広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 


1343号  2015年 2月26日

 

 


平和と民主主義、くらし守ろう
市長候補推薦決定
第2回拡大中央委員会

 

  市職労は2月17日、市社会福祉センターで、第102回大会第2回拡大中央委員会を開きました。
 安倍政権は平和と民主主義、くらし破壊の暴走政治を加速しています。集団的自衛権行使容認の閣議決定を盾に、いっせい地方選挙後に「海外で戦争する国づくり」をねらっています。

 暴走政治ノーの国民的共同を
 拡大中央委員会は、2015国民春闘方針案で、安倍暴走政治を許さない国民的共同をよびかけ、集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回させようと訴えました。核兵器廃絶を求める署名を集め、NPT(核不拡散条約)再検討会議(4月24日〜5月1日)にヒロシマの心を届けようと提起しました。
 組織強化では、新規採用職員の組合加入を重点的にすすめること、自治労連共済の加入者を1.5倍化することを提案しました。

 要求・政策で一致
  市長選の取り組み

 拡大中央委員会は、広島市長選挙について、「市民のための市政をつくる会」が擁立した市長候補・河辺たかふみ氏(広島民主商工会前事務局長)を推薦決定することを提案しました。
 労働組合が首長選挙をたたかうには、候補者の政策が労働組合の運動方針と合致しているかが問われます。「市民のための市政をつくる会」は、基本政策で「いのちとくらしが最優先」「大型事業と金権汚職政治にストップを」「ヒロシマの声を全世界に」「市民の声が生きる広島を」と主張。市職労の運動方針に通じるものです。

 春闘・市長選
  たたかう体制確立

 討議で7名の中央委員が発言。各職場のきびしい実態と、打開に向けた取り組みが報告されました。
 拡大中央委員会は、2015国民春闘方針案、市長候補の河辺たかふみ氏推薦の提案をそれぞれ採択。2015国民春闘と、広島市長選挙を全力でたたかうことを決定しました。

 

第58回はたらく女性の広島県集会
女性が真に輝く社会を求めて
 

 

 「第58回はたらく女性の広島県集会」が2月15日、東区光町のロードビルで開かれ、28団体121名が参加しました。
 オープニングで、「安倍政権の暴走を食い止めよう」とよびかける、「アナと雪の女王」の替え歌が披露され、会場は手拍子と合唱で盛り上がりました。
 フロア発言では7名が発言、職場の窮状と今後の取り組みへの決意が語られました。
不安定な日本女性の地位
 記念講演は、ミモザの森法律事務所(東京)の伊藤和子弁護士が、「日本の労働政策と女性の働き方。私たちはどう行動すべきか」と題して講演しました。
 伊藤氏は、日本におけるジェンダーの不平等や国際社会との深刻なギャップに触れました。
 「欧州ではEU指令などに基づいて、女性に対する賃金格差の是正、非正規と正規の均等待遇、取締役会議へのクオータ制(4分の1は女性でなければならない)導入、ワークライフバランス(仕事と家庭が両立できる)施策が打ち出されているが、日本の女性の地位は、規制緩和が進むことで、ますます不安定になっている」と指摘しました。
女性が普通に活躍し生活できる社会を
 伊藤氏は、アベノミクスのなかで、「女性が輝く社会」という命題のもと、働きにくい状況を改善することなく「都合の良い協力者」として活用されようとしている現状は、女性の生きづらさを助長しているとも語りました。
 参加者は、女性が普通に活躍できる、普通に人間らしい生活を尊重される環境を政府に強く要求しなければならないと実感しました。
 集会は、ヒロシマ地域総行動に向けての行動提起と「女性が真に輝いて働き続けられる社会を求めていきましょう!」との集会アピールを確認して締めくくられました。


 

 

