国連の場で新たな動き
いまこそ扉を開こう
核兵器廃絶の法的な措置を

 原水爆禁止2016年世界大会が8月2〜9日、「核兵器のない平和で公正な世界のために」をテーマにして、広島、長崎を会場に開かれました。

「核兵器なくそう」の声世界に

 今年の世界大会は、国連の場で核兵器廃絶の法的措置に向けた論議が始まり、圧倒的な世論で「核兵器なくそう」の声を発信しようとの決意がみなぎるものとなりました。世界大会・国際会議(8月2〜4日)は「国際会議宣言」で、「いま『核兵器のない世界』への扉を開こうとする新たな動きがうまれている。核兵器を禁止し、廃絶する条約についての実質的な議論が、国連ではじまった」と述べ、数億人を目標とした「被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」などを呼びかけました。

世論と運動で包囲しよう

 4日から始まった世界大会・広島(〜6日)は開会総会に4500名、6日の閉会総会に5500名が参加。採択された決議「広島からのよびかけ」は国連「作業部会が国連総会に対して、核兵器を禁止し、廃絶する条約の交渉開始をふくむ具体的な勧告を行なうようもとめ」「圧倒的な世論と運動の力で、『核抑止力』にしがみつく国々を包囲」することを呼びかけています。

災害対応・「ごみ」ニティ活動支援
業務に見合う人員よこせ

 市職労環境局支部は7月26日、正規職員の新規採用による人員配置の改善、災害に備えた直営体制、「ごみ」ニティ活動支援事業に関する留意点などをまとめた2016年度要求書を環境局に対して提出しました。

正規の新規採用で直営守れ

 環境局支部は、熊本地震に見られるように、災害対応において直営体制の存在が重要になるなか、人員問題は深刻な課題であることを指摘し、今後、広島県で想定されている災害へ備えるためにも、正規職員の新規採用を必ず行うよう強く求めました。

業務量見合った人員配置を

 「ごみ」ニティ活動支援事業については、市民への情報発信が進むにつれて、担当部署や事業所において業務量が増加しています。業務量に見合った人員を配置することを求めました。

新規事業は担当の意見聞け

 中工場における搬入検査業務や産業廃棄物の監視指導の強化といった新規事業については、労働強化にならないよう担当職員の意見を聞くよう申し入れました。

環境局当局のコメント

 環境局長からは、「採用については、中長期的な視点に立って計画する必要があり、これから人事当局と協議していく。」とのコメントがありました。

すべての子どもの発達保障を
住民本位の療育・安心して働ける職場に

 市職労児総センター支部は8月3日、こども未来局こども・家庭支援課、広島市社会福祉事業団に要求書を提出しました。

 伊津支部長は「障害児者の人権が守られ、すべての子どもの発達が保障されるよう保護者と共に努力していきたい」と述べました。

増員、適正な人員配置へ

 要求は、・こども療育センターの立て替えに伴う仮移転施設に関わる増員、・発達障害児支援や保育所等訪問支援事業での改善などです。

 こども療育センターの立て替えに伴う仮移転施設に関わる増員は、その具体的準備や調整のための増員、看護師の配置、山彦園への言語聴覚士の増員、事務職の配置、療育課の職員の増員などです。

 発達障害児支援は、各こども療育センターと共に独自の支援を保障できるように役付の児童発達管理責任者の配置などを訴えました。

 保育所等訪問支援事業は、各センターへの専属の支援員の配置を訴えました。

積み上げてきた療育守れ

 広島市及び広島市社会福祉事業団では「積み上げてきた療育は後退させない」と常に言葉にしています。支部は引き続き、実績や専門性を活かし、安心して利用できる住民本位の施策を充実すると共に、職員の労働条件を改善し、生き生きと働き続けられるように訴えていきます。

核兵器なくそう 職場・地域から
被爆者の生きてるうちに廃絶を

 第39回自治体労働者平和のつどいが8月5日、広島市社会福祉センターで、16都府県36団体94名が参加して開かれました。


ヒバクシャ国際署名を旺盛に

 広島県原爆被害者団体協議会(県被団協)の佐久間邦彦理事長が「核兵器のない世界をめざして」と題して講演しました。佐久間氏は核兵器廃絶運動に関わってきた経過を語り、「現在取り組んでいる被爆者7団体がよびかける署名が、被爆者の平均年齢が80歳を超えるなか、被爆者が生きているうちに核兵器廃絶を願う最後の署名になるかも知れない」とヒバクシャ国際署名運動を訴えました。


各地の取り組みを交流

 自治体に働く青年のつどい(6月4〜5日、広島)(自治労連青年部)、ビキニ被害にあった室戸のマグロ漁船の追跡調査(高知県室戸市職労)など特別報告があり、広島市職労は、毎年「中国ブロック現業評」で取り組んでいる平和学習の取り組みを報告しました。


職場・地域から運動広げよう

 最後に、「核兵器のない世界」の実現に向け、「ヒバクシャ国際署名」を力に、「職場・地域から核兵器の全面禁止の取り組みを」と行動提起がありました。

一歩一歩 踏みしめて
戦争も核兵器もない世界へ

国民平和大行進―平和公園に到着

 2016年原水爆禁止国民平和大行進は、「核兵器のない平和で公正な世界を」求めて5月6日に、東京の夢の島から出発した東京コースが7月26日、広島県に入りました。7月31日には富山コースが、8月2日には沖縄や宮崎、長崎からの西コースが広島入りしました。それぞれのコースで訴えが響きわたり、大多数の自治体で首長・議長などから賛同の署名をいただくとともに、ぺナントへの名前の協力もいただきました。各コースは8月4日、広島市中区の平和記念公園に到着。約500人(主催者発表)の参加で集結集会を開きました。広島のうたごえ協議会が「青い空は」などの演奏で行進到着を歓迎するなか、各コース参加者は次々とこれに手を振って応えました。

オバマ来広実現は 被爆者や平和行進など運動の賜物

 広島平和都市記念碑へ黙とうした後、日本原水協の小田川義和代表理事(全労連議長)は「オバマ氏が米大統領として初めて広島を訪れたのは、被爆の実相を発信し続けてきた被爆者と、平和行進を続けてきたみなさんの奮闘の結果だ。戦争する国づくりを進める安倍政権に対する野党と市民の共闘をさらに強めていこう」と呼びかけました。

行進の一歩一歩が平和の連帯広げる力

 日本山妙法寺(東京)の平和行進を代表し木津博充上人が連帯を表明。各コースの通し行進者山内金久さん、小林和江さん、五十嵐成臣さん、竹田昭彦さん、山口逸郎さんが、それぞれあいさつしました。

 国際青年リレー行進のアンカーを飾ったメアリー・テレーサ・ノーブさん(フィリピンミンダナオ人民平和運動地域組織担当)は「行進の一歩一歩を共有することが、世界規模の平和の連帯を広げる力になった」と語りました。