広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 


1294号  2013年  12月  12日

2014年3月末で定年退職される方へ
年金支給停止による逆転現象の可能性!!

誕生月(4〜9月生)によって、フルタイムの年収が短時間を下回る?!
◎再任用制度で、フルタイム(週38時間45分)と短時間(週28時間45分)を選択する上で、年金支給停止(2014年度)による逆転現象に注意してください!
★フルタイムの場合、年金(共済退職年金)の支給停止に該当。誕生月が4月〜9月の方は、短時間の方より年収(給与と年金の合計)が少なくなる場合があります。
※フルタイム(共済年金加入)の場合、給与と年金の合計が月額28万円を超えると年金支給停止。
※短時間(厚生年金加入)の場合、給与と年金の合計が月額46万円を超えると年金支給停止。
★市役所就職前の年金加入状況などによって、個々人で金額が違います。詳細は、市共済組合年金係および住所地管轄の年金事務所(厚生年金、国民年金などの期間がある方の場合)に相談してください。
★退職者説明会…12月25日・26日、本庁2階講堂で、福利課主催の退職者説明会があります。ぜひ、参加して検討してください。


回答交渉調理協

給食の直営を堅持
正規の採用と非正規の待遇改善を

 市職労学校給食調理員協議会(調理協)は12月3日、中区地域福祉センターで、市教育委員会(市教委)と、要求書(7月16日提出)に基づく回答交渉を持ち、22名が参加。河原調理協議長は、心ある回答を求めました。
少しでも前進できるように
 市教委は、「厳しい財政のなか、少しでも前進できるようにしたい」とのべ、「新設校建設や既存施設の増改築の際には給食調理員の意見を聞く」、「消耗品は、児童数・食数と関係なく衛生管理費として配分している」などと回答。食数の増加や、国の衛生管理によって必要な消耗品が増えることには、2月の追加配分で配慮するとの言質を取りました。「食育の点からも給食は生きた教材、引き続き直営でおこなう」と回答しました。
正規採用、嘱託・臨時の待遇改善を
 人員配置について、「正規職員の新規採用を人事に働きかけている。嘱託・臨時の待遇を底上げするようがんばりたい」と回答しました。
働きやすい職場環境へ
 調理協は、メンタルヘルス不全の事案など、迅速、適切な対応を市教委に求めました。引き続き、働きやすい職場環境を求め、一致団結して運動していきます。


業務協、市教委と回答交渉
正規職員を新規採用せよ

 市職労学校業務員協議会(業務協)は12月2日、市教育委員会(市教委)と回答交渉をしました。
正規職員を新規採用せよ
 最重要項目に位置付けている正規職員の新規採用について市教委は「技術継承の観点から必要と認識しており、財政に対して要求している」と回答しました。
現場での処遇の改善へ
 学校事務センターへの業務員の登用で、現場との意思疎通が図られたものの、施設修繕での認識のズレなど多くの懸念を伝え、改めて現場での業務員の処遇の改善を要求。業務の組み替えなどを検討するなかで実現が可能かどうかを労使で検討していくことを確認しました。
要求課題へ責任ある対応を
 その他では、被服貸与の早期の見直し、耐震工事の安全基準やエアコン設置の漏れのない対応など多くの課題を責任を持ち解決することを強く要求しました。
一つでも二つでも要求実現へ
 業務協は、これら多くの課題を一つでも二つでも早期に改善させていく活動を継続していきます。


市嘱託労組学校給食調理員支部
成果を確認、さらに前進にむけて

― 学習交流会を開く ―

 市嘱託労組学校給食調理員支部は11月29日、本庁舎15階の市労連室で学習交流会を開きました。
▼市嘱託労組の亀井委員長が、2013年賃金確定交渉について「正規職員の賃金と一時金は据え置きとされた。また、11月28日の嘱託交渉の結果、基本報酬と増額報酬は据え置きとされたが、経験年数加算について4年以上8年未満で300円増額して2800円に、8年以上12年未満については200円増額して2700円となった。実施は2014年4月1日となる。病気欠勤については、10日増え年間60日が70日に改正された。育児欠勤について、保育園の入所等の特別の事情がある場合に取得期間を改善した」などを挙げて報告しました。
▼学習交流会は、要求書提出にむけて、要求項目を議論しました。また、自治労連がとりくむセット共済への加入の呼びかけと説明もあるなど、短時間でしたが充実した学習交流会となりました。次回を年明けに開くことと、要求書を12月18日に提出することを確認しました。
 


大都市区役所労働者交流集会
職場や活動の状況交流深める

 11月29日〜30日、京都市で、第24回大都市区役所労働者交流集会がおこなわれ、参加してきました。
各都市の区役所の状況
 1日目は各都市の報告で、横浜や名古屋、神戸などでの区役所職場の状況や労働組合の活動について話を聞くことができました。各都市で、税務部門の統合や、民間委託化の動きなどが、定数削減の手法として使われており、「広島で起きていることは、各都市の模倣なのか?」と思ってしまうような内容でした。
 他都市の仲間との交流のなかで、横浜市従の仲間から、戸籍の入力業務の委託で、戸籍の専門知識を持っている職員が減り、これまで届出受付時にチェックできていたことが、入力業務に回った段階でようやくチ
ェックにかかるなど、当初から懸念されていた事態が実際に起きていることを聞き、「戸籍入力業務の委託は絶対に反対した方がいいよ」とアドバイスをいただきました。
テーマ持ち寄り情報交換
 2日目は分散会に参加し、各都市が持ち寄ったテーマで情報交換しました。ちょうど決着を迎えた再任用制度の概要などを交流しました。
 年金支給開始年齢引き上げに伴う働き方の問題では、これまでの制度も、来年度からの制度も、各都市とも、職場状況や交渉経過によってさまざまで、それぞれ独自の運用をしていることがわかりました。
 メンタルヘルス不全の職員の増加問題では、どの都市でも似たような状況があり、問題が顕在化しているようです。なかなか効果のある対策を見いだせていないのも一緒でした。
 代替職員の配置については、名古屋市で正規職員の代替配置を一定条件のもとで制度化していると報告がありました。各都市のとりくみに触れ、大いに今後の運動の参考となる集会でした(西区市民課 木下克己)。


学校教育で教える「グローバル化」を学ぶ
広島自治労連女性部第20回定期大会

広島自治労連女性部は12月1日、グリーンアリーナで、第20回定期大会を開き、人間らしく働くルールの確立などを掲げた向こう1年の運動方針を採択しました。大会は開会に先立ち、元中学校社会科教師の高橋信雄氏による学習会を開きました。
 高橋氏は、実際に教育現場で使われる教科書を使って、学校教育で教える「グローバル化」について模擬授業形式で講演。「グローバル化」は、それぞれの国や地域が世界的に関わり合いつながり合っていく「国際化」と違い、マニュアルによる国や地域の画一化であると説明。経済に顕著にあらわれる問題点、各国の国民経済への打撃、資本による不安定雇用の増大、貧富の差の拡大などは教えることができないと指摘、学校教育への管理統制によって、マニュアル通りの授業しかできないことを告発し、子どもたちに真実を教えられる教育環境がどれほど大切かを強調されました。