ひろしま給食まつりプレ企画
守り続けたいひろしまの給食

 ひろしま給食まつり実行委員会は3月5日、グリーンアリーナ大会議室で、第13回ひろしま給食まつりのプレ企画を「守り続けたいひろしまの給食」をテーマに開催。80名が参加しました。まず、学校給食と保育園給食の展示物でお迎えしました。

「食育の歌」歌って

 今回のプレ企画は三部構成で行われ、オープニングは女学院大学教授の三桝正則先生による「食育の歌」誕生秘話。広島で学校の給食時間に流れる「給食いただきまーす」や、朝ご飯の大切さをうたった新曲「パクパク朝ご飯」などをギター一本で歌いながらのトーク。参加者は歌に合わせて体を動かし、歌いながら楽しく聞きました。

心と体を育てる食の力

 第二部は、「学校における食育について」を元広島市栄養職員で、管理栄養士の白川裕子先生のお話です。生涯健康に生きるための食育、そして子どもの心と体を育てる食の力を、子どもたちに身に着けさせるための取り組みについて講演され、参加者はうなずきながら聞き入っていました。

給食の大切さ浮き彫りに

 第三部は、ひろしま給食まつり実行委員長の小笠原伸江さんのコーディネーターのもと、4人のパネリストによるシンポジウムです。保育園調理員、保護者、小学校教諭、小学校給食調理員が、それぞれの立場から給食について語りました。子どもたちのための給食はやはり、市が責任を持つべきであり、自校、自園で作られる給食の大切さが浮き彫りとなりました。

 いよいよ4月24日、「ひろしま給食まつり」本番です。実行委員会では、多くの市民の皆さんがお出でくださることを願い、ますます進化発展する「まつり」にしたいと取り組みを強めています。

さよなら原発3・12ヒロシマ集会
原発のない未来を残そう

 3月12日、「フクシマを忘れない」さようなら原発ヒロシマ集会が中央公園で開催され、中国5県から、原発ゼロに取り組む様々な団体・市民など、千人を超えて集いました。

 集会では、故郷の福島県を追われた方の報告や、島根原発や愛媛県の伊方原発での再稼働を許さないたたかいの様子が報告されました。山口県の上関原発建設をめぐる地元のたたかいなど報告されました。

 5年を経過しても福島第一原発は、建物に作業員が入ることも、放射能の海洋流出を食い止めることもできていません。廃炉に向けては、膨大な時間・労力・費用がかかります。

 このような危険と、廃棄物処理のコストを無視した「経済性」を根拠に、原発を再稼働することは、将来に新たな負の遺産を残すものに他なりません。

 集会後は、中国電力前までデモ行進し、原発ゼロを市民に訴えました。

3・9中央行動
公務の市場化ノー

 3月9日、春本番を思わせた気温から一転し、小雨が降り続くなか、2016春闘勝利を目指して「労働者総決起3・9中央行動」が東京霞が関を中心に取り組まれました。

 2016春闘では、正規労働者も非正規労働者も、全ての労働者の賃金の引き上げと均等待遇を目指し、最低賃金の全国一律制度化と大幅な引き上げを求めて取り組みを強めなければなりません。

 自治労連の加盟する公務労組連絡会は、総務省前で独自集会を行い、公務員賃金の改善を求めるとともに、現業職場の切り捨てに繋がる公務の市場化ではなく、直営による公務公共サービスの充実を求める「現業職場の体制整備を求める要請署名」約3万3千筆を総務省に対し提出しました。さらに雨をついて日比谷野外音楽堂で約2千人の参加で集会を行った後、デモ行進、国会議員要請行動と終日行動を取り組みました。

 「貧困と格差」を是正するため、引き続き春闘の取り組みを強めます。

「豊かな保育をすすめる会」回答交渉
保護者が安心して働ける子育て施策の充実求めて

 「豊かな保育をすすめる会」は3月7日、保育企画課・保育指導課と、8月20日提出の「広島市の保育行政の充実を求める要求書」に基づく回答交渉を行い保育園職員や保護者83名が参加しました。


既存の施設を利用?保育補助者の雇用?

 広島市はこれまで、認可保育園の新設によって待機児童解消に努めてきました。しかし今後は「既存の施設の効率的な利用に重点を置いて方策を講じる」とし、「平成28年度は認可保育園の定員変更や幼稚園の認定こども園化、小規模保育施設の新設、認可外保育施設の認可化などによって受け入れ枠を増やす」と回答しました。

 また、保育士不足解消のための施策として「保育士の負担軽減を図るため、保育補助者(無資格者)を雇用している民間保育園等に必要経費を補助する」と説明しました。


施設整備と保育士不足の解消を

 参加者は、「現場も待機児童解消のために、定員超過での受け入れなど努力をしてきた。小規模保育施設や分園など、認可保育園より基準の低い施設での受け入れ拡大は、子どもたちにとっていい保育環境とはいえない。子どもたちが豊かに成長・発達できる施設の整備をしてほしい」、「保育士は専門職。無資格者の保育参加を認めず、有資格者の雇用にこだわってもらいたい。保育士不足は、業務量と責任の重さに見合わない低賃金が大きな原因。処遇改善を行い、保育士が働き続けられるようにしてほしい」と要望しました。

 待機児童や保育士不足は、全国的にも大きな問題となっています。仕事を持つ保護者にとって、安心して預けられる保育施設はなくてはならないものです。「豊かな保育をすすめる会」では子育て施策の充実のために、これからも広島市に声を届けていくことを確認しました。

介護保障を求めるひろしまの会
たたかいなくして老後の安心なし

 3月6日、中区地域センター(大手町平和ビル)において、「2016年度介護保障を求めるひろしまの会総会と講演会」が開かれました。講演は、福山市北部地域包括支援サブセンターの長谷川佳子氏「総合事業が始まって…」と大阪社保協介護保険対策委員・「介護保険料に怒る一揆の会」の日下部雅喜氏「介護保険は今後どうなるか?(制度改悪で老後は真っ黒闇)」の二人を講師に行われ、70名を超える参加者は、介護保険制度改悪の実状を学びました。

尊厳の保持と自立支援を保障するのが介護保険の使命

 長谷川氏は、福山市が2016年度から府中地区医師会に委託して総合事業を始めることについて、問題点を指摘しました。長谷川氏はパワーポイントを使いながら福山市が説明している内容を示し、何が福山で始まっているのかを紹介しました。そして今後の課題として、そもそも介護保険料の上昇を抑えるために制度をつくるのではなく、尊厳の保持・自立支援に必要な給付を保障するという公的責任を果たすための社会保障であり、介護保険制度であるべきではないか?と問いかけました。

介護保険は詐欺?制度の改悪に次ぐ改悪

 続いて、講演した日下部氏は、自ら執筆した「介護保険は詐欺である」を基に、介護保険制度のあらましから介護保険の現状、この間の介護保険サービスの特徴などに触れながら、要支援1、2のヘルパーとデイサービスの給付廃止など今後の介護制度の改悪について具体的に解説しました。

 そして、「介護保険は『国家的詐欺』」だと、日下部氏自身の訴えを介護保険創設時の厚労省老健局長、介護保険の生みの親である堤修三氏までが提唱していることを紹介しました。日下部氏は講演の最後に、「たたかいなくして老後の安心なし」という介護保険料に怒る一揆の会への賛同を訴えました。