広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 


1305号  2014年  3月  20日

ひろしま給食まつり プレ企画
つながる・広がる・みんなの輪

「給食のアレルギー対応」について

 ひろしま給食まつり実行員会は3月16日、ゆいぽーと(広島市男女共同参画推進センター)で、第11回ひろしま給食まつりプレ企画―つながる・広がる・みんなの輪―を開催、会場は102名の来場者で埋め尽くされました。
  第一部は、現役教員によって結成されたロックグループ「TE@CHERS」によるミニコンサート。軽快なサウンドに笑顔いっぱい、会場は大きな拍手に包まれました。
  第二部は、保育園、学校、給食センターの調理員が、「広島市給食のアレルギー対応」について実践発表をおこないました。
 食物アレルギーは、子どもたちの命に直接関わるもので、現場では緊張して調理に携わっていること、保護者とのつながりや、子どもとのコミュニケーションを通じた信頼関係がとても大切なことなどについて発表。会場からは、「ここまで子どもたちのために調理現場で厳しく対応していただいていて、安心です」との感想が出されました。
 現場の調理員は、真摯に安全で美味しい給食を提供し続けること、子どもたちのために直営の給食を守り続けることの大切さを改めて認識しました。


2014国際女性デーひろしま

原子力災害から3年 食と未来を考える

 2014国際女性デーひろしま実行委員会は3月2日、ゆいぽーと(広島市男女共同参画推進センター)で、「2014国際女性デーひろしま」を開催し、151名が参加しました。この催しは、3月8日の国際女性デーを記念し、世界恒久平和及び、男女共同参画社会の実現にむけて、市内外の女性団体のよびかけで始まったもので、今回で11回目を迎えました。
福島の子どもたちは…
 集会は、合唱団「パーチェ(イタリア語で平和の意味)」のみなさんによる合唱で始まり、福島大学の西崎伸子准教授が「福島の子育て環境〜食と未来を考える」と題して講演。原発災害から3年目を迎えた現在の子育ての環境、福島農業の被害状況など、まだまだ多くの問題が解決していないことを語りました。
 「原子力災害は福島だけの問題ではなく、私たちみんなの命と生き方の問題である」との西崎准教授のメッセージは、参加者一人ひとりの心に深く刻まれました。
 集会後、元安橋までパレードをおこないました。


 要求実現3・13県民集会 開く

雇用・くらし破壊の暴走政治許すな

 2014県国民春闘共闘会議は3月13日、県庁前集会を開き、250名が参加しました。
 集会は、安倍政権の暴走政治が国民に耐えがたい苦痛を与えるなかで、春闘をいかにたたかうかを提起。医療労働者や郵政労働者、公務労働者、中小商工業者などが、賃金引き上げ、非正規雇用、消費税、秘密保護法などの課題で発言。切実な要求が渦まく今春闘の状況を明らかにしました。
 集会後、県庁前から本通商店街を通ってアリスガーデンまでデモ行進しました。


2014年広島多喜二祭 開く

不条理を許さない社会を

― 治安維持法と特定秘密保護法を考える ―

 治安維持法国賠同盟(治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟)県本部は3月2日、南区民文化センターで、「2014年広島多喜二祭」を開きました。
治安維持法犠牲者の声を聞く
 反戦平和を訴えただけで、治安維持法違反で特高警察に捕らえられた女性たちの証言を集めた、DVDドキュメンタリー「燃やし続けた炎―治安維持法犠牲者を訪ねて」が上映されました。
特定秘密保護法を考える
 尾西康充氏(三重大学人文学教授)が「小林多喜二の文学作品から 治安維持法と特定秘密保護法を考える」と題して記念講演。多喜二が作家として活躍した1928年当時、ナチス時代であったドイツ社会が、ナチズムの権威主義に迎合する者10%、民主主義者15%で、あとの大多数はそれらのどちらでもなかったとのべ、国会で強行成立した特定秘密保護法の危険性を知らない大多数の国民に、治安維持法復活にもつながる危険性を知らせるとりくみの重要性を訴えました。
平和と民主主義をめざして
 尾西氏は、罪のない多喜二を虐殺した、元特高警察官は、戦後、何のおとがめもなく、映画会社の取締役や、大手飲食店の社長として日本社会に君臨したことを紹介。参加者は、日本社会の後進性に驚き、多喜二のめざした平和と民主主義が生きる社会実現への決意を新たにしました。


