広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 

号外  2013年  6月  12日

市労連 賃下げ提案で最終交渉
給与削減 5級以下で緩和

苦渋の選択

 人事当局は5月27日、職員の賃金を平均7.4%削減すると提案し、これは国が交付金を削減したためだとして、市民サービスに影響を及ぼさないようにするために、国の手法は納得できないが給与削減をお願いせざるを得ないとのべました。
重点要求提出し、組合員の怒りを結集
 それに対して、市労連は6月5日に重点要求を提出し、国による横暴に屈するべきではないと、夕方6時15分から本庁舎正面玄関前で総決起集会を約400名の参加でおこないました。
 そして、市労連は6月11日、最終交渉を設定してこれに臨みました。当日は夕方6時から本庁舎9階に約500名が結集し、賃金削減は許されないと怒りの座り込みがおこなわれました。
座り込み支援を背景に、削減緩和で前進回答
 最終交渉に当たり、人事当局は市長からのお願いとして、「私の本意ではありませんが、市民サービスに影響を及ぼさないためには、みなさんのご協力がぜひ必要です」とするコメントを読み、そのうえで、賃金削減反対をはじめとする重点項目について回答しました。
 市労連は、座り込み支援の力も得て、5級以下で削減緩和の回答を最終的に引き出しました。任命権者ごとの協議となった増員問題を除く他の重点項目(高齢層職員の昇給抑制反対、高齢者雇用制度の改善、諸手当改悪反対など)については、「みなさんの強い要求として重く受け止めているが、人事院勧告、人事委員会勧告が出ていないなか回答できない。秋の賃金確定の時期に改めて協議したい」とのべました。
 苦渋の選択ではありますが、5級7.77%→6.7%、4級7.77%→6.2%、3級7.77%→5.7%、1〜2級4.77%→4.0%に緩和させたことを持って、午後11時前に妥結しました。なお、人事当局はこの賃金削減は来年3月までであることを確認し、賃金削減に伴う貸付制度の新設を検討することを認めました。