広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 


1361号  2015年 7月24日

 

 


「戦争法制」16日衆院強行採決
国民の声を無視 歴史的暴挙

 安倍政権は7月16日、集団的自衛権行使などを内容とする憲法違反の「戦争法制」を、国民多数の反対の声に耳を傾けることなく、衆院本会議で強行採決し、自民党、公明党などの賛成多数で可決、法案を参院に送付しました。市職労はこの暴挙に満身の怒りをこめて抗議します。

これは危ない
各方面から批判相次ぐ

 どの世論調査でも5〜6割が「憲法違反」だと答えているように、これほど多くの国民から「違憲」との批判を受けた法案はありません。憲法学者や、歴代の内閣法制局長官らが「明確な憲法違反」「従来の政府見解とは相いれない」と国会で陳述しました。こうしたなかでの衆院での強行採決の暴挙に、世論は敏感に反応し、安倍政権の支持率は一気に下がっています。

暴走止めるカギは・・・
 16日には、10万人もの人々が国会を包囲しています。広島でも12日、4500人が中央公園での集会に参加し「憲法を壊すな」と声を上げました。これまでデモなどに参加したことがなかった多くの人、特に若い世代の行動が目立ちます。安倍政権の暴走を止めるカギは、これまで行動してこなかった人々への運動の広がりにかかっています。

戦争の歴史は繰り返すまい
 自治体労働者にとって、「戦争法制」は重大な影響を及ぼします。市職労は先の大戦で、市民を国の起こした戦争へと駆り立てた痛苦の反省から、「二度と赤紙を配らない」をスローガンに、これまで憲法を守り、いかす運動に取り組んできました。しかし、「戦争法制」が通れば、暗く苦い歴史を繰り返すことになります。
 市職労は、定期大会で確認された方針のもと、圧倒的世論で安倍政権を包囲し、「戦争法制」の廃案を勝ち取るために組織の総力を挙げて取り組みを強めます。

― 被爆70年核兵器の廃絶へ参加・行動を ―

 被爆70年目の夏、原水爆禁止世界大会が8月2日から始まります。
 この70年、核兵器を使わせず、憲法9条を守ってこれたのは、「人類と核兵器は絶対に共存できない」との被爆者の声と行動があったからです。大会は、被爆の実相を知り、被爆者のたたかいを学び、三度ヒロシマ、ナガサキを繰り返させない人類的決意を世界に発信します。
 市職労は、みなさんの積極的な参加を心からよびかけます。

正規採用と安心して働ける労働条件を
現業評要求書提出

 広島市職労現業評議会は7月15日、広島市と広島市教育委員会へ、2015年度要求書を提出しました。

技能業務の引き下げノー
 現業職場は、業務の民間委託や退職不補充等により、どこの職場も大変な事態にあることが訴えられ、正規職員による退職補充や嘱託、臨時などの非正規職員の待遇改善が強く求められました。
 また、今年の賃金確定交渉では、給与制度の総合的見直しや手当ての見直しが予想されていますが、技能業務職場を対象とする、引き下げありきの改悪は認められないと強く訴えました。
給食センター委託は見直しを
 佐伯区の学校給食センターの老朽化に伴う、民設民営方式の委託提案がされていますが、具体的中身が保護者などへ伝えらていないこと、現行の3センターを集約化することは危機管理の面などから危険であること等から見直す事を強く求めました。
労働条件の改善求めて
 現業評議会は、正規職員による採用と安心して働き続けられる賃金や労働条件の改善を求め、運動を強めます。

