広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 


1326号  2014年 10月 2日

 

市職労 賃金権利学習会開く

 


全職員の怒りの結集へ
厳しい情勢だからこそ問われる労働組合の真価

 厳しい情勢だからこそ問われる労働組合の真価
 市職労は9月21日、県健康福祉センターで、賃金権利学習会を開催しました。
❏亀井市労連事務局長が、人事院勧告・市人事委員会勧告の問題点を、7年ぶりのプラス勧告となったが消費税増税分にも見合わない、住居手当の廃止に向けた検討を勧告したなどと指摘。木下書記長が、勤務評価制度について、評価基準があいまいで不公平感が生まれるなどとして、そのねらいが首長に忠実な職員づくりと人件費削減にあることを明らかにしました。
❏厳しい情勢だからこそ労働組合の真価が問われるとして、全職員の怒りを結集するとりくみに、賃金確定闘争を見据えて、大きく打って出ることが強調されました。

 

共済活動を力に
広島自治労連 組織集会を開く
広げよう助け合い精神

  広島自治労連は9月23日、広島ロードビルにおいて、「秋の組織集会」を開きました。自治労連本部から篠原共済専務理事と猪瀬自治労連共済中国ブロック担当書記を招へいし、秋の組織強化に向けて、労働組合の組織拡大の主要なとりくみの一つである、自治労連共済を学び広げることについて学びました。
◆篠原共済専務理事は、自治労連共済は組合員・家族の安心・助け合いをめざすもので、保険業法に基づかない自主共済であり、組合員に高い保障ができると説明。猪瀬担当書記は、火災共済について、安い掛金で大きな保障を提供できると述べ、東日本大震災では、民間より高い保障を提供し組合員から歓迎されていると解説。今回起きた広島での土砂災害に触れ、あってはならないことだが、もしもの備えに火災共済をと訴えました。
◆討論で、自治労連共済が労働組合の組織拡大の重要な力になることを認識、参加者からこの秋からの組織拡大月間を大いに進める決意が述べられました。労働組合の原点である助け合いの精神を共済活動と一体に広げようと参加者全員で確認しました。

 


貧困と格差をなくし憲法が生きる日本に
県労連、定期大会を開く

  広島県労連は9月20日、生協けんこうプラザで、第26回定期大会を開催。大会は冒頭、8月20日の土砂災害の犠牲者74名の方に黙とうを捧げて始まりました。
■あいさつに立った川后和幸議長は、1000名以上の仲間が結集した、土砂災害の被災者支援活動の報告をしたうえで、「労働者の賃金は17年間下がり続け、貧困が身近になった。高度経済成長期に先のことを考えなかったことも大きな要因。安倍政権が暴走を続け、暮らしや平和が脅かされている現在、一部のものだけが守られることはありえない。貧困と格差をなくし、未来のために広範な共同の運動をさらに広げ、憲法が生きる日本をつくろう」と訴えました。
■議案提案の後、討論がおこなわれ28名(文書発言含む)が発言。市職労からは、今回の災害時に、学校給食調理員協議会がおこなった避難所への炊き出しと、公立保育園の連携でおこなわれた子どもたちの受け入れについて報告。大会はすべての議案を採択し、要求実現に向けて全力でとりくむことを確認しました。
 セミナー参加者は療育に関わる制度が、保護者の病気や貧困への対応をはじめ、すべての人のよりどころとなるよう、とりくむ決意を新たにしました。
 

 

全障研県支部 総会記念講演
なぜ発達保障を学ぶのか

 全障研(全国障害者問題研究会)広島県支部は9月23日、市社会福祉センターで、総会開催と合わせて記念講演をおこないました。金沢大学准教授の河合隆平氏が、「今、なぜ発達保障を学ぶのか〜『この子らを世の光に』というねがい〜」と題して講演しました。
発達とは、子どもたちが自由を獲得していく道筋
 講演は、障害をどうとらえるのか、人が生きるとはどういうことなのか、社会は何をしなければならないのかという視点で「発達保障」を考えるものでした。参加者は、障害を持つ子どもたちの社会的自立をめざす療育では、「発達」とは子どもたちが自由を獲得していく筋道としての発達であることを肝に銘じました。
障害があっても変わらず生活できる社会へ
 河合氏は、障害を持つ子どもたちの権利保障について、社会がどう変わっていくことが求められるのかを語りました。参加者は、「『夜明け前』は明かりを点ければ一部は明るくなるがそれが集まっても『夜明け』にはならない。『夜明け』とはすべてが明るくなること」という「夜明け前」・「夜明け」の例えを受けて、障害を持
っていても健常者と変わらず生活できるような社会に変わっていくことが大切なことを改めて確認しました。

 

 

県労働者学習協議会第26回総会
一点共闘から統一戦線へ
― 安倍政権の歴史的攻撃に抗して ―

 広島県労働者学習協議会は9月23日、広島ロードビルで、第26回総会を開きました。総会に先立ち、労働者教育協会会長で現代史家の山田敬男氏が「歴史的せめぎ合いの時代を生きる―『一点共闘』から統一戦線へ―」と題して記念講演しました。総会は、時代の要請に応えて、新しい年に向けて次世代育成の課題をやり遂げるために、学習教育運動に旺盛にとりくむことを確認しました。
一点共闘―国民的反撃の共同のたたかい
 山田氏は、安倍政権が、戦後の民主主義を根こそぎ一掃し、日本を「海外で戦争できる国」「世界で企業が一番活動しやすい国」にするため、歴史的な攻撃をかけているとしながら、一方で、一致点で共闘するという「一点共闘」が国民的反撃の共同のたたかいとして大きく広がっていると指摘しました。
あらゆる問題で合意形成めざし、統一戦線への発展を
 「一点共闘」を発展させ、連携を追求し、暮らし、民主主義と憲法、平和と日米安保などあらゆる問題での合意形成と、統一したたかい―統一戦線―への発展をはかる展望を語りました。
学習教育運動の強化
 山田氏は、運動を前進させるために労働組合との協力共同を強化して、「魅力的な活動家」を育成する学習教育活動の重要性を強調しました。

 

 

安心して働ける職場を
市嘱託労組学校給食調理員支部
学習交流会開く

  市嘱託労組学校給食調理員支部は9月22日、学習交流会を開き、組合員の要望を集約しました。
 昨年は支部結成の直後ということもあり、12月の要求書提出となりましたが、今年は秋期闘争中の要求書提出をめざし、9月22日の学習交流会開催となりました。
嘱託、臨時の待遇改善を
 学校給食の職場は、人員不足のなか、日々の仕事が安全にスムーズにおこなわれるよう、職場全体での対応が求められていますが、嘱託職員、臨時職員が安心して働けることもその対応を保障する条件の一つです。議論のなかで、嘱託職員、臨時職員の給与体系をはじめ、「同一労働・同一賃金」を求める声が多くだされました。
 要求書は10月21日に提出する予定です。