広島市職労機関紙

<しぶき>

 主な記事 


1282号  2013年  9月  19日

市労連、再任用問題で第2回交渉

賃金・労働条件を守ろう  賃金は賃金確定交渉で

生活できる賃金と、現場の実状に合った働き方を

 年金制度改悪で、今年度末(2014年3月31日)の定年退職者から、年金支給開始が61歳の誕生日の月からになるため、定年後の再任用制度の確立が、地方公務員にとって焦眉の課題になっています。
 本紙既報(2013年8月29日付bP279号)のとおり、市労連では8月1日から再任用制度について人事当局と労使協議を開始しています。
 8月1日の協議のなかで、人事当局の案として次の点が示されていました。
@勤務時間…フルタイム(週38時間45分)と短時間(週28時間45分)の2形態(職種によっていずれかを選択することは可能)
A再任用期間…定年退職日の翌日から年金支給開始年齢の到達年度末まで、その後65歳までは再雇用嘱託(別掲の表「実施スケジュール」参照)
B再任用職位…原則として非役付職員
C業務内容…原則として、定年退職前の常勤職員と同じ
D給与水準…別途協議

 この提示を受けて、市労連は9月11日に、第2回目の再任用に関する労使協議をおこないました。
 その概要は次のとおりです。
★給与水準は賃金確定交渉のなかで協議
 再任用の給与水準について、市の人事委員会勧告(9月中旬頃)をふまえ、労使交渉により決定していくため、賃金確定交渉のなかで協議することになりました。
★現場の実状にあった働き方を協議する必要
 市職労は幅広い職種の職場があるため、各支部・協議会ごとに、再任用の仕事の内容については、人事当局と協議していく必要があります。
 各職種別の実状に基づくご意見やご要望を積極的ににお寄せください。


市労連   互助会問題で協議
福利厚生事業を委託

要望挙げて改善を求める

 市労連は9月11日、互助会の来年度からの一般財団法人移行に伴う、福利厚生事業のアウトソーシング(一部外部委託)について、その実施スケジュールを人事当局と協議しました。
切実な要望を訴え
 この間、?借上げ厚生施設の利用料金が現在1名2千円であり、この価格に少しでも近づけてもらいたい、?映画館入場補助を市内のすべての館を対象にしてほしい、利用にあたっては、手続きを簡素化してもらいたいと要望してきました。
 互助会当局は、今後の業者選定にあたっての日程案と、市労連からの要望に対する現段階での考え方を説明しました。
12月には委託業者を決定
 日程は9月から10月にかけて、数社に企画書案、見積書などの策定を依頼し、11月中に、市労連ともう一度協議をおこなったうえで、選定業者案を提示します。12月に委託業者を決定し、実施内容の詳細について協議していきたいとしています。
新しい貸付制度へ
 10月からの互助会貸付制度について、互助会単独の貸付制度がなくなり、「金融機関への貸付あっせん制度」を導入することになりました。金融機関は広島銀行です。貸付金額は10万円以上300万円以下(1万円単位)で、利率は固定金利2.85%、用途は物品購入、旅行、レジャー資金などです。返済期間は最長8年。貸付条件は20歳以上の職員(最終償還時の年齢が満60歳以下)です。手続きは、互助会窓口で申込用紙及び会員証明書を受け取った後、金融機関に申込み手続きをおこなうことになります。
 貸付けについての詳しい内容は、互助会の通知等をご覧になってください。


児総センター支部 定期大会開く
住民とともに広島の療育を守ろう

 市職労児童総合相談センター支部(児総センター支部)は9月13日、第26回定期大会を開催しました。昨年の全障研全国大会を経て、結成された広島乳幼児サークルの活動や、こども療育センターの建て替えに関する運動について、それぞれとりくみが報告されました。
療育に関わる責任自覚して
 近年の大きな課題となっている「発達障害児支援」について、各こども療育センターから現状が報告され、大会参加者で意見交換をおこないました。塩見支部長は「センター支部は人数は少ないけれども、広島の障害乳幼児に関わる大きな役割を果たしている。多忙ななかでも支え合いながらがんばっていきたい」とのべました。


