広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 


1323号  2014年 9月 4日

 

憲法生かし 職場・住民守る

 


自治労連第36回定期大会 in京都
新しい四半世紀へスタートを切る
 

 自治労連は8月24日〜26日、京都市で、第36回定期大会を開催しました。大会に先立つ8月23日には、現業評議会や女性部、保育部会などが、大会や総会を開き、各地のとりくみの成果や教訓が明らかにされました。
職場や地域との共同を
 大会あいさつに立った、野村中央執行委員長は冒頭、大雨災害の被災者への見舞いとともに、救援・復旧に奮闘するみなさんに敬意を表し、「憲法をいかし、職場と住民生活を守る」という自治労連運動を継続・発展させ、新しい四半世紀へのスタートを切ると述べ、⑴日本の政治は私たちの生活を奪おうとしている、⑵日本の政治は私たちの仕事を奪おうとしている、⑶私たちのたたかいの到達点は確実に地歩を固め変化を具体化する可能性を高めている、⑷要求前進にとって重要な組織拡大でも要求や怒りと結合させたとりくみがすすんでいると4点について提起。住民のために良い仕事がしたいとの思いを一つにし、職場の団結を固めて、職場と住民や各団体との共同を広げようと呼びかけました。
改憲ノーのたたかいと結合
 運動方針案は、✰改憲を許さないたたかいを「憲法が生きる、こんな地域と日本をつくりたい」の提言運動に結合して政策づくりをすすめること、✰すべての労働者の賃上げ、働くルールの確立などの共同行動を展開すること、✰すべての運動を組織強化・拡大、次世代育成に結びつけることなどを提起し、討論では77名が発言。議案にたいする補強と運動の発展方向が語られました。大会はすべての議案を圧倒的多数で採択、自治労連の新たな体制と運動が確認されました。

 

補助組織・部会 大会・総会開く
各地のとりくみ成果や教訓

 自治労連大会に先立つ8月23日に開かれた、各補助組織・部会の大会や総会のうち、現業評議会、女性部、保育部会の大会・総会の様子を掲載します。

現業評議会
 冒頭、自治労連本部の松重副委員長が、地域に必要とされる公務公共労働者になろうと激励。経過報告では、岩田事務局長が頻発する自然災害に触れ、防災計画に現業職を位置づける必要性に言及しました。
 大会は23名が発言。新年度の運動方針を満場一致で採択し、現業職場への攻撃を打ち破ろうと確認しました。

女性部
 女性部長があいさつ。経過報告、運動方針、役員体制を採択しました。
 討論では、パワハラ問題、人員削減、職場環境悪化の実態など、現場で直面している問題について発言がありました。広島からは、女性部の活動報告と、安佐北区・安佐南区の集中豪雨の被害状況について発言しました。

保育部会
 総会は20名が発言。公的保育制度の堅持・拡充や保育予算の増額を求める多彩な活動が報告されました。
 2015年施行を前に、財源確保も保護者への説明も不十分なまま、準備が進められている「子ども・子育て支援新制度」に対して、「より良い保育」をめざして住民との共同を進めていくことを確認しました。

 


環境局支部定期大会 開く
直営ならでは 迅速・機敏に
― 集中豪雨 土砂災害対応 ―

 市職労環境局支部は8月27日、2014年度定期大会を市社会福祉センターで開催しました。20日未明の集中豪雨により発生した土砂災害に対して、現在、各事業所と搬入施設は対応に追われており、今後の対応について出席者全員で意見を交わしました。
❏今回の土砂災害では、当該事業所は他からの応援も含めて多くの職員が、安佐北区・安佐南区の現場で、土砂で使えなくなった大型ごみの収集などに従事。直営による迅速な行動がどれだけ重要であるかを職員一人ひとりが再認識しました。
❏災害対応が長期にわたることを踏まえ、職員の健康管理、人員や機材の確保などについて当局に申し入れていくこととし、引き続き被災地域の復旧に職場全体でとりくむことを確認しました。
 

 

市労連 要請書を提出
職員の労苦に報いる勧告を

市労連、勧告前に向け人事委員会に要請
 8月27日、広島市職労、水道労組、市民病院労組、市立高教組の4労組で構成する広島市労働組合連合会(市労連)は、「広島市人事委員会の勧告に関する要請書」を市人事委員会に対して提出しました。
 例年9月中旬に出される勧告に向け、労働組合側の意見・考えを14項目にまとめ、人事委員会に伝えました。
災害復旧など連日奮闘の職員の生活改善をはかれ
 8月7日の国の人事院勧告で、7年ぶりの月例給・一時金ともプラス勧告となりましたが、消費税増税・物価上昇や2年間の賃金の削減に見合うものではありません。
 広島市職員は、現在災害復旧のため連日の作業を進めています。市職員の生活実態に根ざし、生活改善をはかり、市職員の労苦に報いる勧告を行うよう求めました。さらに、国が行おうとしている平均で2%の俸給表の引き下げなどの「給与制度の総合的見直し」は、広島市においては、給与水準の引き下げであり国に追随した「給与制度の総合的見直し」は行わないよう要請しました。
 


戦争の史実を語り継ぐ
平和のための広島の戦争展

 8月22日から25日まで、「平和のための広島の戦争展」が県民文化センターで開催されました。これは、同実行委員会の主催によるもので、本川小学校で初めて行われてから今年で20周年を迎えます。
戦前戦中の貴重な資料、展示
 展示会場には、戦前戦中に使われていた生活用品、被爆前の街並みの写真、出征兵士が身につけていた服や当時の教科書など、貴重な資料がテーマごとに所狭しと並べられました。厳しい表情で見つめている方、なつかしそうに見入っている方の姿が展示会場のあちこちで見られました。
 来館者のなかには、「2、3年前までは、戦争展≠ヘ戦争を正当化するものかと思っていたが、そうではないことを知ってからは、毎年来ています」といった声もあり、主催者の「この戦争展を、ぜひ若者に見てほしい」との言葉とともに、とりくみを継続することの大切さを感じさせられました。