食肉市場支部 要求書提出
施設改修・設備更新と正規増員を

 市職労食肉市場支部は7月16日、2015年度要求書を経済観光局に提出しました。
□この間、安全・安心への意識が高まるもと、食肉流通業者のより衛生的な食肉処理施設を求める要望が強まっています。食肉市場は開設から23年が経過し施設の老朽化は著しく、さらなる衛生対策や生産性向上への対応は困難になっています。食肉市場支部は、と畜場施設の抜本的な改修及び設備更新等を強く求めました。
□昨年、と畜場法施工規則が改正され、より厳しい衛生管理を行うための「HACCPシステム」構築に向け取り組みを進めています。このシステムは、と畜処理工程での重要管理点を決定し、一頭毎にモニタリングするために専任者の配置が必要です。同システムに対応できるよう増員を要求しました。
□その他、正規・非正規を問わず退職者に対しては、必ず正規職員での補充をこれまで通り実施することや、嘱託職員の正規への「登用制度確立」などを強く要求しました。

市職労女性部昼休みバザー
パン・宝石・小物・書籍

 市職労女性部は7月3日、毎年恒例の昼休みバザーを開催しました。会場に足を運んで下さったみなさんに女性部の活動を知らせるチラシを配りました。
 今年は例年に比べて足を運ぶ人が少な目でしたが、配ったチラシを見て、足を運んで下さったみなさんが、女性部の活動を少しでも理解して下さればと毎回、チラシを配布しています。
 バザーは、いつも協力して下さる、民主団体や障がい者施設などから、パン、宝石、小物、書籍などたくさんのものが並びました。バザーは12月にも予定しています。是非、またのご来場をお待ちしております。

■ 調理協 要求書提出 ■
正規採用と 非正規の待遇改善を

 市職労学校給食調理員協議会(調理協)は7月14日、市教育委員会に対し、2015年度の要求書を提出しました。今年度は、現場に対して不足しているもの、必要なもの、困っていることなどのアンケートを取りそれを元にして要求書を作り、現場の声を届けました。
◆3年連続での正規調理員採用は大変重要なことですが、その採用者数は必要数には足りません。また、非正規職員の待遇改善は急務の課題です。継続した正規職員の採用と、嘱託職員・臨時職員の待遇改善を重点項目に掲げて要求しました。また、昨年の土砂災害時の炊き出しの経験から、「有事の際、私たち調理員の持つ能力をスムーズに活用できるようなシステムの構築をすること」を新たに要求しました。
◆健康教育課長が、毎年要求していた消耗品のことで、「衛生管理のための消耗品の一部を購入し、学校の規模に応じて配布したい」と回答。実食数の多少に限らず衛生管理などが確実に行えるように、「衛生管理費を別枠で設け予算措置を行うこと」ぺーパータオル、次亜鉛塩素酸ナトリウム、アルコールなど一括購入も視野に入れてほしい≠ニの積年の要求の一部が叶いました。また、教職員課長が、非正規職員の賃金・労働条件の改善について、引き続き関係課にも伝え、努力していきたいと述べました。
◆調理現場は、厳しい衛生管理、アレルギー除去食の対応、正規職員一人配置校の増加など、さまざまな問題が山積しています。それらを一つひとつ解決するため、要求実現に向けて、これからも取り組んでいきます。

カープ観戦
力いっぱい応援 あふれる笑顔

 毎年恒例のカープ観戦が、七夕の7月7日に行われました。
 前日からの雨で、開催が危ぶまれましたが、予定通り18時から、「横浜」との試合が開始となりました。

思い思いの応援グッズ持って
 年に1度の七夕の日で、生ビールが500円というラッキーデーでもあり、満席の「マツダスタジアム」には、思い思いのカープ応援グッズを手に、家族連れ、また、職場の同僚たちと参加した組合員の笑顔があふれていました。

チャンスが続かず……
 試合は、期待の黒田投手の不調もあり、序盤から2点ビハインドとなりましたが、中盤に1点を返したときは、スタジアム総立ちで、前後左右でハイタッチをするなど、大変に盛り上がりました。
その後チャンスが続かず、逆転を期待した9回裏の大声援もむなしく、残念ながら、結果3―1で敗戦となりました。

清々しい笑顔で球場を後に
 一瞬のため息もありましたが、力いっぱい応援した満足感で、どの顔も清々しい表情で球場を後にしていました。