、この日学んだ、小学生にもわかる『檻の中のライオン』の内容で憲法を積極的に語っていく決意を新たにする集会ともなりました。


政府に憲法を守らせよう

 集会は、「日本政府の姿勢を、日本国憲法の理念を守ること・核兵器のない世界の実現へと変えていくために、私たち市民は大きく声を挙げ力を合わせましょう」とのアピールを満場の拍手で採択しました。