耳を澄ませて
聞こえる声 要求に掲げて

 広島市職労は7月24日、グリーンアリーナ中会議室において、第104回定期大会を開催しました。

 いま、広島市職労に求められている課題は山積しています。なかでも、組織拡大・強化が、要求を前進させるためにも、決定的に重要な課題となっています。


国民は必ずしも改憲を望んでいない

 大会は、参議院選挙で改憲勢力が3分の2を超える議席を得て、日本の憲政史上、重大な局面を迎えたことに触れました。しかし同時に、国民は安倍政権がすすめる憲法「改正」を望んでいるわけではないことも詳しく解明しました。


大企業優遇の市政でくらし・福祉が犠牲に

 また、広島市政が、国政同様に大企業優遇の行政運営をすすめる一方、市民のくらし・福祉を支える独自政策が後退していることを、具体的に明らかにしました。


格差が持ち込まれる職場 住民には自助・共助

 職場の実態については、正規職員を削減され、非正規職員で対応することによって、同じ働き方でありながら賃金や労働条件に大きな格差が生まれていること。自助・共助の名のもとに行政サービスの外に住民を追いやる事態が進行しており、住民福祉の向上という、自治体本来の役割発揮を困難にしていることを指摘しました。


一人ひとりの声つかみ 要求実現運動を旺盛に

 そのうえで、こうした状態を本来の姿に立ち返らせるために、職員一人ひとりの声をしっかりつかみ、その声を要求として取り上げる重要性を強調し、その活動に旺盛に取り組むことを提起しました。


厳しい職場実態とその改善のたたかい

 7名の代議員が発言。*産育休代替の正規での対応を求める(保育園支部)、*熊本地震の被災地派遣の経験から直営の重要さを再確認した(環境局支部)、*給食まつりをはじめとした住民との協力共同をすすめている(調理協)、*人員不足打開に向けた改善を考えている(業務協)、*こども療育センター建替えをめぐって要求を掲げて取り組んでいる(児総センター支部)など、厳しい職場実態とその状況を改善のたたかいや住民との協力共同の取り組みについてこもごも語られました。


市職労運動の前進を誓う

 大会は、代議員の討論を通じて豊かに充実した運動方針、予算、当面の活動方針などを満場一致で採択。今後1年間、組織拡大・強化を最重要課題として運動の前進を図ることを誓いました。

公務公共性を強く訴え
環境局に現業の正規採用を

 市職労環境局支部は7月14日、市社会福祉センターで、第43回定期大会を開催しました。

公務公共性の重要性

 あいさつに立った岩田支部長は、「一昨年の土砂災害や4月の熊本地震への迅速な対応に見られるように現業労働者の公務公共性の重要性が再確認された。また、『集中改革プラン』による行き過ぎた退職者不補充の過ちが明らかになっている」と強調。「災害対応において直営体制がいかに重要であるかを示しながら、昨年度は実現しなかった正規職員の新規採用を獲得するために団結していこう」と呼びかけました。

正規採用獲得めざして

 柴野書記長は、「昨年から始まったごみ<jティ支援事業や焼却工場での搬入指導強化、産業廃棄物への職員配置など、新事業に対して必要な人員を配置できるかが課題となる」と述べたうえで、「正規職員の新規採用の実施、人員配置の改善などを含む支部要求書を環境局に提出(7月26日)する予定だ」と報告しました。

 最後に岩田支部長の団結ガンバロウで大会を締めくくりました。

退職補充は正規採用で
安全・安心な食肉提供へ

 市職労食肉市場支部は7月12日、経済観光局に対し「2016年度要求書」を提出しました。

◆消費者の食肉に対する安全・安心への意識は高まり、食肉流通業者により衛生的な食肉処理施設を求める要望は強まっています。しかし、現在の食肉市場は開設から24年が経過し施設の老朽化は著しく、さらなる衛生対策や生産性向上・効率化への対応は非常に困難な状況となっています。

◆食肉市場支部は第10次中央卸売市場整備計画の着実な整備推進を行い、国際的衛生基準準拠を踏まえた高度衛生処理化に向け、と畜場施設の抜本的な改修及び設備更新等を強く求めました。

◆現場職員体制として、「平成26年度末で退職した再雇用職員に対する正規補充が今年も行われなかったことは到底納得できるものではない」と指摘し、正規・非正規を問わず退職者に対する補充を正規職員による新規採用で行うよう強く求めました。

◆その他、@衛生管理や円滑な市場運営のためには作業衛生責任者の充実が必要とし、2名体制にすること、A嘱託職員の正規への登用制度の確立、B臨時職員の年次有給休暇の充実、C再任用職員が5年間無理なく働ける環境整備など、これら懸案事項の改善に向け強く訴えました。

◆食肉市場支部は「より安全・安心な食肉の安定供給」という責務のため「技能伝承と向上」を求め続けることを基本に据え、引き続き取り組んでいきます。

指定管理は事業団に
4年で人を変えないで

 広島自治労連は7月21日、指定管理者制度について、こども未来局・健康福祉局と交渉。市職労児総センター支部、市事業団労組の組合員が多数参加しました。指定管理、こども療育センター建て替え(東区光町)、仮移転施設、給食について要求を訴えました。

指定管理者は非公募にし引き続き事業団を指定せよ

 平成29年度で切り替わる指定管理者を非公募にし、こども療育センターの建て替え後も、非公募で市社会福祉事業団を指定管理者にするよう訴えました。障害児者が利用する施設・事業に4年で人が代わることはなじみません。予算の算出は管理経費の縮減をせず低く算定されることのないように、また、建て替え費用、修繕費に関しても必要なものは積算することを訴えました。

当局、労働組合の要求を受け 指定管理に関する立場を表明

 こども・家庭支援課の石井課長は「事業団の評価は良好であり、他に高い水準でできるところはないという認識である」と説明しました。また、費用に関しても「必要なものは必要というスタンスで、一番いい案を現場と考えていきたい」と回答しました。

異様 戦慄
見えた潜水艦 レプリカ戦艦大和

 自治労連中国ブロック現業評議会は7月23日、呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)で、第19回平和学習(広島自治労連女性部共催)を行いました。


戦争の負の遺産、戦中・戦後の呉

 大和ミュージアムは、10分の1スケールの戦艦大和や、人間魚雷回天など戦争の負の遺産が多く展示されています。本藤修氏(非核の呉港を求める会)を講師に、展示の特徴や戦中・戦後の呉市について学びました。


戦争準備しているか、呉港?!

 大和ミュージアムの見学後、国内で唯一潜水艦を間近で見ることのできる公園「アレイからすこじま」に行きました。日本が保有する潜水艦の半分以上がある呉港は、戦争の準備でもしているかのような異様な光景です。呉を囲み、江田島、東広島、広にはアメリカ軍の重要な弾薬庫があります。平和学習で初めて知った事実に、怖さを感じました。

平和のありがたさを実感

 平和学習を通じて、戦艦大和の一面しか見ていなかったことに気付かされました。平和のありがたさを実感し、この平和を守らなければならないと心に強く誓った一日でした。