市嘱託労組学校給食調理員支部 第1回学習交流会
安心して働ける職場へ

― 「いま」をどうするのかが問われる ―

市嘱託労組学校給食調理員支部は9月13日、中区地域福祉センターで、17名が参加して、第1回学習交流会をおこないました。
秋闘へむけ展望を語る
 亀井市嘱託労組委員長が、人事院の「給与等に関する報告の骨子」について説明しました。説明のなかで、亀井委員長は「勧告」と「報告」の違いや、年金支給開始年齢の引き上げなどについて、わかりやすく丁寧に話し、秋の賃金闘争への全組合員の参加をよびかけました。
職場実態を出し合う
 職場での嘱託職員の責任や役割について話し合いました。時間内に作業が終わらない深刻な職場実態(特に正規職員1人配置校)や、各職場ごとに違い周知されていない衛生管理の問題など、さまざまな懸案が出されました。
現状打開へ向けて
 子どもたちに安全でおいしい給食を提供し、安心して働ける職場にしていくためには、「いま」をどうするかが問われます。みんなで意見交換し、知恵を出し合い、懸案の解決に向けてとりくみを強化していくことを確認して散会しました。


市職労は組織・賃金学習会を開きます

9月29日 13時30分〜16時30分
グリーンアリーナ・中会議室

 市職労は9月29日、13時30分から16時30分まで、グリーンアリーナ中会議室で、組織・賃金学習会を開きます。いま職場ではさまざまな問題がうずまいています。現場では「これを何とかしたい」との思いもありますが、同時に、「どうにもならない」というあきらめがまん延しています。
職場を変えよう
 組織・賃金学習会は、「どうしたら職場を変えることができるのか」―労働組合の役割とは何か―を考える機会です。人事院勧告や人事委員会勧告を受けて、今年(2013年)の賃金確定闘争をどんなふうにたたかうかを学ぶ機会です。
 職場の様子をどうぞお聞かせください。交流をおこないます。組合員のみなさんのご参加を心からお待ちしています。ぜひ、お運びください。



自治労連第35回定期大会(8月25日〜27日、千葉市)に先立って開かれた各部会の総会のうち、社会福祉部会の定期総会の様子を続報します。

社会福祉・社会保障を私たちの手に

自治労連社会福祉部会第24回定期大会開く

 自治労連社会福祉部会は8月24日、第24回定期総会を開きました。12地方組織・38名(女性比率23. 7%)が参加しました。
社会保障のあり方、正念場
 塚本部会長は「7月の参議院選挙で自公が圧勝したが、国が進めようとしている社会保障の見直しを国民が支持したわけでなく、国民の要求、生活実態とのねじれは大きくなっている。政府は、社会保障制度改革プログラム法案の要綱を閣議決定したが、社会保障の改悪を進行管理するものである。社会保障のこれ以上の改悪を許すのか、基本的人権を守る社会保障を取り戻すのか、そのあり方をめぐる正念場を迎えており、自治体に働く福祉労働者として、参加者の活発な議論で総会を成功させよう」とよびかけました。
許すな、社会保障改悪
 運動方針案は、生活保護、障害者自立支援、児童福祉、介護保障などの課題・運動について具体的に提起。特に社会保障制度改革推進法は、自助共助を強調し、それで対応できない国民に限って「公助」すると、これまでの社会保障を根底から覆すものと方針の冒頭にあげ、社会保障改悪を許さない運動に全力を挙げることを訴えています。
代議員の活発な討論
 11名の代議員が発言。「児童虐待の増加で児童相談所の実施体制の強化が急務だが、社会福祉施設も充実されないと子どもたちの権利は保障されない」、「介護保険の軽度者外しについて、高齢者アンケートで半数の人が知らず、9割以上が困ると回答。住民とともに反撃を」といった発言がありました。
 総会は、運動方針、部会役員、総会アピールを採択し、閉会しました。