広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 


1360号  2015年 7月16日

 

 


第103回定期大会
塩見信彦新委員長を承認
安心して働き続けられる職場を

 市職労は7月12日、県健康福祉センターにおいて、第103回定期大会を開きました。安倍政権による「戦争法制(安全保障関連法案)」が15日にも衆院での強行採決がねらわれ、「ストップ!戦争法7・12ヒロシマ集会」が中央公園で開催されるなかでの大会となりました。 ◆大会は、憲法9条破壊の「戦争法制」を許さないたたかいに全力で取り組む決意を提起しました。働くルールの確立を求めるたたかい、公務員の「給与制度の総合的見直し」による賃金切り下げを許さないたたかい、暮らし・福祉切り捨てを許さず、大企業や大資産家優遇から住民が主人公の自治への転換へ向けたたたかいなど、平和と民主主義、暮らしと福祉を守るたたかいの展望を示した運動方針案を提案しました。 ◆提案された議案に対して、5名の代議員が議案を支持する立場から発言・討論。職員がギリギリまで削減され、心と身体を病む職員が増えている過酷な職場実態のなかで、少しでも職場環境を改善しようとの職場の奮闘が語られました。  討論を通じて、現在の過酷な人員不足の現実が明らかになりました。減員の穴埋めではなく、正規職員の新規採用で増員を求めていかなければ職場は回らないという切実な要求が提起されました。 ◆2015年度役員選挙で委員長が交代し、大会は、新委員長として塩見信彦さんを承認しました。新体制で迎えた2015年度を、職場要求の実現を掲げ、最重要課題として組織・強化拡大に取り組むことを決議。1年間奮闘することを誓い合いました。

学んで納得して立ち上がろう
塩見新委員長あいさつで訴え

 塩見委員長は大会で、新旧役員紹介のあいさつに立った際、次のように述べて、困難なときこそ、学んで納得して運動に立ち上がろうと呼びかけました。  いま、わたしたちは、重大な局面におかれています。戦争を放棄した憲法に違反し、日本を「戦争する国」に変えてしまう「戦争法制」が今週末にも衆議院での採決がねらわれています。社会保障では、財政危機を理由にして、年金などの給付が引き下げられる一方で、税金や社会保険料の負担増など生活の困難さが増してきています。本来、国民のいのちと暮らしを守るべき政治が、逆に脅かす方向に進んでいます。こうした政府の主張をうのみにするのではなく、事の本質は何なのかを見極める力が私たちに求められています。  私たちがすすめようとしている運動に納得と見通しがもてるよう、しっかりと学習し、お互いに、苦労や困難を出し合いみんなで共有できるよう交流を深めながら、がんばっていきましょう。

戦争できる国にはさせない
4500人が「戦争イケン」とアピール
ストップ!戦争法7・12ヒロシマ集会

 7月12日、広島市中央公園で、「ストップ!戦争法7・12ヒロシマ集会」が開かれ、労働組合や市民団体、弁護士会、9条の会などの呼びかけで、約4500人が集まりました。定期大会と日程が重なりましたが、市職労からも代表者が参加しました。  集会は、集会呼びかけ人でもある歌手の二階堂和美さんのスペシャルライブで開会。広島弁護士会会長、秋葉前広島市長などがあいさつ。広島選出の自民党・公明党以外の国会議員のメッセージ紹介後、戦争法制に反対する訴えを採択。4500人が「戦争イケン」のプラカードを掲げてアピール。その後、参加者は「憲法壊すな!」と声をあげ、白神社までデモ行進しました。

広島市職員の願いを千羽鶴へ2015
本庁の方、つなぐ作業のお手伝い募集です。

今年も取り組んでおります「千羽鶴」へのご協力ありがとうございます。いま続々と送っていただいておりますが、8月6日が近づいております。 お手元に「千羽鶴」が残っておりましたら、早めに、市職労まで送ってください。お待ちしております。

