すべての労働者の統一と団結を
第87回広島県中央メーデー

 晴天に恵まれた5月1日、「ハノーバー庭園」で、第87回広島県中央メーデーが行われました。今年の広島県中央メーデーは、集会前にデモ行進を行うことから、広島市職労は平和公園噴水前に集合し、「戦争法を廃止しよう」「労働法制の改悪反対」などを訴えながら会場の「ハノーバー庭園」へ向かいました。

県労連議長、各界代表があいさつ

 集会ではメーデー実行委員会代表の川后広島県労連議長のあいさつに続き、土屋スクラムユニオン・ひろしま委員長の連帯あいさつ、各界代表からのあいさつがありました。報告・訴えでは、5月3日に上演される憲法ミュージカルを紹介した、憲法集会実行委員会の皆さんをはじめ、女性の地位向上を求めた女性センターなど6団体から訴えがありました。

 続いてデコレーションコンクールの審査結果の発表となり、広島市職労保育園支部の作成したデコレーションが3位入賞しました。

1000人が結集

 爽やかに晴れわたった好天のもと、集会を終え、約1000人の参加者は、メーデースローガン「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」を確認して、第87回広島県中央メーデーを終えました。

熊本大地震
広島市職員も被災地支援に奮闘

 4月14日、そして16日未明に熊本・大分地方を襲った地震。震度7を観測する激震が襲った状況は、報道等でみなさんよく御存じのことと思います。

 なかでも、建物の倒壊はもとより交通や水道などライフラインの被害も激しいものでした。とりわけ本震後の余震も強く、当初は救援に向かうにも困難が伴う状況でした。

 こういったなかで、政令市である熊本市も大規模災害の被災自治体となったことから、政令市連携による応援として、広島市職員も熊本市に、相当規模の職員派遣が実施されました。

要請に応じて、被災地・熊本市支援に

 とりわけ、早い段階で現地に向かった職員は、水・食糧・寝袋など、現地で「何もなくても大丈夫」なように準備が必要でした。緊急な要請に応じて、熊本市へ被災地支援に行かれた職員のみなさん、そして、多忙ななか職員を送り出した職場のみなさん、本当にお疲れ様でした。

 一昨年8.20豪雨災害では広島市も多くの支援を受けた立場であり、いま避難所で生活されている方々や、被災自治体で昼夜を問わず対応に追われている自治体職員の仲間の姿を思えば、被災地の救援・復旧にはできるだけ協力していきたいものです。

職員の健康に配慮し、無理のない体制で

 緊急時とはいえ、職員の自己犠牲に任せるような無理な体制にならないよう、問題点があれば組合として当局に改善を訴えていきます。

 近年、大規模災害の発生頻度が上がっています。そもそもの地方公務員数の不足を是正することも大切です。

自民党「改憲案」検証 第2回
「戦前への回帰」か「現憲法をまもる」か(下)

 前回の最後に述べた、そもそも憲法とはなにかという点ですが、自民党「改憲案」の基本的特徴は、現憲法の基調となっている考え方や内容を根本的に変えてしまうところにあります。

現憲法の基本的特徴

 日本国憲法の場合、戦争を起こした政府の強い反省のうえにたって、国民の代表者が国会で「ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」(前文)という立場を明らかにしています。また、「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義」を明確に宣言し、この憲法を最高法規と規定しています。

天皇を戴く国家

 自民党「改憲案」は、「誰が憲法をつくったのか」―憲法制定権者の位置づけが不明確で、日本を「天皇を戴く国家」として、国民主権の理念をあいまいにしています。

 自民党は、現憲法が「連合軍総司令部が指示した草案を基に、その了解の範囲において制定された」「国民の自由な意思が反映されていない」とする一方、現在アメリカが日本に、その戦争体制に全面的に加担できる日本を求めていること―アメリカの「押し付け」については決してふれません。

憲法の目的とは

 そもそも、「憲法」の目的とは、国民が本来持つべき基本的な権利(基本的人権)を約束し、保障することです。基本的人権は、憲法に書かれてはじめて国民に与えられる権利ではなく、人間が本来持っている、あるいは持つべき権利で、「自然権」あるいは「天賦人権説」という言い方もされているものです。

天賦人権説を否定

 自民党「改憲案」は、基本的人権は憲法上の規定によってはじめて与えられるもので、「現憲法の天賦人権説に基づく規定は改める必要がある」との立場です。

 次回は、この基本的人権に関わって、「憲法を国民の『義務法』に変える」か「基本的人権を守る」かについて検証します。

広島憲法集会
「ストップ廃止 戦争法」の声をあげ
平和・いのち・人権支える憲法守れ

 5月3日、2016年 広島憲法集会(憲法ミュージカル)が開催されました。今年で23回目となる憲法集会は、石口俊一弁護士のミニ講演とおなじみの憲法ミュージカルでした。

憲法を暮らしに生かす

 ミニ講演で石口弁護士は、「今年の憲法集会はいつもと違います。2つの憲法集会の統一が実現し、この集会は、その第2部となります。

 昨年5月から、国会の多数を頼りに憲法を無視して自衛隊の海外派兵を進める法案の成立を図る政府に対して『ストップ戦争法』の声をかかげる幅広い市民が動き出しました。広島では人文字集会などが取り組まれましたが、残念ながら戦争法は強行成立されました。しかし、ストップ・廃止するために2000万署名などが取り組まれ、運動は引き続いています。

 憲法を暮らしに生かすとはどういうことか、『私たちが国の主人公として活動するとは?』をしっかりじっくり考えていきましょう」と訴えました。

主権者は私たち

 憲法ミュージカルは、今年の夏の参議院選挙から18歳選挙権が実施されるので「主権者って言われても」をテーマに、平和といのちと人権を支える憲法の姿を、笑いと風刺と元気の出る歌と踊りで見せてくれました。

春の保育講座 開かれる
学んで わかって 楽しい保育を

 広島市職労保育園支部は、豊かな保育をすすめる会・広島保育問題研究会と共催で、第14回春の保育講座を今年度も開催しました。「学んで わかって 楽しい保育をめざそう」をテーマとし、実技講座や実践報告・講義など、毎年いろいろな講座を企画しています。

 今年度は「うた・リズム」「絵画・制作・造形あそび」「発達講座」「実践報告(劇あそび)」の4日間6講座(4月7日・15日・21日・28日)を開催しました。

楽しい実践に触れ、元気に

 講座の参加者からは「自分の保育を振り返ると、余裕がなく子どもを怒ってしまうことが多かった。子どもの発達を学んだことで、『今はこういう時期なんだ』と子どもの行動や気持ちを理解することができ、保育がもっと楽しめるかなと思った。」「新年度がスタートし、忙しい日々で保育にも疲れていたが、楽しい実践を聞くことができ元気になった。」「子どもの興味のあるあそびや活動を取り入れていけるよう、日常の中からヒントをみつけていきたいと思った。」など多くの感想が寄せられました。

みんなで学び、明日の保育の力に

 毎日子どもとかかわる中で、悩んだり、壁にぶつかったりすることもあると思いますが、「講座に参加してみんなで学びあうことで、明日の保育への力につながる」と、毎年人気の講座です。今後も幅広い講座内容を考え、学びが深まるようにしたいと思います。