広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 


1322号  2014年 8月 28日

 

大規模災害 広島市を襲う

 


救援・復旧に懸命のとりくみ
 

 このたび、8月19日夜より降り続いた豪雨により、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、依然行方不明となっておられる方々のご存命を心からお祈りいたします。
 また、家屋損壊や浸水など被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
 そして、昼夜を分かたず災害対応業務に従事されている職員の皆様、本当にお疲れさまです。

 広島市職労はこの度の豪雨災害の被害が甚大であったことから、緊急に豪雨災害対策部を設置し、組合員さんの被災状況の把握、情報収集を開始。また、被災者の生活支援、復旧の一助になればと23日・24日に活動するボランティアの募集を実施しました。

 被災状況では、1名の組合員の方が、土砂崩れ直下の住所におられ依然行方不明という、深刻な事態が生じており、救出活動を見守る状況が続いています。数名の方が、ご自宅や周囲の被害のために、避難をされています。ご承知のとおり、誠に残念ながら市職員では3人の方が亡くなられております。謹んでお悔やみ申し上げます。
 広島市職労では、被災された組合員さんの生活支援・補償に取り組んでいきます。ご自宅等が被害に遭われた組合員の方は、組合に申し出をしていただくようお願いします。なお、全労連が災害対策本部を設置したことにより、全国的な支援活動が実施されます。

 

 何かしなくては 多数の方がボランティアに

  現地の状況から、被災者の生活復旧に、多くの人手が必要と広島県労連と共同してボランティアの参加を呼びかけました。緊急の呼びかけで、お知らせが周知できた職場は限られましたが、それでも広島市職労の呼びかけで参加された方が、23日に35人、24日に80人。広島県労連全体では、23日100人、24日は約200人が、緑井・八木地区の地元の方の要請を受けて、砂泥の撤去作業などに従事しました。呼びかけに応じていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
給食調理ボランティア
二日で1500食分提供

 避難所の被災者の方に温かい食事を提供しようと、調理協の役員がよびかけ、直後から準備に入り、23日の夕食で豚汁700食分、24日の昼食でカレーライス800食分をつくり、梅林小学校と佐東公民館で食事の提供を行いました。
 限られた準備時間のなか、土日はのべ44人の調理員が行動に参加。各方面からの協力でたくさんの被災者の方に、温かい食事を提供することができました。
学校業務員は学校の砂泥撤去
 学校業務員協議会も学校のグランド等に流れ込んだ土砂の撤去をしようと日曜日に役員が集まり作業をしました。

 


ひろしまの子どもを守る実行委員会 要求書提出
子どもたちに豊かな発達・生活を
― 当事者だからこそ感じる現実や制度の矛盾を訴え ―

 「ひろしまの子どもを守る実行委員会」は、8月18日市教育委員会に、19日こども未来局・健康福祉局に統一要求書を提出しました。
給食の直営拡大など要求
 市教育委員会との交渉には54名が参加。すべての小中学校・定時制高校での直営の学校給食の実施、児童館・留守家庭子ども会の施設整備や人員補充、小中学校の少人数クラスの実現、就学援助の拡充や給付奨学金制度の新設、特別支援教育の充実などをそれぞれの立場から発言しました。
保護者の訴え直接届ける
 こども未来局・健康福祉局との交渉には119名が参加。保育環境の充実、障がい児療育の充実、発達障がい児の自立にむけての支援などについて発言しました。なかでも、障がい児を育てている保護者の訴えは切実で、補聴器や人工内耳装着にかかる高額な費用の補助、移動支援制度の実情と改善、こども療育センターやそこでの給食の大切さなど、当事者だからこそ感じる現実や制度の矛盾を訴えました。
 当局はメモを取りながら熱心に聴いたり、交渉後に個別に聞き取りをするなど、現状や問題点の理解に努めていました。
 「ひろしまの子どもを守る実行委員会」は、すべての子どもたちの豊かな発達・生活のために、改善にむけて、これからも活動していきます。
 

 

市嘱託労組 定期大会開く
仲間を増やして均等待遇を実現しよう
 

  広島市嘱託職員労働組合は7月29日、第6回定期大会を開催しました。
均等待遇実現を
 亀井委員長は、秘密保護法の成立を強行し集団的自衛権行使容認の閣議決定で世論を無視して暴走する安倍内閣が、労働者派遣法を改悪し、非正規雇用を際限なく広げ、「正社員ゼロ」社会をねらっているとし、安倍内閣の暴走を止める運動が重要と述べました。そして、職場環境を守り、均等待遇を実現するためにも、仲間を増やし労働組合に結集しようとよびかけました。
 来賓あいさつした広島自治労連の大内委員長は、「厳しい労働環境のなか、誇りを持って安心して働き続けられるよう、要求実現をめざし一緒にがんばっていきましょう」と激励しました。
組織拡大と役員体制強化へ
 大会は経過報告の後、運動方針や新役員体制を討論して満場一致で採択しました。嘱託職員の職種や職場環境はさまざまです。組織拡大とともに、各職種から役員1名以上選出することを目標に、一年間とりくみを進めていくことを確認しました。
 大会終了後、職種ごとに分かれて交流会をおこない、日頃の悩みや疑問などを出しあいました。交流会で出た声は職種ごとに練り上げ要求項目として、秋の要求書提出につなげていきます。
 


きめ細かく要求実現へ
市嘱託労組学校給食調理員支部総会開く

 広島市嘱託職員労働組合学校給食調理員支部は7月29日に、第2回定期総会を開催しました。
支部として旺盛な運動を
 支部長のあいさつでは、「これまでは、広島自治労連の嘱託交渉、市職労の学校給食調理員協議会や現業評議会の交渉で待遇改善を訴えてきました。いま、支部が結成されたことでより細かく、学校給食嘱託調理員の要求を直接、人事当局に訴えることができるようになりました。これは、今後、運動のなかで大きな意味を持ちます。しかし、まだまだ要求として人事当局に訴えきれてない部分もあり、これは今後の課題です。これからも組合員の力を結集し、安心して働きやすい職場にしていけるようがんばりましょう」と、訴えがありました。
 総会は、1年間の経過報告を確認し、2014年活動方針・役員体制の提案を受けて討論をおこない、参加者全員の拍手で採択しました。