広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 


1364号  2015年 8月27日

 

 


7千羽集まる
市職員の願いを千羽鶴に
ご協力本当にありがとうございました

 被爆70周年の取り組みとして、「2015市職員の願いを千羽鶴へ」と題して、6月ごろから各職場に、一人一羽を目安に折紙を配布し、取り組みへの協力をお願いしました。
 組合未加入の方、臨時職員の方など、様々な方にご協力いただき、本当にたくさんの折り鶴が市職労に届きました。折っていただいたみなさん、集めて届けていただいた庶務・お世話係の方、折鶴をつなげるお手伝いをしていただいた方、本当にご協力ありがとうございました。
 おかげさまで、約7千羽が集まり、7つの千羽鶴の束をつくることができました。集まった折鶴は一つひとつ形が違い、本当にたくさんの方に折っていただいたことがわかる、一人ひとりの願いがつながった千羽鶴になりました。
 千羽鶴は、8月6日の朝、市役所本庁舎前の公務員慰霊碑、原爆ドーム前、嵐の中の母子像、教師と子どもの碑、原爆供養塔、原爆の子の像、広島二中原爆慰霊碑の7か所に納めさせていただきました。

 

 

子どもを守る実行委員会 要求書提出
現状を訴え 改善求める

 「ひろしまの子どもを守る実行委員会」は広島市教育委員会に8月18日、広島市こども未来局・健康福祉局に21日、それぞれ統一要求書を提出しました。

市教委に「子どもの貧困」訴え
 市教委との交渉には73名が参加。子どもをめぐる貧困、自殺、不登校や中退など深刻な事態への善処、少人数学級の実現、佐伯区学校給食センターの民設民営での建て替え白紙撤回、放課後児童クラブの施設整備、職員の処遇改善などを求めました。なかでも「新1年生全員に放課後児童クラブの利用申し込みが届くようにしてほしい」という発言については、翌日総務課長から改善するという回答がありました。

市に障がい児支援の充実求め
 21日の市との交渉には115名が参加。「子ども・子育て支援制度」、防災、職員の処遇、発達障がい者への支援・相談窓口、障がい児の子育てや療育センターの役割、子どもの医療費などについてそれぞれ現状や問題点を指摘し、改善と充実を求めました。療育センターの建て替えが実施されることについて「利用者が困らないよう使う側とよく相談して設計をしてほしい」と声があがりました。




女性・子どもが深い傷負う戦争
ジャーナリズムの役割を考える

  戦後70年の夏、テレビでは戦争特集番組が続き、平和について考える機会が増えています。

女性や子どもが犠牲に
 NHKや民放の番組は女性や子どもが深い傷を負った事実に迫りました。広島の原爆犠牲者で、いちばん多かったのは中学生でした。戦死した従軍看護婦の人数は今も不明。法令を変更し14歳以上が徴兵され、少年ゲリラに仕立てられました。

ニュース報道は政権寄り
 「戦争法制」の国会論戦の真っただ中。テレビが伝えた戦争の歴史を見ると、「徴兵制はとらない」「後方支援だから安全」の首相答弁には何ら裏付けはありません。NHKの番組には優れたものがあっても、ニュースは政権寄りだとの視聴者の批判は高まるばかりです。

平和の危機、報道の役割とは
 このほど、市民団体の「放送を語る会」が、「戦争法制」をめぐるテレビニュースのモニター報告を発表。それによると、NHKのニュースは「首相発言のコピー」となり、多様な批判的言論を伝えていないと実証的に指摘しました。「戦後未曽有の平和の危機」にジャーナリズムの役割を発揮する覚悟を求めての中間報告です。

政権の暴走に「ノー」の声
 「数の力」で「戦争法制」の成立をねらっている安倍政権ですが、「戦争法制」は「立憲主義に反する」「違憲だ」と憲法学者をはじめ、各界の識者が批判しています。国会周辺はもとより全国各地で「アベ政治ノー」の声が大きく広がっています。


 この度、9月2日(水)、ひと・まちプラザ北棟6階マルチメディアスタジオにて18時10分開場で日本ジャーナリスト会議広島支部主催の「2015不戦のつどい」(資料代500円)が開かれます。「暴走する政府と萎縮するマスメディア―新たな視点で今≠見る―」と題して、映画監督・作家・明治大学特任教授の森達也氏が講演します。

■ 豊かな保育をすすめる会 要求書提出 ■
すべての子どもが健やかに

 「豊かな保育をすすめる会」は8月20日、保育企画課・保育指導課に要求書を提出しました。

市の災害対策を問う
 この日は、昨年の安佐南区・安佐北区での土砂災害からちょうど一年で、交渉前に参加者全員で黙とうをしました。土砂災害危険地域にある保育園もあり、昨年度の災害を受けて、市がどのような対策をしたのか説明を聞きました。

子ども・子育て支援制度の問題点
 今年4月から実施された「子ども・子育て支援制度」は、市では「当面これまでと変わらない運用」となっており、今のところ大きな混乱は起こっていません。
 しかし、制度上は、これまでより基準の低い施設が新たに保育施設として認められる、当初予定されていた職員配置基準や職員の処遇改善は、財源不足を理由に行われないなど、問題点や課題がたくさんあります。

子育て施策の充実を
 参加者からは、「広島市が策定した事業計画に書かれているように、すべての子どもが健やかに育つよう子育て施策の充実や制度の改善に力を入れてほしい」と発言がありました。

川内原発 再稼働抗議座り込み
原発は人類と共存できない

 県原水協(大森正信筆頭代表理事)と県被団協(佐久間邦彦理事長)は8月11日、川内原発1号機(鹿児島・薩摩川内市)の再稼働に抗議して、中区の広島平和都市記念碑前で座り込みを行いました。
 炎天下、市民や被爆者、労働組合や民主団体などから約70人が参加しました。「例年以上に猛暑が続くこの夏も、電力の供給が不足することはなく、危険な原発再稼働の根拠はあまりせん」との決議を採択しました。

原発も放射能の危険は同じ
 川后県原水協代表理事は「核兵器廃絶を訴えて70年間、放射能の恐怖と隣り合わせに生きてきたヒロシマは、原発ノーを世界に発信し続ける」とあいさつ。佐久間県被団協理事長は「原爆も原発も放射能の危険は共通しており、人類とは共存できない」と訴えました。

生かされているか福島の教訓
 川内原発の地元では、公開の説明会の開催を求めているにもかかわらず、九州電力は全く応じていません。また、避難計画も自治体に丸投げされ、国が責任を持つ状況になっていません。これで福島原発事故の教訓は生かされているのでしょうか。