広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 


1363号  2015年 8月12日

 

 


原水爆禁止2015年世界大会
被爆70年
核兵器廃絶の転機に
8月2〜9日、広島、長崎

 原水爆禁止2015年世界大会が8月2〜9日、広島、長崎を会場に開かれました。
◆8月4日、世界大会広島開会総会が、グリーンアリーナで、被爆70年を核兵器廃絶の転機にと、3300人が参加して開かれました。俳優の宝田明さんが来賓としてあいさつ。旧満州ハルピンで1945年8月6日に原爆投下のラジオ放送を聞いてから、日本に引き揚げるまでの体験を話し、「戦争法制」について、安倍首相は「白旗をあげなさい」と一喝しました。
 6日のヒロシマデー集会は、グリーンアリーナが5500人で埋まり、集会決議「広島からのよびかけ」は、世論を強めて「核抑止力」論を打ち破り「核兵器のない世界を」と訴えました。
◆世界大会長崎(8月7〜9日)には広島から11人が参加。被爆・戦後70年の今年は、核兵器廃絶を求めてきた被爆者のたたかいや生きざまの継承に光をあてました。9日のナガサキデー集会で、被爆者の奥村アヤ子さんが、「自分ひとり生き残り、家族の亡くなった様子を46年後に知ったが、いまも私の心は家族を待っている」と述べ、集会決議「長崎からのよびかけ」は、核兵器廃絶、被爆の実相継承、「戦争法制」廃案への行動などをよびかけ、6000人の参加者全員で採択されました。

8月10日付号外の訂正とお詫び
本紙8月10日付号外に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
正:0.1月引上げ(勤勉手当)
  年間2.25月
誤:0.5月引上げ(勤勉手当)
  年間2.2月
(給与改定内容の表)再任用職員の一時金

児総センター支部 要求書提出
療育の質守って建て替えを

 市職労児総センター支部は7月30日、こども未来局のこども・家庭支援課と、市社会福祉事業団に対して、要求書を提出しました。

決定事項の報告は欠かさず、意見には耳を傾けよ
 この度は特に、こども療育センター(東区光町)の現地での建て替え整備に関わり、要求を訴えました。現地での建て替えのため、一部の施設(育成園・山彦園)は仮移転することになります。
 支部は、安全面や医療面、療育内容の継続など、ソフト面、ハード面で、仮移転による療育の質低下が起こらないよう求めました。
 当局からは、仮設の施設にも、集団でのリズムや行事を実施するためのホール、調理室は設置すると説明があり、「仮移転施設は恒久的なものではないが、その間でもそこでしっかり運営する」と述べました。支部は当局に対して、都度、決定事項を報告すること、建て替えに関わる意見を聞くことを求めました。

仮移転施設でも現在の療育内容の維持・継続を
 仮移転の期間は概ね4年間が見込まれています。なかには、仮移転施設に入園してそのまま卒園する園児も出てきます。
 バス運行、行事、給食などを始めとした現在の療育内容の維持・継続は、施設整備だけでなく増員がなければ困難な状況が予想されます。
 支部は引き続き、仮移転施設も専門施設として、充実した療育が実施できるように、増員要求も含めて取り組みを強めていきます。

環境局支部要求書提出
正規採用で人員配置改善を

 市職労環境局支部は7月30日、正規職員の新規採用を軸とした人員配置の改善や災害対応に備えた直営体制、「ごみ」 ニティ活動支援事業に関する留意点などをまとめた2015年度要求書を環境局に対して提出しました。

予備人員の改善は重要課題
 人員問題では、夏休や特別休暇の取得に支障が出ている現場の状況から予備人員の改善は重要課題であることを訴え、今年度に引き続き正規職員の新規採用の実現を強く求めました。

「ごみ」ニティ活動支援事業は慎重かつ丁寧な事業推進を
 地域コミュニティを主体とした、ごみステーション化の推進と維持管理を支援する「ごみ」ニティ活動支援事業については、ごみの排出場に対する住民感情に配慮し、慎重かつ丁寧に事業を進めていくこと、業務に従事する職員へ事業内容と意義について周知を図ることを求めました。
 北吉環境局長は、「人員問題は重々理解している」として、正規職員の新規採用を含め、今後、直営体制をどのようにしていくか、労働組合と協議が必要との考えを述べました。

