広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 


1340号  2015年 1月29日

 

 


市嘱託労組 学校給食調理員支部 交渉

現場で働く私たちが最も願うのは基本報酬の底上げ

今年度4月当初から欠員
名簿登録待機者の確保を

  市嘱託労組学校給食調理員支部は1月21日、回答交渉を行い、8名が参加しました。
 竹之上支部長は「是非とも誠意ある回答を」と求めました。教職員課長から2014年11月26日の「嘱託最終回答交渉」(別項)の報告がありました。

【嘱託最終回答交渉】(妥結内容の一部)
◇400円以上の基本報酬の引き上げ、勤続4年以上8年未満の経験年数加算の200円の引き上げを来年度から実施。
◇増額報酬は0.09月を引き上げ、12月19日支給。
◇病気休暇制度は、正規職員と同等の一疾病あたり90日に改善。

 牛歩のような進展のなかで、私たちが最も願うのは基本報酬の底上げですが、再任用制度発足でますます格差が広がるばかりです。
欠員の解消を
 学校給食調理員独自の振替簿について、学校事務の方への周知徹底をお願いしました。今年度は4月当初から欠員が続いています。来年度は欠員が出ないように名簿登録待機者の確保などを要請。65歳退職後もパートで働くことについてこれまで通りの対応を依頼。その他、現場での困難や悩みも訴えました。
 学校給食調理員として誇りを持って働いていくために、これからも労働条件改善に取り組んでいきます。


 

広島自治労連組織集会
組合員を増やして賃上げを!!

 

  広島自治労連は1月25日県健康福祉センターで2015年組織集会を開きました。
●組織拡大こそ要求実現の力
 自治労連組織局長の関口裕志氏が「組織拡大こそ要求実現の力!増勢に転じる≠正面に据え すべての単組での組織拡大に取り組もう!!」と題して講演。アベノミクスで貧困と格差が拡大し、実質賃金が低下し続けるなか、大企業を中心に毎年積み増しされる内部留保を増やさないだけで大幅賃上げが可能なことなどを挙げ、「働く者の立場からの声を大きくすることが大切」と労働組合の役割を力説。組織拡大こそ要求実現の力と訴え、増勢に向けた「構え」を作ることや、「組合員を増やす人」を増やす活動などを呼びかけました。
●取り組みを学び合う
 集会は、共済担当から共済加入者拡大の重要性が強調され、8単組が組織拡大の取り組みについてそれぞれ発言。交流し学び合いました。金子組織部長から、2015年春の組織拡大月間に向けた10項目にわたる行動提起があり、「増勢に転じる」を合言葉に奮闘を誓い合いました。
 

 

時のデータ

貧困は深刻
1955年以来初
家計貯蓄率マイナスに

  内閣府が2014年12月に発表した「2013年度国民経済計算」(確報)の所得支出勘定の家計(個人企業を含む)部門を見ると、可処分所得+年金から消費支出を引いた貯蓄がマイナスになり、家計貯蓄率はマイナス1.3%になっています。
 家計貯蓄率とは家計の所得の中から貯金に回した割合。マイナスということは貯金どころか、貯金を取り崩したということで、ほぼ同じ条件で比べられる1955年以来初めてだと言います。

 

現業職の公務公共性を確信に
自治労連現業評 拡大都道府県代表者会議
 

  自治労連現業評議会は1月24日〜25日、京都市で、第1回拡大都道府県代表者会議(2015現業春闘討論集会)を行いました。広島市職労からは4人が参加しました。
 基調講演は、アベノミクスで生まれた格差社会問題や、昨年12月の総選挙結果の捉え方などについて解明しました。
 全体討論では、全国の取り組みや経験を交流。全国の仲間が奮闘している発言を聴き、参加者は胸を熱くしました。広島市職労の平野あゆみさんが、昨年8月20日の広島豪雨災害時に行った炊き出しボランティアについて発言。未曾有の災害時、被災者に1800食を届けたことは感動を呼びました。参加した市職労の仲間も現業職の公務公共性を改めて振り返り春闘での奮闘を誓いました。


大幅賃上げを
■ 県労連評議員会 ■
2015春闘はチャンス

  県労連は1月24日、東区民文化センターで、第51回評議員会を開きました。川后議長は、「2015年国民春闘は大幅賃上げを実現するチャンス」と述べ、大企業の内部留保の一部を活用することで、2万円の賃上げが可能なことに触れ、大企業優先の安倍政権の失政を告発。総選挙での安倍政権の圧勝も大政党に有利な小選挙区制によるもので、労働者・国民の共同のたたかいで安倍政権の暴走は打ち破れると強調しました。
 評議員会は2015春闘方針を討論。安定した雇用へ向けたたたかい、社会保障の充実への共同した取り組み、大幅賃上げをめざす構えなど、方針を補強する立場から14の単産・単組が発言。たたかう体制を確立しました。
 

学校給食調理意見交換会
安全・安心な給食を
自主研修重ねスキルアップ

   市職労学校給食調理員協議会(調理協)は1月23日、ゆいぽーと(広島市男女共同参画推進センター)で、意見交換会を開催しました。
 調理協はこの間、自主研修を行っていますが、調理員としてのスキルアップのために始めたこの自主研修も、5回を重ね、今回は12名が参加しました。
正しい手洗いを再確認
 今回は、ノロウイルスやウイルス性胃腸炎などの食中毒防止のために、とても重要な手洗いについて研修をしました。基町小学校の業務員に作っていただいたドアノブの模型を用いて、手に汚れを付け、実際に手洗いをして、正しい手洗いについて再確認しました。今回、再確認した手洗いの仕方について、各職場に持ち帰り全員レベルアップして、安全安心な給食づくりをしようと、皆で気持ちを新たにしました。
職場交流、意見交換
 引き続き、自己紹介・日々の取り組み・職場の様子などの意見交換を行いました。「どの洗剤が安くてよく落ちるか」「午後の手洗いはどこまで必要か」「異物混入の防ぎ方は?」など様々な話で時間も予定を大幅に過ぎてしまいました。
 調理協は、調理員一人ひとりのレベルアップを図り、より良い学校給食にするために、今後も調理員のニーズにあった企画をしていきます。