広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 


1314号  2014年  6月  19日

保育園支部 大会開く

職場実態に見合う職員配置・増員を!
 


子どもたちも職員も笑顔の保育園に

 市職労保育園支部は6月10日、まちづくり市民交流プラザで、第45回定期大会を開催し、128名が参加しました。
❒議案の討論を通じて、「休みが取りにくい」「時間通りに帰れない」など、職場の深刻な実態が次々と出され、職場実態に見合う職員の配置・増員が切実であることが明らかになりました。大会代議員は静かにうなずきながら討論に耳を傾けていました。横田支部長は、代議員の発言を受けて、「働き方を見直し、健康に働き続けられるよう要求を掲げて運動しよう」と答弁しました。
❒大会は2013年度活動報告を確認、2014年度運動方針を承認して、向こう1年のたたかう体制を確立しました。7月3日には、要求書提出を予定しています。現場の声を入れて要求書を練り上げ、労働条件や保育条件の改善を市当局に要求していきます。


自治体にはたらく女性の学習交流
女性の生き方・働き方
共感と連帯の輪

  「第12回県内の自治体・公務公共職場にはたらく女性の学習交流集会」が6月8日、広島ロードビルで開催され、45名が参加。和法律総合事務所所属の弁護士・寺西環江氏が、「『女性の生き方・働き方』〜私たちにもできることがある〜」と題して記念講演しました。
■寺西氏は、結婚や出産による離職、離婚によって復職する時の困難など、社会進出する女性が直面する問題を挙げ、「男女雇用機会均等法や育児・介護休業法などが法整備されてきたが、権利はあっても行使できない状況も多い」とし、男女ともに育児・介護休業を取得しやすい職場社会の実現を訴えました。
 生活が苦しいから、休みたいのに休めないなどの事態も問題だとし、育児休業中の手厚い所得保障や、家事・育児への男女の関わり方など家族の固定観念をのりこえていく重要性を強調。「家庭の平和が世界の平和につながる」と結びました。
■職場交流で6名が発言。雇用形態の違いによる職場でのさまざまな問題が提起され、必死に就労する仲間の存在に触れて、共感と連帯の輪が広がりました。


ヒロシマ労連 宣伝行動
二葉山トンネル建設賛否を問う

  「とうかさん」初日(6月6日)、浴衣姿の若者や家族連れでにぎわう金座街入口で、高速5号線「二葉山トンネル」建設反対の街頭宣伝とシール投票・署名行動がおこなわれ、「広島高速5号線を考える会」など12団体24名が参加しました。
 「二葉山トンネル」建設が、付近の地盤沈下や二葉山の自然破壊につながるのでは?という訴えに、シール投票では、「二葉山トンネル」工事を、「すすめる」は2票、「わからない」が22票、「中止する」が121票。署名は49筆以上集まりました。


第53回全国保育問題研究集会大阪集会
ともに語ろう 子どもの未来
― 揺るぎない保育実践を ―

 全国保育問題研究協議会(全国保問研)は6月6日〜8日、第53回全国保育問題研究集会大阪集会を大阪府内各所で開催しました。参加者は過去最多の2117名で、広島からは44名が参加しました。
「子ども・子育て支援新制度」施行を前に

 今年は「子ども・子育て支援新制度」(「新制度」)施行の前年で保育の状況が大きく変わります。「新制度」は、「待機児解消」がうたい文句ですが、公費支出を抑え、利用したサービスに応じて負担する応益負担が徹底されます。保護者に自己責任を強い、低所得層は負担増から利用をあきらめ、保育を必要とする子どもたちが排除されかねない制度です。
 集会は、「ともに語ろう 子どもたちの未来 ともにつくろう  明るいあした」をメインテーマに掲げました。新しい制度のなかでも、揺るぎない保育実践を創造することを誓い合う場となりました。
保育実践を学び合う
 開会集会を大阪市中央公会堂で開き、女優で劇団俳優座の有馬理恵さんの記念講演や大阪のたたかいからの特別報告。16の分科会、12の特別講座を開き、分科会では保育の工夫や展開の仕方、子どものとらえ方などを学び合いました。
子どもの命と尊厳を大切に
 最終日は寝屋川市立市民会館で閉会集会。集会宣言は、東日本大震災から3年が経ち復興が進む一方、いまだに深刻な状況が続く福島の原発被害の風化を許さず、福島をはじめとする多くの実践から学び、「子どもの命と尊厳が大切にされる保育」を追究しようと誓い合い、次回開催地・石川県へとバトンをつなぎました。


非正規全国交流集会開かれる
たたかって無権利状態改善へ

 「第22回パート派遣など非正規で働く仲間の全国交流集会」が6月7日・8日、福岡で開かれ、449名がつどい、広島から25名が参加しました。
学んで実践へ
❏全体会は、労働基準監督官の活躍を扱った漫画「ダンダリン101」の原作者の田島隆さんが「ブラック社会は許さない!…ダンダリンのたたかいは続く」として記念講演。リレートークで、非正規職員の劣悪な労働環境・待遇のなか、たたかいを通じて無期雇用を勝ち取ったこと、公務職場における無権利状態改善の訴えなど、各労働組合代表の発言が続きました。
❏10分科会と4入門講座がおこなわれ、「権利基礎知識」入門講座では、法律や制度の活用、権利の主張や行使の仕方を学びました。


くらしの視点で考える地方自治
広島自治体問題研究所2014年度総会

 広島自治体問題研究所は5月31日、2014年度総会を開催。同研究所は、住民のくらしを守る地方自治のあり方を自治体職員、地域住民、研究者、地方議員などで一緒に研究する団体で、市職労も参加しています。
◆田村和之理事長代行(広島大学名誉教授)が、「この間の構造改革路線のなかで、地方自治のあり方が問われている」として、政令市広島市政が住民のくらしの視点でどうあるべきか「広島市政白書」づくりを通じて明らかにしていこうと訴えました。

◆総会に先立ち、市民公開講座を開き、広島大学大学院生物圏科学研究科准教授の矢野泉氏が「食と農からみた世界の中の広島県」と題して講演しました。広島県とTPPの問題、地産地消をどう守っていくかなどについて語りました。