第35回自治体にはたらく女性の全国交流集会
憲法守る声あげていこう

 6月27日〜28日、高知市内で、「第35回自治体にはたらく女性の全国交流集会」が開催されました。
■1日目の全体会では、エッセイストで翻訳家の池田香代子氏が「平和な未来をきずくために」と題して記念講演。池田氏は、いま、世界中で暴力が吹き荒れているなか、日本には、戦争をしないと決めた憲法がある。平和な未来を築くために、憲法を守り育てていく論調を広げ、自衛隊や報道の在り方について、意識して視野を広め、自らが情報を選び、迫りくる戦争の脅威におびえるだけでなく、声をあげていくことが大切だと語りました。
■2日目は9つの講座や分科会に分かれて学習しました。講座2の「自由は土佐の山間より〜植木枝盛と憲法〜」では、松岡僖一氏(高知市立自由民権記念館館長)を講師に、植木枝盛と憲法草案について、大変興味深い講義が行われました。参加者は、枝盛たちが何をしようとしたのかという歴史を学び、学習することと伝えることの大切さを実感しました。  明治14年、まだ青年であった植木枝盛はすでに、「日本国は、法律・制度によって国家ができ、主権は国民にある」と明確に記した「東洋大日本国国憲案」を書いている。さらに、憲法は人権保障のために、国家は何をしてはいけなくて、何をすべきかを明記するもので、人民主導のものであるべきと、土佐の青年たちは堂々と述べている。枝盛たちは、いかにして民権思想を民衆に伝えるかの努力を惜しまなかった。民衆に向かって、@政談演説会、A機関紙発行、B民権思想の宣伝歌(世しや武士(節)・数え歌)、C民権踊りの創作などを行い、常に民衆を導く方法を模索した。

直営の意義訴え正規採用を
環境局支部第42回定期大会

 市職労環境局支部は7月9日、市社会福祉センターにおいて、第42回定期大会を開催しました。

5年ぶりの正規職員採用実現
 岩田支部長が運動方針案を提案。「昨年8月20日未明に発生した土砂災害における我々直営職員の奮闘は、災害対応において直営体制がいかに重要であるかを示した」と述べ、5年ぶりに正規職員の新規採用を実現させた意義を強調しました。公務員をめぐる厳しい状況や賃金労働条件の課題が山積するなか、「引き続き、要求実現に向けて団結をしていこう」と力強く呼びかけました。

新規事業に対してどうする人員体制
 柴野書記長は、「ごみの排出場所の集約化及び維持管理の支援などを盛り込んだ『ごみ』ニティ支援事業が始まることが決まり、不法投棄対策や資源化推進事業は今年度末で区切りを迎える」と述べ、「新規事業に対して人員体制をどのようにしていくのかが課題となる」と指摘しました。  そのうえで、正規職員の新規採用の実施、人員配置の改善などを求めて環境局支部要求書を今月中に環境局に対して提出することを提起しました。  最後に岩田支部長の「団結がんばろう」で大会を締めくくりました。

戦争も核もない平和な世界を
国民平和大行進 広島から長崎へ出発

 「戦争も核兵器もない平和な世界を」と訴えて歩く2015年原水爆禁止国民平和大行進の広島―長崎コースが7月5日、広島市から出発しました。約70人の行進団が、中区の平和公園から長崎市へ向かって行進を始めました。

戦争や核兵器に人類の未来はない
 出発集会では、原爆の犠牲者に黙とうを捧げ、県原水協の高橋信雄代表理事が「戦争法案が重大な段階を迎えているが、被爆地ヒロシマから発信してきた戦争や核兵器に人類の未来はないことを、行進を通して広げよう」とあいさつしました。県生協連の高田幸喜専務理事は「被爆者とともに生きる最後の世代の責任として、未来に生きる若者へ平和のトーチを渡したい」と連帯を表明しました。

核兵器廃絶を訴えて歩き、リレー旗などを山口県につなぐ
 行進団は、平和大通りを行進し、「核兵器をなくそう」、「被爆の実相を伝えよう」、「憲法9条を守ろう」などと訴えました。  西区、佐伯区役所では区長から歓迎のあいさつを受けるなどし、初日は、廿日市市役所まで行進しました。初日の参加は約100名でした。  国民平和大行進は引き続き、6日には、廿日市市役所からJR大野浦駅まで35人が歩きました。7日には25人が歩き、大竹市栄橋で、山口県代表団に横断幕や、各団体のリレー行進旗を手渡しました。