私鉄総連・広電デモ支援
賃上げの一点で共闘が実現

 県労連は3月12日と14日、私鉄総連広電支部(連合加盟)主催の地域決起デモ行進に参加。同支部の要請に応え、賃金引き上げの一点で実現した共闘です。東千田公園(広大東千田キャンパス跡地)から広電本社までのデモ行進に、広島自治労連をはじめ県労連傘下の仲間110名が、14日を中心に結集しました。
上部組織の違いを超えて
 賃下げ、非正規雇用の増大など労働者にかけられる攻撃は非常に厳しく、賃上げや雇用に対する労働者の要求は切実です。このたびの共同行動は、私鉄総連は上部組織が違いますがその違いを超えた、要求での一致点にもとづく画期的なできごとで、2014春闘の前進にとって確かな一歩となりました。


消費税大増税で、くらし・経済が大ピンチ!!
E税金はあるところからとる。消費税増税をやめさせよう

◎小泉政権の末期に「格差社会」が問題になってから7年が経過。格差は広がる一方です。年収200万円未満の労働者は1090万人(2012年)に、23.9%と全労働者の4分の1に迫るほどワーキングプアが増加しています。
◎一方、100万ドル(約9700万円)以上の金融資産を保有する日本人(いわゆる富裕層)は、1823万人とアメリカに次いで世界第2位になっています。国内では表のとおり、ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正社長が1兆5千億円で第1位です。資本金10億円以上の大企業の内部留保(溜め込み利益)も272兆円。労働者の平均賃金が下がり始めた97年から15年間で130兆円の増です。
◎税金は能力に応じて払ってもらうのが原則です(応能負担原則)。高額所得者や大企業に負担してもらいましょう。税金を払う能力があるのですから。
 今のままでは消費税はこの4月から8%に上がり、多くの国民はますます苦しい生活を余儀なくされるでしょう。
◎これまで見てきたとおり、消費税は欠陥だらけの不公平税制です。消費税増税をやめさせる国民世論を大きく広げて政府を追い詰め、消費税増税を中止させましょう(おわり)。
【参照文献「学習の友」2月号「消費税増税なんて冗談じゃない税」(湖東 京至)】

           
順位 名 前 関 連 業 種 資 産 平均額  換算   (人)
10億$ 億円
1 柳井 正  ファーストリテイリング社長  衣料 15.50  15,035 120,860
2 佐治信忠  サントリー社長  飲料 10.70  10,379 83,432
3 孫 正義  ソフトバンク創業者  I T 9.10  8,827 70,957
4 三木谷浩史  楽天社長  I T 6.40  6,208 49,904
5 毒島邦雄  SANKYO創業者  パチンコ 5.20  5,044 40,546
6 森  章  森トラスト社長  不動産 5.00  4,850 38,987
7 滝崎武光  キーエンス創業者  電気機器 4.70  4,559 36,648
8 韓 昌祐  マルハン会長  パチンコ 3.40  3,298 26,511
9 高原慶一朗  ユニ・チャーム会長  衛生用品 3.30  3,201 25,732
10 伊藤雅俊  セブン&アイ名誉会長  小売 2.80  2,716 21,833
資料:米国経済誌「フォーブス」2013年版の世界長者番付より。1$=97円で換算。
    「平均額換算(人)」は、国民金融資産総額の1人当たり平均1244万円で除した。