公的保育を守ろう
保護者や地域住民と共同して運動を進めよう
自治体保育労働者の全国集会

  自治体保育労働者の全国集会が2月21日〜22日、埼玉県行田市で開かれました。オープニングは、「忍城おもてなし甲冑隊」の演舞パフォーマンス。
 自治労連保育部会の高橋光幸部会長は、映画「のぼうの城」の舞台となった忍城の城攻め(2万人の攻め手に3千人で持ちこたえた)を例に引いて訴えました。
 「なぜ忍城が陥落しなかったのか。領主が領民から親しまれ、領民みんなで城を守ったからだ。公立保育園を守る運動も同じ。保護者や住民との共同で運動を進めていこう」と。

犠牲になるのが
あたりまえではない


 人材育成コンサルタントの辛淑玉氏が記念講演。「現在の日本は、『相対的貧困率世界第二位』『ひとり親家庭の貧困率世界第一位』だ。弱者に税金を使うのが社会福祉だが今は弱者にストレスを与える社会」と日本社会の問題点を指摘。
 公務員バッシングにも触れ、「公務労働者は犠牲になるのがあたりまえではない。自分を大切にできない人は、人を大切にできない。まずは自分が人として大切にされなくてはならない。がんばらず、自分の権利のためにたたかおう」と、参加者にエールを送りました。

子どもたちの
  すこやかな育ちを


 保育は、子どものすこやかな育ちを保障する営みです。集会は、「子ども・子育て支援新制度」実施が目前に迫るなか、児童福祉法24条第1項の「市町村保育実施責任」を形骸化させることなく、公的保育を守る取り組みを強めることを確認し合いました。

 

 

お疲れさまでした
調理協退職者送別会
支えてくれたのは仲間…
 

  市職労学校給食調理員協議会は2月21日、「RISTRANTE DUE」で、2014年度退職者送別会を開き、34名が集いました。今年度の退職予定者は、正規職員1名、嘱託職員12名で、送別会には2名が出席されました。
◆河原議長がねぎらいと感謝の言葉を述べ、退職者の方は、「やめたい時や辛い時もありました。そんな時、支えになってくれたのは仲間でした」と振り返り、「学校給食は厳しい環境に置かれている。みんなもっと、危機感をもって組合活動をもりあげてい
ってほしい」と激励されました。
 2名の方は、25年、30年と調理員として働き、広島市の学校給食を支え、後輩を根気強く育ててこられました。
◆参加者は先輩が築いてこられた調理技術を継承し、安全・安心でおいしい給食を作り続けていこうと、決意を新たにしました。

 

市民のための市政をつくる会
■ 広島市長選基本政策 ■
いのち・くらし 輝く ヒロシマを
 

   市職労は第2回拡大中央委員会で、「市民のための市政をつくる会」が擁立した市長候補・河辺たかふみ氏を推薦決定しました。同氏の履歴(別掲)と同会の基本政策(要約)を紹介します。

⑴いのちとくらしが最優先
 災害に強い街をつくり、市民の生命と財産を守ります。
 「事務・事業の見直し」は見直し、くらしと福祉・教育にお金をまわします。
⑵大型事業と金権汚職政治にストップを
 借金を大幅に増やす不要・不急の開発をやめます。
 買収疑惑、利益誘導疑惑など金権・腐敗政治をやめます。
⑶ヒロシマの声を全世界に
 核兵器廃絶と被爆者援護、憲法9条をかかげ、平和文化都市をめざします。
 平和行政を「観光」事業としかみない市政を転換し、平和教育に努めます。
⑷市民の声が生きる広島を
 地域・市民の声を大切にし、中央直結の官僚的な市政を転換します。
 区の自治・区長権限の強化・予算配分など8区地域の均衡を大切にします。

履歴

現住所 安佐北区

氏名 河辺 たかふみ

生年月日 1954年10月31日
職歴
1977年4月 広島民主商工会 事務局入局
1999年6月 広島民主商工会 事務局長
2014年8月 広島民主商工会 退職

現在の役職
市民のための市政をつくる会  事務局長
消費税廃止広島地区各界連絡会 事務局長
広島県被爆二・三世の会    幹事
広島市国保をよくする会    世話人