核兵器なくそう女性のつどい
核廃絶 主権者の意志を行動で

 うだるような暑さのなか8月5日、「原水爆禁止2015年世界大会」の関連行事として「核兵器なくそう女性のつどい2015inヒロシマ」が県立総合体育館小アリーナで開催されました。
 「戦争法制」への怒りが高まるなか18時開会を今や遅しと、フロアーには、人、人、人の長蛇の列、北は北海道から南は沖縄はもとより、海外から、そして、被爆者の方々と1300人の女性が集いました。
 第1部は、被爆70年ということも踏まえ、被爆者から海外から日本から提言がありました。第2部は、フロアーからの発言です。
 女性が変われば社会が変わる$謳lが行動をおこし、政治をも動かしてきました。
 「核廃絶」「戦争反対」、私たち主権者の意志はここにある、女性たちの、いや、国民自身の行動で示そう、それを膚で感じた2時間でした。

市職員慰霊碑に献花
核兵器廃絶、平和を誓う

 広島は、被爆70年の8月6日を、NPT再検討会議で核兵器禁止条約が初めて正面から議論されるなど、核兵器廃絶を求める世論の世界的広がりのなかで迎えました。
 市職労は、気軽に参加できる平和の行動として、今年も職員一人ひとりから折鶴を募って千羽鶴を作る取り組みを行いました。

折鶴を供え祈り捧げる
 8月6日は、自治労連本部主催で、市役所前の市職員慰霊碑へ献花を行いました。「二度と赤紙は配らない」とのスローガンのもと、憲法を守り生かし、「戦争法制」の廃案めざす決意を新たに、献花と合わせて、折鶴を供え祈りを捧げました。


市嘱託労組定期大会
さらに前進めざし奮闘を誓う
出足早く、要求書提出を

 市嘱託労組は7月28日、第7回定期大会を開催しました。

賃上げ、病休改善など成果を確信にさらに奮闘を
 亀井委員長が、2014年度の経過報告を行い、2015年度運動方針を提案しました。2014年度は、正規職員も10年ぶりの賃上げがあり、嘱託職員は400円アップしました。ただ嘱託職員は元々のベースが低いので、引き続き均等待遇を求める運動が必要です。病休も正規職員並みに一疾病あたり90日に改善させることができました。
 運動方針は、2015年度は例年より早めに要求書を提出し、しっかりとした交渉によって2014年度以上の成果を勝ち取ることを提起しました。運動方針と役員体制の案は満場一致で可決されました。

自らの奮闘で切り開こう 労働条件の改善を
 広島自治労連の大内理枝書記長は、自身の経験を踏まえて、嘱託職員に関しての制度は自分たちの頑張りにより少しずつ改善させてきたことを述べて、一層の奮闘を呼びかけ、激励しました。

困ったら、労働組合にまず相談しよう
 意見交換では、困ったことがあったら何でもまず労働組合に相談しようという呼びかけや労働組合の組織についての素朴な質問を始め、日ごろの仕事についてのさまざまな情報交換が行われました。参加した組合員にとって、改めて仲間がいることの心強さをそれぞれかみしめる大会となりました。

第61回日本母親大会
戦争法制廃案で命守ろう

 8月1〜2日、神戸市で「戦後・被爆70年の節目、命(いのち)」のスローガンで第61回日本母親大会が開催されました。

戦後・被爆70年憲法掲げて
 1日目の全体会では、神戸女学院大学教授の石川康宏氏の「戦後・被爆70年 日本国憲法とともにあゆみつづける―子どもの未来・くらし・平和」、空飛ぶママさん弁護士(京都法律事務所)と言われている金杉美和氏の「戦後・女性参政権70年―憲法・平和、ジェンダー平等の実現を!」と題した、2つの記念講演がありました。
 石川氏は、「安倍政権が国会に提出した『平和安全法制』(『戦争法制』)はどうみても憲法違反。9条に反して海外で戦争する国づくりだ。世界のどこでもアメリカの支援をする。日本のように130か所の基地に4、5万の兵隊がいて、年間250日共同演習をしている国は他にない」と述べ、最後に、みんなで声を上げていき、「戦争法制」を廃案にし、安倍政権を倒す運動をしていきましょうとよびかけました。

36の分科会に分かれて学ぶ
 2日目の分科会では、子どもの問題、年金の問題、くらしの問題など、36の分科会に分かれて学びました。消費税の分科会では、消費税を上げても、福祉は切り下げられてしまうという話を聞きました。平和と民主主義の分科会では、各地の運動がいきいきと語られ、「戦争法制」反対を7、8割にしようとよびかけられました。